記事一覧
デザートフラワー(エスパース・サロウ)
宿命のうえに咲き誇る ―彼女は、今を生きるシンデレラ
数々の一流ファッション誌の表紙を飾った世界的トップモデル、ワリス・ディリーの自伝「砂漠の女ディリー」をワリス本人による監修のもと映画化。ソマリアの遊牧民家庭に生まれ、貧しい少女時代を送ったワリス。やがて故郷を飛び出し、大都会ロンドンでトップモデルへと転身を遂げるが、その胸中には衝撃的な過去が秘められていた。エチオピア出身の現役トップモデル、リ
パンク・シンドローム(エスパース・サロウ)
手助け無用だ、ケガするぜ!
フィンランドの知的障害者4人で結成されたパンクロックバンドの日常を追ったドキュメンタリー。それぞれ知的障害を抱えたペルッティ、カリ、サミ、トニが結成し、4人の個性がぶつかり合うパンクロックバンド「ペルッティ・クリカン・ニミパイヴァト」は、施設や社会への不満をシンプルかつパワフルな音楽で表現し、障害者や健常者の垣根もなく聴衆を魅了している。そんな4人の練習風景や仲間同士
フランシス・ハ(エスパース・サロウ)
ハンパなわたしで生きていく。
アカデミー脚本賞にノミネートされた監督作「イカとクジラ」のほか、「ライフ・アクアティック」などウェス・アンダーソン作品の脚本にも参加しているノア・バームバック監督が、ニューヨークを舞台にモダンダンサーを目指す主人公の女性フランシスと、彼女を取り巻く奇妙な友人関係を、モノクロの映像でいきいきと描いたドラマ。モダンダンサーを目指し、ニューヨーク、ブルックリンで親友ソフィ
マン・オン・ワイヤー(エスパース・サロウ)
空に、夢に、近づきたかった。
1974年8月7日、フランスの大道芸人フィリップ・プティは、地上411メートルに達するニューヨークのワールド・トレード・センターの2つのタワー間で、命綱もつけずに綱渡りを始める。中止されないように、全てを事前に計画して……。当時の映像や計画を支えた友人らのインタビューを交え、“史上、最も美しい犯罪”とも言われた綱渡りの様子を追うドキュメンタリー。第81回アカデミー賞
メアリー&マックス(エスパース・サロウ)
ある日、しあわせの手紙がやってきた―。
短編アニメ「ハーヴィー・クランペット」でオスカーを受賞したアダム・エリオット監督の長編デビュー作となるクレイ・アニメーション。ニューヨークに住むアスペルガー症候群の中年男性マックスと、メルボルンで暮らす孤独な少女メアリー。彼らが20年間に渡る文通を通して強い絆を育んでいく様子を、ブラックユーモアを交えながら描く。声優陣には「リトル・ミス・サンシャイン」のト
メリエスの素晴らしき映画魔術&月世界旅行(エスパース・サロウ)
映画史上初のSF映画『月世界旅行』幻のカラー版がデジタルリマスターで甦る! “映画の父”ジョルジュ・メリエスのドキュメンタリー
「映画の父」といわれるエジソンやリュミエール兄弟から、奇術師ジョルジュ・メリエスによる特撮・SF映画の誕生など映画創世記の歴史を振り返るドキュメンタリー。メリエスの代表作「月世界旅行」のカラーフィルムをデジタル修復する作業工程や、トム・ハンクス、ミシェル・ゴンドリー、ジ
モンキービジネス おさるのジョージ著者の大冒険(エスパース・サロウ)
もういちど、毎日が冒険になる。君となら。
世界中で広く愛される絵本「ひととまねこざる」(おさるのジョージ)シリーズを生み出したハンス&マーガレット・レイ夫妻のドキュメンタリー。ドイツのハンブルグ出身で、パリで暮らしながら児童向けの本を作っていたハンスとマーガレットは、そこで後のベストセラー「ひとまねこざる」の主人公となるキャラクター、おさるのジョージを生み出した。やがて第2次世界大戦が始まり、ユ
逆行(エスパース・サロウ)
逃げるな、走れ
ドナルド・サザーランドの息子ロッシフ・サザーランドが主演し、言葉も通じない異国の地で激情にかられて殺人を犯してしまった医師の逃亡劇を描いたサスペンス作品。ラオスでNGOの医療ボランティア活動に従事するジョン・レイクは上司から2週間の休暇を取るように勧告され、激務により疲弊した体を休めるために南部のリゾート地コーン島にやってきた。宿でくつろぎ、夜には近くのバーでバーテンダーと意気投
