失敗恐れずチャレンジ

よく「若いうちにいろいろなことに挑戦しましょう」と言われますが、実は挑戦できる人とできない人の違いは、失敗に対する考え方だというのが分かっています。

簡単に言うと、失敗を恐れなくなれば、挑戦する楽しみしか残らないので、いろいろなことに挑戦できます。

つまり挑戦力を高めるには、失敗しないようにするのではなく、失敗してもいいと思えるようになる。または失敗を楽しめるメンタルと作ることが非常に重要だということです。

失敗したらヘコんでもいいのです。

失敗してもヘコまないとか、全く気にならないというには、逆に言えば学ばない人ですから、それはそれでよくありません。

失敗すのはいいけれど、そこから多くを学び、失敗してもただでは起きないと言った感覚を作ることが大事なのです。

サラ・ブレイクリーさんをご存知でしょうか。

経験ゼロ、元手はわずか500ドルで補正下着のスパンクスというメーカーを作って成功した起業家で、いまや個人資産10億ドルの超資産家です。

子供のころ、父親はいつも彼女に「今日はどんな失敗をしたんだい？」と聞いていたそうです。

そして、失敗したことを話すと褒めていたと言います。

つまり、失敗するということは「チャレンジをしている」ことだと教え込むために、今日はどんな失敗をしたのかを聞いていたのです。

そして、失敗がなかった日はチャレンジをしなかったのですから、チャレンジして失敗した日を褒めるということを続けたわけです。

それによって、彼女の起業家マインドが鍛えられてきました。

こんな風に失敗してもヘコまないメンタルどころか、失敗を恐れず新しいことにどんどんチャレンジできる根拠なき自信を育てていくのは凄く大事なのです。