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The Gentlemen


こちらの予告編の方が長い(字幕なし)↓

ガイ・リッチー監督の作品はこれと、ロバート・ダウニー・Jrが演じるシャーロック・ホームズ、シャーロック・ホームズ・ダークシャドウの3本を観た。この3本について言うと、映像の色味や人物の描き方など、結構好きなのだ。他の作品は酷評を浴びたものもあったらしいけれど、次はキング・アーサーを観てみようかなと思っている。

The Gentlemenはイギリスに拠点を置く、アメリカ人の麻薬王ミッキー(マシュー・マコノヒー)の引退をめぐって起こる闘争を描いたもの。最初はタブロイド紙に雇われた探偵のフレッチャー(ヒュー・グラント→ ヒュー・グラントは実生活で散々パパラッチされているだけに、『皮肉なキャスティングだよ』と言っていた(笑)。)の視点からの憶測が入ったセオリーを基に、ストーリーが過去に戻って展開されていく。暗黒街のストーリーとなっても良さそうなものが、ユーモアを交えて描かれているので重さがなくて、良い。ミッキーは引退して自分のビジネスをアメリカ人富豪のマシューに売ろうとしていた。役者のマシューと、富豪の役柄の名前マシューが、ごっちゃになってしまいそうだった私・・・。

すごい名優揃いのキャスト。ヒュー・グラントは変なしゃべり方だったし(映画クラウド・アトラスで、弟を騙して老人ホームに送り込んだじいさんと同じ話し方)、コリン・ファレルも善人なのか悪人なのか分からない良い味を出していた。彼がストーリーの中で果たす役割は大きく、秘密兵器と言える。彼とジムのボクサーたちが来ていたチェックのトラックスーツは、ネットでも注文できる。このアウトフィットで歩いている人がいたらかなり目立つだろう(笑)。いやぁ~、良い味だ。

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笑いのツボというのは人それぞれだけど、自分はイギリスの寛大なユーモアが好きなんだなぁ、とつくづく思う。

そして、イギリスが舞台の映画で紅茶が出てくるとなぜか真似して飲みたくなる。私だって普段、朝は毎日紅茶か珈琲を必ず飲んでいるのに、なぜスクリーンではあんなに特別美味しそうに映るのだろう。

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2回観た作品なのだけれど、また観ると思う。

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