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Mリーグ2023−24ファイナルで達成されるかもしれないと個人的に期待している記録についてまとめてみました

Mリーグというのは恐ろしいもので、まだ6シーズン目とはいえ、数々のジンクスが存在しています。たとえば、

ジンクスその1:昨年度優勝チームは連覇できないそれどころかファイナルシリーズにも進出できない

このジンクスに渋谷ABEMASが今シーズン挑んでいましたが、連覇を逃したどころか、6シーズン目で初めてファイナル進出が途絶えました。5シーズン連続3位以内(ていうか3位が4回続いた後に優勝)のチームが、まさかの5位敗退です。他にも、

ジンクスその2:レギュラーシーズン1位通過のチームは優勝できない
ジンクスその3:MVP輩出チームは優勝できない

という2つのジンクスが、今シーズンのU-NEXT Piratesにのしかかっています。Piratesはセミファイナルも首位を守りましたが、20-21シーズンでレギュラー・セミファイナルともに1位通過のABEMASは3位でした。ちなみに、セミファイナル1位通過チームの優勝は、21-22シーズンのサクラナイツが達成しています。

といったジンクスが存在しているMリーグですが、その他にも私個人が期待している記録がいくつかあります。それらをこのnoteで簡単にまとめてみました。

※このnoteで使用した画像は、注釈のないものについてはMリーグ公式サイトより拝借しております。




個人的期待①:初めての「2度目の優勝」を味わうのは?

Mリーグ2023−24ファイナルの組み合わせは、画像の通りとなりました。

この4チームにはある共通点が

奇しくも、歴代優勝チーム(ABEMAS除く)がファイナルに残ったわけです。優勝チームと当時のメンバーを並べ、現在も同じチームに所属している選手を太字で表示すると、

  • 2018−19:園田賢・村上淳・鈴木たろう

  • 2019−20:小林剛・朝倉康心・石橋伸洋・瑞原明奈

  • 2020−21:二階堂亜樹・滝沢和典・勝又健志

  • 2021−22:内川幸太郎岡田紗佳・沢崎誠・堀慎吾

(敬称略・各チームドラフト指名順、21-22シーズンまで3人編成可)

このようになります。なんと、全チームがメンバーの交代を経験しているんですね。つまり、太字の選手だけに「初の2度目の優勝」を勝ち取る権利があるわけです

その他の選手が、「チームは2度目の優勝だけど本人は初優勝」となります。それに該当する選手は各チームに2名ほどずついますが、KADOKAWAサクラナイツの渋川難波選手のみが「チームで自分だけ初優勝」の可能性があるわけです。つまり、

渋「わーい初優勝だ〜」
堀「難波ちゃん、僕らは2回目だよ?」

という会話が聞けるかもしれません(?)。


個人的期待②:プロ歴わずか1年でMリーグ優勝メンバーとなるのか?

Mリーグ2023−24のドラフト会議では、プロ1年目の選手が2名も指名されました。Mリーグの歴史において、ルーキーが指名されること自体が初めてでしたね。それが、将棋のプロ棋士でもある鈴木大介選手(BEAST Japanext)と、

画像出典:https://saikouisen.com/members/watanabe-futoshi/

渡辺太選手(赤坂ドリブンズ)でした。最高位戦日本プロ麻雀協会の入会が第48期前期ということは、2023年2月に入会。つまり、まだ1年ちょっとしか経っていないんですね。

それにしても、ふとっしーはややこしい(笑)。天鳳でダントツの実績があって、プロ転向1年で既に最高位戦A2リーグで、Mリーグ23-24シーズンは個人スコアが36名中12位の4着回避率が堂々の6位。それで今年は年男(24ではない)なのに童顔だから、見ているこっちとしてはバグるんですよ。

しかし、太選手がプロ歴およそ1年なのは紛れもない事実ドリブンズが優勝すれば史上最短キャリアでの快挙となります。そういえば、現在の記録保持者は自虐ビジネスの人初代天鳳位でしたね。プロ入りする人が続出していることからも、やはり天鳳位は「選ばれし者」ということなのでしょう。


個人的期待③:最も遅い役満がついに出る?それとも出ずに終わる?

これを読んでくださっている方にとって、「麻雀の華」といえば何ですか?私は「ドラ(多ければ多いほど良い)」ですけど(笑)、多くの方は「役満」だと思います。

ところが、Mリーグ2023−24のレギュラーシーズンもセミファイナルも終わったのにまだ役満が成就していません。21−22シーズンにセミファイナルで1回出ただけということもありましたが、ここまで役満がないのは初めてです。

むしろ、初めてのダブル役満(字一色小四喜)が出そうになりましたが、惜しくもテンパイ打牌で放銃。他にも、テンパイまで何度も漕ぎ着けていましたが、役満和了には至っていません。23-24シーズンはこのまま「役満が出なかったシーズン」として人々の記憶に残るのでしょうか?

ファイナルでの役満は過去3度。そのうち、

アミバなりかけ朝倉康心選手がアガった大三元が、優勝に結び付いた唯一の役満だったといえるでしょう。この1アガリだけで、優勝スコア244.7ポイントのうちの48ポイントを稼ぎ出したのですから。

やはり、優勝争いをするチームがファイナルで役満を出せば優勝シャーレにグッと近付けるということでしょう。いっそのこと、ファイナルで地和を出しちゃって、Mリーグ優勝と日清焼そばUFO一生分をいっぺんに持ち帰ってもいいんですよ?だから、

地和をスタッフが出している場合じゃないよ(笑)。


おしまいに

私が個人的に期待していることはざっとこんな感じですが、他にも見所はいっぱいあるはずです。推し選手やチームがファイナルに残っていれば、応援すればいいのだし。私みたいに、「とにかく熱い戦いが見たいよう」でもOK。

あくまでこのnoteは、Mリーグ2023−24ファイナルシリーズを楽しむための見方をほんの一例紹介したに過ぎません。どんな視点で見ようが、それは各々の自由なんだから。でも、SNSに選手やチームへの誹謗中傷を書き込んだり、しょーもない打牌批判をしたりするのはダメよ。

私に課題があるとすれば、「2試合目が終わるまで起きて視聴する」かなぁ(笑)。ジジイはつらいよ。
※その辺りの事情については、後日改めてnoteにする予定です。

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