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麻雀note書きおじさん(笑)は「ウルトラクイズ」と聞けばウズウズしちゃいます

ちょっと前にサッカーのnoteでおじさんの昔話を書きましたが、意外に読んでもらえたみたいです。そのことに味を占めたおじさんは、再び昔話を書くことにしました。テーマは「ウルトラクイズ」です。ちゃんと後半には麻雀のnoteらしくなりますので、見捨てないでください(笑)。




30年前のおじさんは自称クイズマニアでした

今ではフザけたnoteを書いているおじさんですが、30年前はクイズマニア(自称)だったんです。まずは、おじさんの30年前がどんな感じだったかを見てください。


あの動画で火が点いちゃいました

このnoteを書くきっかけは、先日公開された1本の動画でした。

クイズの出題から解答するまでが長げぇ(笑)。この動画を見た私は、「完全に俺向けの動画じゃないですか〜」って勘違いしちゃいました。というのも、

動画内で紹介された小学館の雑誌『幼稚園』の2021年12月・2022年1月合併号が、私の家にあるからです。ツイートにある通り、私は付録のウルトラハットを大晦日に組み立てました。それにしても、なんて有意義な1年の締め括りだったんでしょう(笑)。

今でもウルトラハットが手に入るか調べましたが、どうやらバックナンバーはないみたいですね。欲しい方はフリマアプリなどでどうぞ。私にお願いしてもダメだよ。

他にも、我が家には『アメリカ横断ウルトラクイズ』にまつわる物がいろいろとあります。まずはこちら。

私が初めて買った6巻は穴が空くほど読みまくったのでボロボロです

ウルトラクイズの本。番組で使用した問題(ペーパーテスト含む)が収録されています。ちゃんと全16巻揃えたんだぜ。さらに、

ウルトラクイズ関連の書籍はまだ私が未入手の物があるみたいですね
『ギミア・ぶれいく』って番組を覚えていますか?
30年前のクイズ好きはみんな持っていたはず

こんな感じで、30年前の私はそれなりにクイズ好きでした。特にウルトラクイズが大好きで、大学時代に3回出場して、東京ドームの人工芝を踏んだこともあります。でも、それって自慢にはならなくて、○×クイズで1問正解すればグラウンドに降りられるんですね。なぜって、2問目は○と×とでスタンドとグラウンドに分かれるから、クイズを無視すれば人工芝は必ず踏めるんですよ。

そういえば、某麻雀系動画制作関係者さんのツイートに対して、私がウルトラクイズについてリプしたことがあったなぁ。そのツイートは某Mリーガーさんに紐付けされていて、Mリーガーさんが私のツイートに反応したんですよ。奇遇なことに、そのMリーガーさんは私の最も尊敬するクイズプレーヤーさんと出身地が同じで、そのレジェンドプレーヤーと私はかつて…(以下長くなりそうなのでさすがに自粛します)。


おじさんが学生だった頃はクイズブームでした

おじさんが子供だった1980年代は、視聴者参加型クイズ番組が毎日のように放送されていました。『アップダウンクイズ』『クイズグランプリ』『クイズタイムショック』『三枝の国盗りゲーム』『世界一周双六ゲーム』…いろいろあったなぁ(ちなみにクイズ番組を思い出すためにWikipediaで調べたのは内緒です)。『ベルトクイズQ&Q』が放送終了して、その後釜が『スーパーダイスQ』なんてこともあったっけ。

中でも、おじさんが子供の頃にハマったのが『アメリカ横断ウルトラクイズ』でした。年1回の放送で、19時半から21時までの放送枠で3〜4週続けて放送していましたね。おじさんは第6回から見た記憶があります。

高校時代は3年連続で『全国高等学校クイズ選手権』に出場して(成績は惨敗w)、大学進学後はすぐクイズ研究会に入会しました。いやぁ~あの頃はマジで楽しかったなあ。楽し過ぎて勉学が疎かになっていましたね(笑)。なんとか4年で卒業したけど。

私が大学生の頃に、「クイズブーム」ってのがやって来たんです。90年代に入り視聴者参加型クイズ番組は激減しましたが(『パネルクイズアタック25』と『100万円クイズハンター』くらいでしたね)、その代わりにガチめのクイズ番組が生まれました。前述した『アメリカ横断ウルトラクイズ』に加え、『史上最強のクイズ王決定戦』と『FNS1億2,000万人のクイズ王決定戦!』が、当時は3大タイトルみたいに思われていましたね。

