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CAMPFIREで「いいね!」と思った表現まとめ

プロトタイピングに挑戦中の三十路SE、KendoLabです。
最近すっかり梅雨という感じで、ジメジメムシムシしてきましたね。自分は梅雨の時期が誕生日なのですが、正直梅雨は苦手なので早く夏になってほしいという想いでいっぱいです。。

さて、プロトタイピングが行き着くひとつのゴールとしてクラウドファンディングがあるということで、今回はクラウドファンディングサイトであるCAMPFIREの中で、興味が惹かれたプロジェクト記事の表現について考察していきたいと思います。

個人的に「いいね!」と思ったCAMPFIREの表現

今回、CAMPFIREの色々なプロジェクト記事を眺めていて、ビビッと来たものが二つあります。
一つ目が、中高生目線の様々な疑問をゲーム形式にした「なんで?2中高生編」になります。

ゲーム・サービスカテゴリーでは様々なボードゲームの開発プロジェクトが存在しますが、これはただ遊ぶだけではなく子供の気持ちについて学べて教育に役立つという点で他のプロジェクトとは少し違うなと感じました。

そして二つ目が、アプリに向かって笑顔を見せるとポイントが貯まるという、「笑顔アプリ」になります。

このプロジェクトは残念ながらSuccessはしなかったのですが、それ相応の額が集まっていますし、「世界中の笑顔を増やしたい」というコンセプトに魅力を感じました。

これら二つのプロジェクトの記事を見ていて、いくつか良いなと思った表現がありましたので、それぞれ以下に記載していきたいと思います。

まずは、「なんで?2中高生編」から二つ挙げていきます。

①「こんな人におすすめ」でターゲットがわかりやすい

「こんな人におすすめ」という欄で製作者が意図しているターゲットが挙げられており、例えば教師や教職課程の学生といった教育に携わる人が記載されているのですが、そういった方がこの記事を見たときに「自分のことか」と興味を持ってもらえる効果があるのではないかと思いました。
また、上記のような具体的なターゲットだけではなく、「ボードゲーム好きの方」という記載もあり、教育的な目的はなくても単にゲームとしても遊んでもらえるということが伝わってくるのも良いですね。

②ユーザーからの感想を見せられることで印象が強くなる

試作したゲームを実際に色々なユーザーに遊んでもらった感想が記載されているのですが、これも効果的な手法だと思いました。
やはり新しいものを世の中に出していく過程ではいかにフィードバックを得るかが大事ではないかと考えていて、もしマイナスなフィードバックが来たのであればその点を改良していけばより良いプロダクトになっていきますし、良いフィードバックについてはそれを紹介することで、興味を持ってくれている人に強い印象を与えることができるのではないかと。

イラストが使われているのもキャッチーな印象で良いですね

次に、「笑顔アプリ」から三つご紹介していきます。

③アプリのイメージが直感的に理解できる

こちらの画像は「笑顔アプリ」のイメージ画像なのですが、どのように使うアプリなのかが一枚で非常に分かりやすくまとめられています。これは非常に重要なことだと思っていて、文章だけではなくイメージでこれから作ろうとしているものがどのようなものなのか直感的に分かりやすくなっていることで、支援する側としても「これなら使ってみたい」と思って支援しやすくなるのではないでしょうか。

説明文も簡潔で分かりやすいですね

④プロジェクトの目標に共感できる

「目指したい社会の未来」として、「世界中の全ての人達の笑顔を増やしたい」「誰かの笑顔がまた別の誰かの笑顔になる仕組みを作りたい」「気持ちの余裕や思いやりを持って相手に優しく出来る世界を作りたい」ということが語られています。
とても壮大な目標だと思う一方で、このプロダクトを作ることで本気で社会を良くしていきたいと思っていることが伝わってくる文章になっており、素直に共感できると感じました。このように、ストレートな表現でプロジェクトにかける想いを示すことが、共感を得て支援を集める一番の近道なのではないかと思います。

⑤プロジェクトに直接的に関係ないことで親近感が持てる

最後に、プロジェクトとは直接関係しないものの効果的だと感じた表現について書いていきたいと思います。それは、最後に余談として書かれている、プロジェクトにピッタリと合致する有名な楽曲について紹介されている部分です。

AIさんの「ハピネス」、私も好きな楽曲です

誰もが知っていると思われる楽曲とプロジェクトを重ね合わせることでメッセージがより伝わってくる効果もあると思いますし、何よりこの部分でプロジェクトオーナーの人となりがとても伝わってくる感じがしたんですよね。プロジェクト記事ではただ直接的なことを書くだけではなくて、こういった間接的にプロジェクトを表すような表現を加えることで、親近感を持ってもらうということが重要なのではないかと思いました。

あとがき

ここまで、私がCAMPFIREの記事で良いと感じた表現について書いてきました。まとめると、いかにプロジェクトで実現したいことを支援者候補にダイレクトに伝えるか、また親近感を持ってもらい共感してもらうか、ということが大事なのではないかと思います。
そのために使える表現、テクニックを今回いくつか学ぶことができたので、今後何かしらアウトプットしていく中で参考にしていきたいです。

以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。

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