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DELE A2 受験(当日編)

5月13日に DELE A2 を受験してきました。
受験の様子についてレポートします。

口頭試験

DELE は4技能(読解、聞き取り、文章表現、口頭試験)がありますが、口頭試験は個人ごとの面接が行われ、受験者によって受験時間が異なります(これは英検でも同じですね)。
今回は東京・市ヶ谷のインスティトゥト・セルバンテスにて口頭試験を受けてから、大妻女子大学で読解、聞き取り、文章表現の受験となりました。
今回は運よく1日で4技能の試験を受けられましたが、人によっては口頭試験が翌日になることもあります。
試験は11:45集合、12:00開始でしたので、11:15頃に市ヶ谷の駅に到着し、カフェで時間調整をしてから挑みました。
受付後、しばらくすると名前が呼ばれたあとで試験準備室に向かいます。A2ではTarea 1 から Tarea3 まで3つの大問がありますが、ここでTarea1用のカード2枚とTarea2,3用のカード2枚を渡されます。好きなテーマを選んで口頭試験を受けることができます。今回、Tarea1は自宅について、Tarea2/3は買い物についてのカードを選択しました。準備時間はテーマ選択も含めて12分で、紙に話す内容をメモすることはできますが、試験中にそのメモを見ることはできません。
その後、実際の面接に入ります。面接官と審査員の先生がおり、試験中は審査員の方とは会話をしませんが、審査員も評価を行います。面接官と審査員の評価が40%/60%の割合で得点になります。語彙、文法、会話内容の一貫性等の評価基準が細かく規定されています(公式ホームページに採点方法が載っています)が、過去について聞かれている場合は過去形で答えるようにすれば大きく点数を落とすことはないはず…と思います。
選んだテーマの質問内容はパソコンのディスプレイで確認ができるので、その質問に沿って話せばよいのですが、少し飛ばしてしまったような気がします。
Tarea3の会話についてはあまり準備ができていなかったものの、ホームパーティーの食べ物の買い出しがテーマだったので、「飲んべえがいるからビールは必要だ!」と話し、面接官の方も笑ってくださったので何とか形にはなったのではないかと思います。
面接が終わったらそのまま会場を後にしました。12:30でした。

空き時間の使い方

大妻女子大学で読解、聞き取り、文章表現の試験は14:30 集合 15:00 開始でした。昼食はとるとしてもその後1時間以上待ちが発生します。
カフェで勉強することも考えたのですが、同じように考えている受験者が多いことを想定して今回はレンタルスペースを借りて休憩することにしました。混んでいるカフェで勉強をするのはどうにも集中できませんし、周りに同じように勉強している人が優秀そうに見えたりするものです。
レンタルスペースを借りたおかげで集中して読解の問題を解くことができ、空き時間の使い方としては個人的には大成功でした。

筆記試験

筆記試験の受験者は A2 については東京会場で100名弱でした。昨年11月と比較して少ないように感じられましたが、これは4月にもDELEが開催されたためと思われます。
A2といえども、テストの説明はすべてスペイン語で行われます。ですので、どのような流れで試験が進むのかは把握してから試験に臨んだほうがよいと思います。
A2は読解60分、聞き取り45分、作文45分ですが、読解と聞き取りの間には休憩時間(PAUSA)はありません。2時間近くトイレにいくことができなくなるため、試験前にトイレに行くことをお勧めします。今回の会場には時計はありましたが、ない会場もあるので持って行ったほうが良いです。別途試験官から試験終了15分前と5分前に案内があります。
読解と聞き取りは鉛筆(シャープペンシル不可)でマークシート式、作文はボールペンで記入します。当日忘れた場合は貸してくれるようです。
個人的な試験の出来としては、読解は事前にやっていた問題集よりも易しく感じられました。聞き取りも簡単に感じた問題が結構ありましたが、聞こえた単語を拾っただけでは答えられない内容もありましたが合格ラインには届いていることを期待。作文はあとで気づいた文法間違えがあり、活用については復習が必要に感じました。18:00試験終了でした。

試験後

1週間アルコール断ちをしていたので、前から気になっていたビーフキッチンスタンド西新宿点にお邪魔をしてワインを飲んで一人打ち上げをしました。ここのグラスワインはスペインワインでした。リーズナブルなおつまみも多くオススメです。

こぼれワイン

合格発表は3か月後。合格していたら来年5月目標で DELE B1 を受験しようと考えています。

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