もちろん、私も3つとも参加しましたよ!出場資格は特にありませんでしたからね。応募さえすれば予選は自由参加でした。結果がどうだったかは聞かないでください(笑)。

私が所属していたクイズ研究会は、どちらかといえばエンジョイ系でした。ガチめの人もいれば、ウルトラクイズだけ参加していた先輩もいたっけ。活動は、まずワンテーマのペーパーテスト10問を1〜2セットやってから(出題は任意)、その日の担当者がいろいろな形式でクイズを数十問出題していました。早押しクイズがほとんどで、大抵はクイズ番組のフォーマットをそのまま拝借していたでしょうか。

当時の私は、サークル内では出題者側に回ることが多いほうじゃなかったかな?クイズに答えて正解するのはもちろん好きでしたが、クイズを作るのも好きでしたね。特に、冒頭の「10問クイズ」は、私が毎週のように出題していました。「これとこれは出題順を入れ替えよう」とか「10問目にオチみたいな問題が入れられるか?」とか、いろいろと頭を捻っていましたね。

私がいたクイズ研究会はエンジョイ系サークルだったので、クイズ研究会としての活動よりも、むしろ「延長戦」がメインでした。まず、学食か大学近くのご飯屋さんで夕飯を食べてから、誰かのアパートに数人で押し寄せます。その後にゲーム(当時はスーパーファミコンでした)もしていたけど、お決まりは「中国語講座」だったなぁ。あっ、麻雀のことです(笑)。


早速「麻雀」をテーマにクイズを作ってみました

ここからは、前段にも書いた「10問クイズ」を披露していきます。言うまでもなく、テーマは「麻雀」です。

このnoteを公開するにあたって、私はオリジナルの10問クイズを2セット作成しました。1つは私が所属していたエンジョイ系クイズ研究会向けに作ったと仮定したもの、もう1つが今を生きる中級以上の麻雀ファン向けに作ったものです。何をもって中級以上の麻雀ファンと定義するかは、各々で判断してください。私にもプライドがあるので、クイズ作成に生成AIは一切使用していません。
(注:2023年7月にクイズを作成しました。その当時のデータを元に作成したものとお考えください。)

なお、「クイズ研究会向け10問」→「麻雀ファン向け10問」と出題してから、「クイズ研究会向け10問」→「麻雀ファン向け10問」の順に正解を発表します。1問ずつ解答して答え合わせすると次の問題の答えが見えてしまうおそれがあるので、いっぺんに10問回答してから答え合わせするのがベターです。もともと10問クイズは筆記問題を想定していますので、紙やペンなどがあれば良いでしょう。


エンジョイ系クイズ研究会向けの麻雀クイズ10問

Q1:将棋は「指す」、囲碁は「打つ」と言いますが、麻雀の場合はどのように言うでしょうか?

Q2:「麻雀」を英語で書いてください。綴りも正確にお願いします。

Q3:麻雀の4人打ち通常ルールで使われる牌の数は何枚でしょうか?

これを数えても無駄です

Q4:麻雀は基本的に競技中の私語は厳禁ですが、いくつかのケースで発声が許されています。点数申告を除くと、「リーチ」「ロン」「ツモ」「ポン」「チー」と、あと1つは何でしょうか?

Q5:もともとは「反則」や「ルール違反」という意味を持つ麻雀用語で、一般生活でも「失敗」や「うっかりミス」などといった意味で使われている言葉は何でしょうか?

Q6:1999年度のNHK杯で優勝した将棋棋士で、2023年より麻雀のプロ資格を得て、すぐさま麻雀界の最高峰リーグであるMリーグに参戦するのは誰でしょうか?

Q7:人気オンライン麻雀ゲーム『雀魂』に登場するキャラクターである一姫や、『中二病でも恋がしたい!』の小鳥遊六花、『約束のネバーランド』のノーマンなどでもおなじみの声優は誰でしょうか?

Q8:桃太郎電鉄では、シリーズによっては物件で「麻雀牌工場」が登場することもあります。その物件がある御坊駅が、実際に存在する都道府県はどこでしょうか?

Q9:『狂人日記』『怪しい来客簿』などの純文学作品を残した小説家の色川武大が、麻雀関連の作品を手掛けた時に使用したペンネームは何だったしょうか?

Q10:現在Mリーグでチェアマンを務める藤田晋氏が、2022年12月から社長に就任したJリーグのクラブはどこでしょうか?


麻雀ファン(中級以上)向けの麻雀クイズ10問

Q1:最高位戦プロ麻雀協会第48期後期のプロテストに合格して、初めて囲碁と麻雀の二刀流プロとなったのは誰でしょうか?

Q2:ズバリ、子の110符2翻は何点でしょうか?

