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第1種衛生管理者の合格法

2023年5月、第一種衛生管理者に合格した。
昨年9月に不合格になったときはかなり落ち込んだけど、リベンジが成功して、今とても嬉しい。

リベンジマッチを振り返り、よかったことや反省点をまとめた。
あなたが「効率よく・確実に・低コストで合格」するお手伝いになれば、さらに嬉しい。




自分にあったテキスト・問題集を選ぶ

衛生管理者で一番大切なことは、テキストと問題集選びだ。
自分の知識レベルに合わない参考書を選んでしまうと、理解するのに時間がかかるし、くじけてしまう。

私の第一の失敗は、実物を確認せずにテキストと問題集を選んでしまったことだ。
最初に行った書店では選択肢が少なく、「衛生管理者といえばこの先生が一番わかりやすい!」という口コミを信じて楽天ブックスで購入した。

ところが、その参考書はイラストもなく、淡々と説明が書いてあるだけ。
理系や現場ですでに勤務している人なら問題ないのだろうけど、私にはわかりにくかった。

そこで2回目の受験では、資格試験に力を入れている別の書店にいった。
たくさんある選択肢から、これなら自分に合いそうだと心から思えるテキストと問題集を選んだ。

リベンジに貢献してくれたテキスト・問題集

以下は、リベンジ合格に貢献してくれた本たち。

🌸ユーキャンの第1種・第2種 衛生管理者 速習レッスン


ダントツのわかりやすさなので、本屋さんで見比べてほしい。
説明がとことんわかりやすい。
そしてたくさんのイラストや表が理解をさらに助けてくれる。

🌸ユーキャンの第1種 衛生管理者 重要過去問&予想模試

問題の並び順がカンペキ。
労働生理 → 労働整理(有害)→ 労働衛生→ 関係法令(有害)→関係法令
という順番がとても勉強しやすかった。
見開き左に問題が2問ずつ、右に回答解説がのっているので、すぐに答え合わせができる。
解説はこれを知っていれば解けるというポイントがまとめられているので、職場や外出先で勉強するときはこれ1冊で充分だった。


🌸第1種衛生管理者過去8回本試験問題集(新星出版)

回答が別冊になっているので、答え合わせがしやすい。
8回分をひたすら繰り返し、アウトプットの精度とスピードを上げた。
衛生管理者は過去問が重要といわれるので、8回分では足りないかなと思ったけれどちょうどよかった。


🌸大量に覚えて絶対忘れない 紙1枚勉強法(棚田健大郎 著)

なかなか覚えられないのに、忘れやすくて困っていたところに救世主が現れた。

労働生理 → 労働整理(有害)→ 労働衛生→ 関係法令(有害)→関係法令の順番で勉強すると、関係法令が終わる頃には労働生理を半分くらい忘れている。

この本は、前に学んだことを忘れずすべての科目を均一に覚えている状態にするために、大いに役に立った。

ちなみに、著者の棚田さんはYouTubeもおもしろい。

一発合格するか、二段階で合格するか

暗記が苦手なくせに、私は元上司への見栄から一種一発合格にこだわった。受験料を2回支払った今となっては、つまらない見栄などはらなければよかったと思っている。

実は、衛生管理者一種は二段階で合格を目指せる。
1回目は二種を受験し、合格後に「特例第一種衛生管理者試験」を受験するという方法だ。

1回目は有害業務以外の勉強に集中し、2回目の「特例」では有害業務の勉強に集中できる。
受験料と会場に行く手間は2倍になるけれど、勉強はぐっと楽になる。
暗記が苦手な人や勉強時間の確保が難しい方は、こういう戦略を検討してもいいと思う。


終わりに

不合格から半年間、「勉強すれば誰でも受かる」とか「過去問をひたすら解けば受かる」という言葉をずっと疑っていた。
もう一生合格できないかもしれないと思っていた。
でも、そんなことはなかった。
いいテキストと問題集に出会い、それらを毎日コツコツ解いて、忘却対策をしっかりすれば、みんな合格できる。
どうかあきらめずに勉強を続けて、合格を掴んでほしい。

最後までお読みいただきありがとうございました。



おまけ(自分にごほうび)

合格にはモチベーションの維持が
欠かせない。

どうしても合格したかった私は
自分にある約束をした。

「合格したら、
なんでも好きなことに
1万円を使っていい」

私は時間給で働いているので、
生活費に余裕はない。

それにミニマリストを
目指しているので
普段から
ものを買わないように
している。

でも、
今回は好きに1万円を
使うことを自分に許した。

かじえりさんおすすめの
デパコスを買ってもいいし、
回らないお寿司屋さんにいったっていい。

突然、気持ちが切り替わった。

また不合格になるかもという
不安やストレスの隣に
1万円の使いみちを考える
わくわく感が生まれた。

そのおかげで
どんなに疲れていても
過去問を解く体質になった。

1万円の使いみち

合格後、1万円は書籍とおやつに姿を変えた。

①書籍


「中国の埋められた銭貨」(三宅俊彦著)
中国で出土した古い銭貨を研究した考古学の専門書。

考古学には縁もゆかりもないけれど、
読んでみたくなったので選んだ。

②おやつ
「瑞花」
新潟県のちょっといいお煎餅。

いろんな味があって
楽しいし美味しい。

ちょっといいスーパーで
ちまちま買っていたけれど
5,000円分大人買い。

おすすめは、チーズ味と枝豆味。
そして季節限定のトマト味。

私は飲まないけれど、
味が濃いめなので
お酒にもあうはずだ。

一番大きな段ボールで届いたのに、
あっという間に食べてしまった。

どうしよう、また食べたい。

今度買うときは
簿記3級合格後と決めている。
さあ、また問題集を開くとしよう。

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