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スピリチュアル系の、ニーチェっぽい偽の量子力学は、既に土着宗教と言って良い。

量子力学は物理学の一つです。
原子や、それにより出来ている全ての物質は、粒子と波動性の両方を持つ…と言う事から始まる科学です。

ところで、スピリチュアル系、精神世界系の界隈では、引き寄せ理論なる独特な解釈が人気になっている様です。
量子力学の「意識効果」とか「観測者効果」と言うものを曲解して、スピリチュアル系の話にしてしまっている事象ですね。

その言説はまるで、フリードリヒ・ニーチェの様です。ニーチェは「自己の都合の良い様に、世界を再解釈する」事を主張しました。
と、言う事は、ニーチェは科学の実験など任せられない人物ですよね?

日本のスピ系も「観測者の意識により世界を変えられる」と言っているのですから、言っている事は同じです。つまり、量子力学をスピの役に立つ偽科学に変質させて悪用している訳です。

それは、科学技術で達成した事を、偽って意識等の力による物だと言う姿勢にも繋がります。
この日本独特の偽科学によるスピリチュアルは、騙す側は悪質である可能性が高いでしょう。

スピリチュアル系の人々は、この引き寄せ理論は日本人が大昔から言って来た事だとよく言う様ですが、確かに精神論とか気合いとか一致団結と言った物を、別の言い方で言い換えているとも言えますね?
と言う事は、この独自解釈は既に土着宗教の様な物になっているのでしょう。


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