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ラブ アクチュアリ― (・・・ is all around)

2003年のヒット作。今でもイギリスやアメリカではクリスマス近くになると観る人も多いらしい。ラブコメの王道である。各役の心情に同調すると胸がキュンとなるし、笑いもあって楽しんだけれど、観終わってみると「作り過ぎ感」を少しだけ感じた。

誰しも感じたことのある切なさや幸福感を描いていて、こういう作品が観たい気分の時ならばぐっと引き込まれるだろう。本当に、愛は日常どこにでもある、のだ。そしてその愛に翻弄されるのも人間。傍から見ていると「あ゛~、それやったらアカンやつや!!」と思うけれど、渦中にいると判断がつかなくなっている自分、というのもよく分かる。泣いて笑って悩んで、それでいいんだなぁと思う。皆、不器用なんだ。


あまり良い予告編が見つからず、こちらは(25秒からが本作品)邦訳サブなし↓

やはり大衆受けを狙ってだと思うけれど、キャストが満遍なく豪華。ドイツ人女優のハイケ・マカッチが出ていて驚いた。そしてクラウディア・シファーがストーリ―の途中で何度か言及されるのだけれど、まさか出てくるのでは?!と思ったら本当に出演していた。ヒュー・グラントやキーラ・ナイトリーはやはり流石の演技だった。

ミスター・ビーンでお馴染みのローワン・アトキンソンは、意味としては「天使」の役だったらしい。買うべきでないプレゼントを買おうとしている客に対しては、丁寧にかつのろのろとラッピングをする店員。少年が、好きな女の子に自分の気持ちを伝えることを手助けするため、飛行場で係員の気をそらす紳士。気の利く演出だ。


こちらは2017年の「Red Nose Day Actually」の予告編、つまりその後のストーリー。

気になるからどこで動画が見られるかチェックしてみよう。

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