人生、ここにあり!(エスパース・サロウ)
未来は自分で照らすのさ。
法律により精神病院の撤廃が進められていた1980年代のイタリア・ミラノを舞台に、実話を映画化したコメディドラマ。革新的な考え方をもつネッロは労働組合から疎まれ、精神病院から追い出された元患者たちの協同組合に左遷される。精神病の知識などないネッロだったが、元患者たちとあらたな事業を立ち上げるために奮闘する。
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人類遺産(エスパース・サロウ)
そうして、人類の時代は終わりました。
ナレーションと音楽を排して食糧の生産現場を見せつけた「いのちの食べかた」や、夜に活動する人々を描いた「眠れぬ夜の仕事図鑑」などを手がけてきたドキュメンタリー作家のニコウラス・ゲイハルター監督が、世界70カ所以上におよぶ廃墟の姿を捉えたドキュメンタリー。高度経済成長を支えたマンモス団地をはじめ、かつては人でにぎわったテーマパーク、劇場など、人間の手によって作り
彼が愛したケーキ職人(エスパース・サロウ)
悲しみが、甘い涙に変わるまで
イスラエルの若手監督オフィル・ラウル・グレイツァ監督が、同じ男性を愛した2人の男女の姿を描き、イスラエルのアカデミー賞といわれるオフィール賞で9部門にノミネートされたほか、国外の映画賞でも多数の映画賞を受賞した作品。ベルリンのカフェで働くケーキ職人のトーマスと、イスラエルから出張でやって来る妻子あるなじみの客オーレンは、いつしか恋人関係へと発展していった。「また1ヶ
北朝鮮をロックした日 ライバッハ・デイ(エスパース・サロウ)
北朝鮮で海外ミュージシャンとして初のライブを行うことになったロックバンドのライブ開催までの混乱の1週間を追ったドキュメンタリー。2015年、祖国解放70周年記念日に海外からミュージシャンを招くこととなった北朝鮮政府は、スロベニア(旧ユーゴスラビア)のロックバンド「ライバッハ」を招へいする。ナチスを思わせる制服姿や軍隊を思わせるサウンドから、ヨーロッパでは何かと問題視されているライバッハだったが、北
もっとみる眠れぬ夜の仕事図鑑(エスパース・サロウ)
「おやすみなさい」の、そのあとで
『いのちの食べかた』がロングランヒットを記録したニコラウス・ゲイハルター監督が、夜に活動する人々に着目したドキュメンタリー。ヨーロッパ10カ国で14カ月にわたり撮影を敢行。世の中が寝静まる夜に働く人や遊ぶ人、介護される人、死にゆく人などを映し出すことで、現代社会の夜の真実を浮かび上がらせていく。
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嗤う分身(エスパース・サロウ)
お前は、俺だ。自分は、誰だ。
文豪ドストエフスキーの名作「分身」の舞台を近未来的世界に置き換え、「ソーシャル・ネットワーク」のジェシー・アイゼンバーグ&「アリス・イン・ワンダーランド」のミア・ワシコウスカ共演で映画化した不条理スリラー。不器用で気の小さい青年サイモンは、向かいのアパートで暮らすあこがれの同僚ハナを望遠鏡で覗くことだけが楽しみの孤独な生活を送っていた。そんなある日、サイモンの職場に
We Margiela マルジェラと私たち(エスパース・サロウ)
姿を消したデザイナー “白”に隠された秘密―。
ファッショニスタから熱烈な支持を受けた「メゾン マルタン マルジェラ」のデザイナー、マルタン・マルジェラについてのドキュメンタリー。
公に姿を見せず、書面のみのインタビューで「I=私」ではなく「We=私たち」で答えるなど、メディアに対し匿名性を貫いたマルジェラ。1997~2003年にはエルメスのウィメンズ・プレタポルテのデザインを手がけファッション