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【2024年10月】ESPACT始動公演 出演者オーディション

2024年新設のイマーシブシアター創作団体「ESPACT(エスパクト)」です。

この度、ESPACT始動公演として10月にイマーシブシアター作品を上演します。それに伴い、主演含む若干名のキャストをオーディションにて募集させていただきます。

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募集期間
6月2日(日)20:00 〜 6月23日(日)18:00

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▼ ESPACTとは?

ーこれは、“謎のあるイマーシブ“。

「ESPACT(エスパクト)」は、イマーシブシアターと謎解き制作に特化した俳優で構成された創作団体。『謎のあるイマーシブ』をコンセプトにしたイマーシブ作品を創作し、観客の「閃き」で展開してゆく新しい物語体験を提供する。

散りばめられたヒントを繋ぎ、真相に辿り着けるか。
《話し、閃き、動き出す、あなただけの物語。》

「ESPACT(エスパクト)」は、イマーシブシアター(体験型演劇)謎解き制作に特化した俳優で構成された、2024年4月1日新設のイマーシブシアター創作団体です。

メンバーは、横山統威吉野めぐみ藤井千咲子橘沙穂徳岡あんな大﨑萌々香山本美佳わたなべゆうた梅田脩平、他裏方メンバーの全10名。裏方メンバーを除く全メンバーが俳優として出演とコンテンツ制作も担当します。

数あるイマーシブ作品の中でも『謎のあるイマーシブ』がコンセプトの作品を作ることを理念としており、観客自身が自らの行動によってストーリーの中に隠されたヒントや登場人物との交流によって得る情報をもとに「閃く」ことで物語の真相にたどり着く体験を提供することを目指しています。


▼ イマーシブシアターとは?

日本語で「体験型演劇」「没入型演劇」と呼ばれ、2000年代ロンドン発祥を皮切りに、数年前から日本でも認知度を上げてきている演劇のジャンルの一つ。

特徴として「会場全体が舞台」であることが挙げられ、従来の舞台鑑賞のように「観客が座って観る」という構図ではなく、特定の客席を設けず、観客が自らの意思・もしくは登場人物の誘導により移動することを前提として作られることが多く、会場自体も劇場に限らず物語のコンセプトに沿った様々な場所で開催されることがある。

一般的な演劇は客席と舞台上が完全に分離している別空間として作られ舞台上の俳優から観客を認識することを前提として作られていないことが多い(例外あり)のに対し、
イマーシブシアターは「観客と登場人物の会話」や「物理的な近距離」などを用い、登場人物と観客がお互いを認識し交流することを前提として作られ、観客は当事者として物語の中に入り込んだような感覚になる。


▼公演概要

タイトル:ESPACT始動公演「(タイトル未定)」

公演日程
:2024年10月3日(木)〜10月6日(日)
※9月30日(月)〜10月2日(水)劇場リハ・仕込み

会場アトリエ第Q藝術(東京都)

公演回数:全8回(予定)

稽古日程:2024年8月中旬〜9月末日(都内)
※7月中旬にビジュアル撮影有り
※集中稽古期間は原則NG不可

主催・主宰:横山統威
作・演出 :藤井千咲子
企画・製作:ESPACT

▼作品概要

今回、ESPACT(エスパクト)が制作するのは、観客が物語の一部となる「イマーシブシアター」と、閃きで謎を解く「謎解きゲーム」の楽しさをミックスした新しい体験型演劇 “謎のあるイマーシブ”

会場全体や登場人物との会話に潜んでいるヒントを集め、物語の真相に近付くことを目的とし、観客の「閃き」で物語が展開する。その回に参加した観客の物語の進め方次第でエンディングが変わるマルチエンディング演出に挑戦し、無数に枝分かれしたストーリーの中から、その日その場にいた観客のみが味わえる「希少“体験”価値」の高い作品を目指します


▼オーディション概要

募集期間:6月2日 20:00 〜 6月23日 18:00
一次合否:6月25日中にご連絡
実技審査:6月28日〜30日に実施
※事前にNGをご提出いただき日程を調整いたします
※実技審査の結果は合否に関わらず7月初週中に全員にご連絡いたします

▼応募条件

・満18歳以上の男女(経験不問)
・上記、公演期間と稽古スケジュールに参加可能な方
※最終稽古から遡って約10日間は集中稽古のため原則NG不可
※劇場リハ・公演期間は終日NG不可
・7月中旬のビジュアル撮影に参加可能な方
・都内稽古場(世田谷区・中野区予定)に通える方
・出演料以外に交通費などの支給がないことをご了承いただける方
・出演料:あり(※金額は出演内定後に面談の上決定)

▼応募方法

下記フォームよりご応募をお願いいたします。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeg9ISOws9_Lm9mm-jsXleTw6Mx30jvRZiAIbe7PmGRWSZj3Q/viewform


▼主宰からのメッセージ

ESPACT主宰 横山統威

ESPACT主宰をつとめます、横山統威です。
主宰と言っても偉そうな感じは全くないです。
実は…初めての主宰です。今までリーダー的な立ち位置になった事がなかったので探り探りですが、しっかり引っ張って行けるように頑張ります。
そして皆さんと同じくオーディションで選んでもらう側なので「こういうオーディション・現場は嫌だ」という感覚が凄くわかります。そこら辺も安心してください!

