個人の価値とは
こんにちは、きかわです。週5日通勤の1週間が始まりました。だるいですね。
さて、週末で『お金2.0』という本を読みました。もう少しで読み終わるのですが、思った以上に面白い本だったので、備忘録として書き記しておきます。
お金の歴史は100年くらいと、思ったより浅いこと。だからお金に対する価値観の変化はあっても不思議ではない。今は紙きれで通貨と認識しているが、これからの世代は仮想通貨などのトークンが通貨であることが当たり前と感じている生き方をしていく。
35歳までの知識が自分の常識と捉える脳の構造になっているらしい。それより若い世代の当たり前を、理解できないバグは仕様である。
お金には消費資本と金融資本がある。金融資本はお金がお金を生む仕組みなので礼賛されがちだが、消費資本をベースにどのような金融資本がリターン率を高めるか決まるので、消費資本を捉える自分磨きが必要。
今までは資本主義の世の中だったけど、お金があっても満足できない人が増えてきた。今の社会人は、もともと食うに困らない幼少期を過ごしてきた人が多いから、「お金があればあるほどいい」マインドを育ててこなかった。それが正しいことだと思っていない。
個人の価値は実用、内面、社会的価値の3要素で決まる。
価値を提供するとはすなわち他人の欲望を満たすこと。
ライブコマース、中国では爆発的に売れる。日本はこれから来る?
といった感じでした。経済システムは自国通貨のみで生まれてきたが、これからは経済圏を作り出すことができる、かもしれない。
この「かもしれない」は、ビットコインが流行した2017年頃からずっと言われているけど、なかなか実現しませんね。評価経済は一歩間違えばマルチだもんな。
「善い行いが蓄積できるシステム」って素晴らしいと思うんだけど、善い行いを規定するもの、規定する人が絶対的に不足していますよね。いたらその人は神なので、存在しないのが当たり前なんですけど。
オンラインサロン!とか、クラウドファンディング!とか、アレルギーな自分がいます。社会的資本の増加に繋がっておらず、私利私欲が見え隠れするからなんでしょうね。何か良い取り組みがあれば知りたいです。
あー、まだまだ思考と整理が必要だ。ではまた。
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