100点未満はカウントしないものとしてください

Q3:日本プロ麻雀連盟で採用されているルールは主に2つ、連盟公式ルールとWRCルールがあります。では、WRCルールの派生版といえるWRC-Rルールの「R」とは、いったい何でしょうか?

Q4:過去2大会が行われている「神域リーグ」は、大会名が若干変更されています。2023年は「神域リーグ2023」ですが、2022年は何だったでしょうか?

Q5:かつて若手麻雀プロに贈られたタイトルの名前にもなっていた人物で、『月刊近代麻雀』を発刊する竹書房を創設したのは誰だったでしょうか?

Q6:日本プロ麻雀協会主催の女流雀王戦。初代女流雀王は、現在とあるMリーガーの奥様としても有名です。さて誰でしょうか?

Q7:RMUのホームページでは、B級ライセンス以上の選手の二つ名(キャッチコピー)を見ることができます。では、現在の令昭位である楢原和人プロの二つ名は何でしょうか?

Q8:麻将連合主催のオープントーナメントであるBIG1カップは、創設当初にはある野球選手の名前が付いていました。『〇〇杯 BIG1カップ』という名前で行われていましたが、〇〇に入る選手名は何でしょうか?

Q9:次に挙げる片山まさゆき作品を、連載が始まった順番に並べ替えてください。『打姫オバカミーコ』『ミリオンシャンテンさだめだ!!』『ノーマーク爆牌党』『牌賊! オカルティ』

Q10:漢字の読めない欧米人向けに数字入りの麻雀牌を作成し、『レッド・ブック』と呼ばれる麻雀入門書を出版したため、「アメリカ麻雀の父」とも呼ばれている人物は誰でしょうか?


おじさんが「麻雀」をテーマにして作ったクイズの正解

それでは、私が作成したクイズの正解を発表します。発表順はクイズ研究会向け10問→麻雀ファン向け10問なのでお間違えなく。次の問題の答えが見えてしまうのを防ぐためにも、まとめて10問解いてから正解を読むことをオススメします。


エンジョイ系クイズ研究会向けに作った問題の答え

A1:打つ
麻雀の場合、「放銃する・振り込む」にも「打つ」という動詞を使います。それと、「ですが・ますが」を入れた問題文を1つは入れておきたかった(笑)。

A2:mahjong
麻雀は英語でも「マージャン」ですが、綴りに注意しましょう。なお、大三元は「Big Dragons」、九蓮宝燈は「Nine Gates」と呼びます。余談ですが、ピンフ(平和)は「Peace」じゃなくて「All Runs」です。

A3:136枚
数牌はマンズ・ピンズ・ソーズが1〜9があって×3で27種類、字牌が東南西北白發中の7種類、よって麻雀牌は全部で34種類。これらが各4枚ずつ入っているので、花牌などを除くと136枚になります。

A4:カン
麻雀のルールについて回りくどく問う、クイズの問題らしい文章にしてみました。

A5:チョンボ
漢字で「錯和」と書きます。「錯」=間違い、「和」=アガリですね。

A6:鈴木大介
2019年に最強位を獲得。なお、将棋のNHK杯はタイトル戦ではなく一般棋戦に含まれるため、将棋よりも先に麻雀でタイトル獲得となりました。

A7:内田真礼
『雀魂』では、藤田佳奈も内田さんですね。そんなの常識にゃ!

A8:和歌山県
御坊市は熊野古道などでおなじみの都市なので、地理の知識があれば難なく解けます。なお、御坊市に本社がある大洋化学株式会社が、麻雀牌や全自動麻雀卓の国内トップシェアを占めています。

画像出典:Google Map

A9:阿佐田哲也
徹マンした時の「朝だ!徹夜!」がペンネームの由来という、嘘のような本当の話が残っています。

A10:FC町田ゼルビア
2023年は、青森山田高校をサッカー強豪校に押し上げた黒田剛氏を監督に招聘するなどでチーム強化が進み、J2前半戦を首位で折り返しました。J2で初めての新国立競技場開催を実現させるなど、意欲的なクラブ運営が注目されています。

クイズ作成者からのコメント:こういうものにも様式美があって、難易度がだんだん上がっていったり、問題が徐々に麻雀からかけ離れて行ったりします。10問目が「オチ」みたいな、ややふざけた問題になっているのもアリです。
クイズ研究会では、基本的にクイズ番組で出題されそうな問題(早押しなども含む)を想定してクイズを作成しますので、麻雀ファンから見ればイージーだったのではないでしょうか。ただし、ガチめのクイズ研究会は、番組とか関係なしに難易度が鬼のように高い問題を平気で作ります。さらに、よくあるクイズ番組では知識の総合力を問うことが多いため、出題テーマが麻雀でも答えが麻雀と直接は関係ないものになりがちです(7や8など)。