僕は元々、祭nine.というアイドルグループとして活動していました。
歌って踊ってトークして、ファンの方に応援してもらって生きてきました。
2022年にグループが解散して、そこから俳優として舞台を中心に現在も活動しています。

その中で、リアル脱出ゲームで知られるSCRAPさんの体験する物語Projectというイマーシブシアターのコンテンツに出演させて頂いた機会がありまして。
僕はコロナ禍から謎解きというものを大好きになってプライベートで沢山遊んで虜になりました。
遊びに行っていたところの作品に、今度は演者として関われたことが、とっても幸せでした。
そこでイマーシブシアターに触れて、そしてESPACTのメンバーと出逢いました。

ESPACTのメンバーは、ただ出演をする俳優たちではなくて。
どうしたらもっと面白くなるか、楽しんでもらえるかを考えて動いて演じる。そんな方々だと思ってます。

なので、台本覚えました!いい感じで芝居します!ではなく、
この作品を、役をより良くするために楽しんで考えて表現できる方と出逢いたいなと思っています。
もちろん自分自身もどんどん成長していきます。全然まだまだですし。
一緒に昇っていけたら最高です。

ただ沢山稽古して完成させた作品を客席に向けて上演する従来の演劇とは違って、そこにある世界で目の前で起こる出来事に役として生きて、臨機応変どころじゃない対応力が求められて、いい意味で正解がないアドリブをひたすらかまし続けるイマーシブシアターの面白さ。
これをノリノリで作っていきたいです。

そこに謎解きという気持ちよすぎる閃きが足されることによって、より自分が行動して物語が動いたという達成感に繋がる気がしてます。
それぞれみんな得意不得意あると思いますが、それさえも個性になるような、素敵な作品を共に作り上げていきましょう!

誰かを笑顔にしたい人、
表現することが大好きな人、
モノづくりを永遠と楽しめる人、
エンターテイメントで生きていきたい人、
是非ESPACTに触れに来てください。

ご応募お待ちしております!
そして先に言います、これからよろしくお願いします!


▼作・演出からのメッセージ

作・演出 藤井千咲子

初めまして。ESPACT始動公演で作・演出を務めます藤井千咲子です。
普段は自分が主宰している演劇ユニットで演劇を作ったり、俳優としていろんなところでお芝居させていただいたりしていて、ESPACTのメンバーとはイマーシブ作品で共演して出会いました。
「謎のあるイマーシブを作りたいんだ〜」という横山統威の声で集まって、ここでも作・演出をやらせてもらうことになりました。

今作は「時代や時間を越えること」がテーマになりそうです。思いだったり、物理的にだったり。まだはっきり決まってませんが、個人的にファンタジーでありファンタジーでないみたいな世界感が好きなので、そういう作風になるかと思います。

「謎のあるイマーシブ」なので、謎解きゲームのゲーム性はもちろん入ってくるのですが、人の人生をおもしろ半分で遊ぶような作品ではなく、ちゃんと登場人物が生きてきた過去とか行動の理由とか、間近で見て接しても心から信じられるような、ドラマも全然諦めないものを作ろうと思っています。

イマーシブ作品に出演して思うことは、他のジャンルに比べて必要な筋肉が違うな、ということです。
舞台で言ったら、自分が舞台上に居るときに出てくるはずの共演者が出トチって出てこなくて、アドリブでその場をつなぐ時の筋肉が近い気がします。あれに近い状況が、多々起こります。こっちが予測していない受け答えや行動をお客さんはするし、上演時間=演技している時間なのでどんな状況でも芝居を切って素に戻るのは許されないからです。

その分、設定と人物構築さえ完璧にしていれば、ここまで制約の中で自由に遊べるジャンルはないし、セリフであってセリフでない本心の言葉が出てきて自分で驚いたこともあるし、お客さんとその日だけの奇跡的にビューティホーな瞬間を共にしたこともあります。つまり、イマーシブシアターって面白くて楽しいです。可能性に満ちたジャンルだと思っています。

稽古では、セリフを覚えてシーンを作る普通の稽古ももちろんしますが、登場人物の解像度を限界まで上げるような稽古を多めにすると思います。どんな時に、どんな球がとんできても、役で打ち返せるようになるための訓練のような稽古です。で、絶対できるようになりますので、アドリブ苦手でも全く問題ないです。演劇の経験がない方でも、先述した通り要る筋肉が違うので気にされなくて大丈夫です。

最後に。
無名の団体、無名の作家が応募してくれる方に渡せるものって限られていると思っています。たくさんのお金や、キャリアの一番上に書けるような実績は、申し訳ありませんがお渡しできません。ですが、渡せるものが少ないからこそ、やれることは全部やりたいと思ってます。
これまで私が書くときにこれだけは約束すると誓っているのは「俳優ごと好きになる役」「やってよかったと思える役」を絶対に書くことと、次につながる時間になるよう努力することです。わかりやすいものじゃなくて申し訳ないですが、皆さんにとって有意義な時間になるよう精一杯努めます。

そういう思いでいるので、ざっくりとした登場人物像はありますが、役に合う人を探してるというより、俳優が決まってから「この人がやるならこんなのが素敵だろうな」と、その人の声や姿を思い浮かべながら贈り物のつもりで書くと思います。(頑張ります、、)
募集要項にある「できるのにどこにも披露したことがない(披露したい)特技」に、是非なんでもいいので書いてください。面白そうなら入れ込みます。この作品で披露して「仕事でつかった」という事実を作ってしまえばいいです。次のために利用してください。

長くなりましたが、読んでくださりありがとうございます。一緒に作品を作るのを楽しみにしています。


たくさんのご応募お待ちしております!!

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