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2023.4.9 石川対富山(練習試合)観戦記

今年、新たに発足した日本海リーグが4月29日に開幕します。それに向けた練習試合が金沢で行われるとのことで、観に行ってきました。対戦相手である石川と富山の両球団はそれまでにも何試合かアマチュアチームとの練習試合を行っていますが、今シーズンの直接対決は初です。試合は9回裏を行わないという特別ルールの下で行われ、富山が石川を10-9で降しました。

2023年4月9日(日) 金沢市民野球場 13:00 PB
富山 044 000 002 =10
石川 000 103 05x = 9
富山:下沢(3)・林(2)・山川(1)・横井(2)-大上・加賀美
石川:藤川(4)・森林(3)・青山(1)・田中(1)-吉村・植
※カッコ内はイニング数、全員右投
本塁打 宮澤3ラン(6回)、高井ソロ(8回)ともに石川

シーズン開幕前ということもありますが、大味な試合内容でした。両チームでそれぞれエラーが3つ。今後、チームとして成熟度が上がった時に、どれだけやれるでしょうか。

投手で安定感が光ったのは富山の下沢投手(川越初雁高→都幾川倶楽部硬式野球団→BC信濃 23歳)は球速こそ130km/h台ですが、ゲームメイク能力に優れている印象でした。石川では森林投手(津端(←津幡。誤字失礼)高 20歳)が3回を無失点と好投。個人的に観られてうれしかったのは林投手(富山・桜井高→新潟医療福祉大 23歳)と横井投手(一宮高→名古屋大 早生まれ・22歳)。ともに課題が残る内容でしたが、今後の成長に期待しましょう。

野手では富山の石橋選手(富山商→金沢星稜大 23歳)に存在感がありました。6打席でヒットは1本でしたが、フェンス際への飛球が二つと、犠牲フライが一つ。2018年のセンバツでは智辯和歌山戦に富山商の4番センターで出場し、池田陽佑投手(現・立教大4年)からヒットを放っています。

守備や走塁で見せるシチュエーションがあまりなかったので、機会があればその辺りも今後注目して観てみたいと思います(高校時代に130km/h後半を投げていたようなので、肩は強いはず)。

この試合で残念だったのは、球場のスピードガンが不調だったこと。試合中盤からは完全に稼働を止めてしまいました。今後も行くことがある球場でしょうから、改善をお願いします。


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