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【単なる自主規制】麻雀note書きおじさん(笑)があえて使わないようにしている麻雀用語集

私はおじさんなので、頑固でこだわりが強いんです。noteに使う言葉にもそれは現れていて、私なりに「麻雀のnoteだけどこの表現はあまり使いたくない」ってのがあるんですね。そこで今回は、私があえて使わないようにしている麻雀用語の数々を見ていただければと思います。他人から見ればどうでもいいことなんですけどね。




プロ雀士

「プロ雀士」という言葉について、去年の今頃もnoteにしました。

繰り返しにはなりますが、「プロ雀士」という言葉を私があまり使いたくない理由の1つが、「『雀士』ってそんなに世間一般で通用しているのか?」という疑問から来ています。何度も書いていますが、私のnoteは麻雀のビギナー以下(つまり全く麻雀を知らない人も含む)である方々がメインターゲットです。よって、「麻雀でプロを名乗っている人」のことは、「麻雀プロ」って書いたほうが手っ取り早いんですね。「プロ雀士」にすると、先に「雀士」を説明する必要が生じるかもしれない。

麻雀をよく知らない人が「雀士」という字面を見れば、「雀を飼育する人」などと勘違いしてもおかしくないと私は思いますけど。「麻雀」を「まーじゃん」って読めて、それは牌を使うゲームのことだとなんとなく知っている人のほうが、若干多くないですか?これらはあくまでも個人的な見解ですけども、前掲したnoteにはもっと奇妙奇天烈な個人的見解を書きましたので、興味のある方はどうぞ。


女流プロ

上の「プロ雀士」って、おそらく囲碁や将棋の影響で生まれた言葉なのでしょう。麻雀の「女流プロ」も、同じような経緯で使われていると思うんですよ。「女流桜花」「女流最高位」「女流雀王」などといったタイトルもありますよね。

しかし、私は麻雀界で「女流」という言葉を使うのに、物凄く抵抗があるんです。なぜなら、麻雀のプロ資格やプロ試験には、多くの場合で女流枠が存在しないから。補足しておきますと、囲碁には女流特別採用試験があり、将棋にはプロ棋士とは別の女流棋士制度があります。

麻雀においては、ほとんどの場合で男女区別することなくプロ試験を実施していますよね。そこは囲碁や将棋と違うんじゃないかと。なので、私はなるべく「女性プロ」という言い回しを使っています。しかし、

麻将連合のツアープロ制度には、「女流ツアー選手」という枠があるんですね。さすがにそれは、言葉を変えるとおかしなことになります。「女流〜」というタイトル名も、同様の理由で変えるべきではないですね。でも、麻雀は男女混成が当たり前でもあるので(Mリーグなど)、未だに「女流」ってどうかと私は思うんですけどねえ。


対局

「対局」も囲碁や将棋の影響だと思うんですけど、私は「対局」を麻雀には使いたくないですね。

これは辞書を見てもらったほうが早いかも。

たい‐きょく【対局】
読み方:たいきょく

[名](スル)囲碁または将棋の対戦を行うこと。

出典:デジタル大辞泉「対局」

「囲碁や将棋の対戦」が「対局」なんですね。「麻雀」とは一言も書いていない。

そもそも、囲碁や将棋と麻雀では「局」の意味が違うんです。囲碁や将棋の場合、「名人戦第3局」といったように、「局=戦」という意味で「局」が使われています。1つの試合が「局」ってことですね。

しかし、麻雀では1つの試合の中に、さらに「場」や「局」というものがあります。親を誰がやっているかによって変わるのが「局」ですね。半荘だと局は8つ、東風は4つ。

こうして改めて見てみると、私はやっぱり麻雀で「対局」を使うのは違和感ありますね。SNSなどで「麻雀プロと対局してきた!」って見掛けると、「お前は一局戦をやってきたのか?」って思っちゃうもん(いや、言わんとすることはわかるよ?)。なので、私は「対局」ではなく「対戦」や「試合」って言うようにしています。


捨てる

麻雀では、手牌から不要になった牌を1つ河に出すことを「捨てる」といいます。「捨牌」という言葉もありますね。よく使われる麻雀用語ですが、私は「捨てる」を使わないようにしています。

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これはうろ覚えで申し訳ないのですが、確か麻雀の実況では「捨てる」を使わないようにしていると聞いたことがあったような。「捨てる」はネガティブに聞こえる言葉なので使わない、という主旨だったはずです。どこでどなたが言ったのか、すっかり忘れてしまいましたが。

「捨てる」を麻雀実況で使わないようにするのは真実か調べましたが、答えを導き出せませんでした。しかし、やっぱり「捨てる」をポジティブには捉えがたいと思うので、私は「捨てる」じゃなくて「切る」を使うようにしています。でも、結婚式では「捨てる」も「切る」もNGなんですけどね。


和了・和了る

もちろん私は「和了」も「和了る」も読めます。でも、私のnoteじゃどちらも使いづらいんですよね。前にも言いましたが、ビギナー以下向けのnoteですからね。そこで、「和了」(ホーラ・あがり)は「アガリ」、「和了る」(あがる)は「アガる」と書くようにしています。

「平和」は「へいわ」って読めちゃうので、麻雀用語として書く場合は「ピンフ」ですね。もちろん「断么九」は「タンヤオ」で、「立直」や「自摸」は「リーチ」「ツモ」。「一盃口」や「槍槓」は漢字で書くと収まりはいいけれど、やっぱり「イーペーコー」と「チャンカン」にします。「一気通貫」や「海底撈月」も漢字で書けばカッコいいんだけど、やっぱ「イッツー」と「ハイテイ」って書きますね。

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でも、さすがに「一発」や「三色(同順)」は漢字。「チートイツ」は「七対子」も使うことがあります。例外的に、役満だけは全部漢字にしますね。だって、「国士無双」「九蓮宝燈」「天和」「地和」って、どれも漢字で書きたくなりませんか?

まとめると、私のnoteでは基本的に「読んでもらえそう」な表現を優先させています。たまに「ここはあえて『ジュンチャン』ではなく『純全帯公九』にしておこう」なんて考えたりもしますが。とにかく、私は常に読み手の皆様のことを想像して書いています。だから、私のnoteはほとんど話し言葉で書かれているんですよ(生成AIには負けねえ!)。


おしまいに

このnoteは「こうしたら良くね?」っていう問題提起ではありません。単に「私はこうしています」という報告をしているだけです。私1人が「こっちのほうが正しいよ!」って吠えてみても、大勢の人が使う言葉のほうが正しいと判断されるものですからね。近い将来「ら抜き言葉」が文書でも使われるかもしれませんし。

でも、私が麻雀のnoteを書くために、いろいろと言葉を選んでいるのは知ってほしいなぁ。麻雀用語に限らず、始めから終わりまで一字一句を吟味して書いているんですよ。ChatGPTなどに私は頼らな…

頼ってた(笑)。


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