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サイドバックの人必見!海外のサイドバックの特徴!

今回は僕がスペインのチームでサイドバックをプレーしていた経験も交えて、スペインのサイドバックの特徴について書いていきたいと思います。

それでは見ていきましょう。 vamos!

日本人にサイドバックが多い理由

まず、海外のチームで日本人がサイドバックで活躍しているケースは非常に高いです。

最近で言えば、マルセイユの酒井宏樹選手や長友佑都選手、少し前で言えば内田篤人選手、酒井高徳選手などです。

ではなぜ、日本人が活躍出来るのか、日本人サイドバックが海外で求められる理由を見ていきましょう。

サイドバックの特徴1

特徴の1つ目は運動量の豊富さです。

日本の練習には昔から根性論で、走るという練習が根強く残っていて、日本人は運動量に関しては高いと思います。

ですが、スペインのチームで素走りの練習をした事は8年間の僕のスペインでの経験で一度もありませんでした。

スペインでは運動量というのは試合や練習の中で最大値を高めていくものであり、また無駄な動きを無くすため試合中どこで走るべきか、どこで休むべきかというのを頭に入れながらプレーしています。

そこは日本と違う考え方ですが、日本人選手の運動量は高いので、海外のチームでサイドバックとして使われる事が多いです。

サイドバックの特徴2

特徴の2つ目は献身的なプレーです。

日本人は歴史的背景や文化的背景からみて、リスペクト精神を持ち集団行動を好む人種です。

出る杭打たれる。という言葉があるように人と違う事をする人間や自己中心的な人間を嫌うため日本人は周りに合わせようとする習性があります。

その性格がサッカーにも出ていて、監督の言う事は絶対で、チームのためのプレーを最優先します。

チームのためのプレーを優先する、つまり献身的なプレーはサイドバックにはとても必要な特徴ですあり、守備はもちろんですが、いくら疲れていても攻撃参加もするサイドバックはとても評価が高いです。

サイドバックの特徴3

特徴の3つ目は戦術理解度が高いということです。

日本の選手ではあまり見ませんが、海外の選手ではサイドバックの戦術理解度はとても高いです。

良い例を出すと、マンCのジュアン・カンセロ選手はよくボランチの脇のスペースでプレーをする事が多いです。

マンCは常に両ウイングの選手がワイドに開いているので、そのスペースを活用するためにサイドバックがボランチの脇に入ってプレーをしています。

俗に言う偽サイドバックってやつですね。

他にも引退してしまったラーム選手やバルサのセルジ・ロベルト選手もボランチとサイドバックの両方をこなせる選手で戦術理解度はとても高いと言えます。

サイドバックの特徴4

足が速いことです。

これは必ずしもってわけではありませんが、大抵のサイドバックの選手は足が速いです。

理由は相手のウイングとマッチアップするからです。

基本どのチームも足が速く、能力の高い選手をウイングに置きます。

そのため、そのような選手達とマッチアップするには足が速いという能力は必須だと思います。

実際にフランスの日刊紙の[Le・Figaro]の調査によると、1位のエムバペ選手やサラー選手、オバメヤン選手など世界のトップウインガーがトップ10位にランクインする中で、サイドバックのカイル・ウォーカー選手やナチョ・フェルナンデス選手などもランクインしています。

最後に

このように色々なサイドバックの特徴を挙げてきましたが、これはあくまでも僕がスペインのチームでサイドバックを経験してきた個人の意見なので、これが絶対正しいとは言えません。

ですが、日本とは違い海外のサイドバックの選手は少なくとも今挙げた特徴が備わっていました。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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