麻雀ファン(中級以上)向けに作った問題の答え

A1:小松大樹
日本棋院関西総本部所属の33歳で、段位は四段。CS「囲碁将棋チャンネル」の『第3回麻雀王決定戦』に出場したことがあります。ちなみに、父の英樹九段と母の英子四段も、ともに囲碁のプロ棋士です。

A2:7100点
110符2翻は、三槓子のみでアガった場合に出現します。ちなみに、子の110符1翻は3600点ですが、日本プロ麻雀連盟でも連盟公式ルールの改正で連風牌の雀頭を2符と計算するようになったため(それまでは4符)、110符1翻がほぼ見られなくなりました。

A3:赤牌
2023年より、WRC-Rルールを採用した「WRC-Rリーグ」が新設されました。初代王者は仲田加南プロです。なお、「WRC-Rリーグ」の正式表記は「R」を赤文字にします。

A4:神域Streamerリーグ
2022年には実写の配信者にも門戸が開かれていました。しかし、結果的にドラフト指名はゼロ。2023年はVtuber限定となったため、大会名称が変更されました。

A5:野口恭一郎
残念ながら、現在は野口恭一郎賞が休止しています。Mリーグが創設され、麻雀プロの人口が増えてきている今こそ、賞が復活してほしいですね。

A6:手塚紗掬
2001年に日本プロ麻雀協会に入会し、初代女流雀王を獲得。協会を退会後、結婚(もちろんお相手は佐々木寿人プロ)・出産を経て、現在は日本プロ麻雀連盟に所属しています。

A7:怪物
多井隆晴代表はおなじみの「最速最強」、松ヶ瀬隆弥プロはRMUのHPだと「一騎当千」です。「繊細なる超巨砲」はEX風林火山に入団した際に付いたものですね。

A8:王貞治
王選手の現役時代の背番号は1、つまりそういうことです。ちなみに、井出洋介プロのタイトル歴で、たまに「第2・4回王貞治杯ビッグワンカップ優勝」などと記載されていることがあります。

A9:『ノーマーク爆牌党』→『ミリオンシャンテンさだめだ!!』→『牌賊! オカルティ』→『打姫オバカミーコ』
『ノーマーク爆牌党』は1989年から、『ミリオンシャンテンさだめだ!!』は1997年から、『牌賊! オカルティ』は2000年から、『打姫オバカミーコ』は2004年から連載が始まっています。

A10:ジョセフ・パーク・バブコック
バブコック氏は、1910年代に仕事の関係で中国に赴任し、そこで麻雀の面白さに目覚めたそうです。その後、バブコック氏の尽力などもあって、1920年代に麻雀ブームがアメリカに到来しました。緑一色がアメリカ発祥なのは有名ですね。早押しクイズだと、「バブコック」という名字が出たら正解になるケースが多いはずです。

クイズ作成者からのコメント:中級以上の麻雀ファン向けに問題を作成しましたので、容赦しませんでした(笑)。全体的に難易度はやや高めに設定して、特にラストは鬼畜な難しさにしました。10問目が当たった方はおられるでしょうか。私もバブコックという名前は知らなかったので、問題作成のついでに覚えました。
麻雀ファン向け問題では、難易度を上げることに重きを置いています。しかし、クイズとしてのクオリティを落としたくはありませんでした。多少はクイズ作成者としてのプライドがありますので。そこで、クイズ番組で使われがちな時事問題や歴史問題を入れて(1や8など)、麻雀店のイベントなどでも使えそうな問題にしました。


おしまいに

『るみあきchanねる』のウルトラクイズ回が2023年7月10日公開だったので、本音としては日曜日の16日辺りにこのnoteを公開したかったんです。でも、Chat GPTなしでクイズ作るのって、案外大変なんですよ〜。虚偽情報が入っていないかとか、答えがちゃんと1つに絞れているかとか、チェックすることはいろいろとあるんです。とは言っても、30年前は生成AIなんて当然ありませんでしたから、ちょっとだけ懐かしい気持ちになってクイズを作りました。

そういえば、現在放映されている視聴者参加型クイズ番組って、『パネルクイズ アタック25 Next』くらいでしょうか。でも、アタック25Nextって、麻雀ファンとは縁が深いBS Japanextで放映しているんですよね。私は学生のうちにクイズプレーヤーから引退したけど、どうしよっかなぁ〜。今更出ても恥かくだけだろうし、本名で出場するのはイヤだなぁ。

念のため。参考にどうぞ。

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