見出し画像

どこへ行きたい?

時間というのは過ぎて見れば物凄く早い。(時は金なり)

10代の頃はとにかく野球。大学では武道。卒業後20代はわりとガムシャラに寺で修行をしていて、気づけば今月で33歳を迎える。

今の自分の姿を大学生の頃は想像すらしていなかった。これで良かったのか悪かったのか、、、想像以上の部分もあるから当時の自分に「10年後にはこうなれるからがんばれ!」と言いたい反面、「10年の間に色々背負って生きてます」と言うのも現実だ。

きっと又10年後の自分も想像を超えているのだろう(良い意味でか悪い意味でかはわからないが)

30歳を過ぎる頃まで頭なんか使わずひたすら気合いだけで乗り切ってきた(スポーツ推薦的なやつだったので学校の勉強なんかした事もなかった)
しかし若い頃ほどの瞬発力(身体だけでなく気持ちも含めた)と、無限のように感じた時間という物は今の私には無いので、ここへ来て初めて頭を使うと言う事を覚えたのだが、これが案外楽しいのだ。

そして今回そんな私が書きたい事は人生において結局のところ

何が欲しくてどうなりたくて、誰を見てどこを目指すか

と言う事だ。

格闘家としては33歳のオールドルーキー。
ジムでは10個以上年下の選手が多いし、今からUFC王者になれるとは思っていない(やってやる!という気持ちだけはあるが)

だが今の環境において限られた時間の使い方や効果的かつ自分に必要な練習を考え、いったい自分がどこまで行けるかと言う事に興味がある。

その第一歩として今年はまず老舗団体のプロになりたい。そしてそこで満足せず近い将来何らかの実績が積めるところ迄は行きたい。

その後の事は又その時に考えよう。上を目指し過ぎて現実とのギャップを感じるより、格闘技が好きだからこそ今を大切にコツコツとやっていきたい。野球部時代に野球を嫌いになりかけたような思いはしないと決めた。


治療家としては来年の国家試験を受からない事には何も始まらない。今年一年が将来を左右するのだろう。
格闘技を始めた事で様々な出会いの中で学ぶことが多く、徐々に自分の方向性も定まってきた。まずは国試だが、その後は大学院進学も視野に入れている。

目標は変わらず

東洋医学で日本の医療を変える

今後も師匠からしっかりと学んでいきたい。


そして私はこんなだが曲がりなりとも僧侶という仕事をしている。一生修行と言われればその通りなのだろうが、一応自分の中での一通りの修行は終えた。そしてその延長線上に鍼灸があった。

目標というならば江戸時代のお寺のように

鍼灸治療で人を救えるお寺

という物を作れたらと思っている。法事や葬儀も勿論大切だが、生きている人を救う事も本来の寺の役割なのではないだろうか。


色々書いたが自分の中では全て繋がっていて、いつか点を線にする。

今はその個々の点を大きくしている段階だ。

好きな事ばかりを好きなようにやっていると思われているようで、実際にあーだこーだ言われる事も多いし、何も分かっていない人に分かったような口を聞かれる事も多い。

好きな事を好きなだけやっているのは事実だが、この環境を作るまでの気が遠くなる程の段階があったし、ただで与えられたわけではない。同じ事をやってくれと言われれば皆んなが皆んな出来る事ではないと言う自負がある。
それに好きな事をやると言うのは覚悟のいる事だ。

何を言ったって結果で見せるしかないのも現実。

最後に必ず形にして見返す。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?