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未経験広報のすゝめ!社内コミュニケーションから始めるのが吉

#ヌーラボ真夏のブログリレー2024

ヌーラボの前田カトレーナ琴美です。このブログは、ヌーラバー真夏のブログリレー2024 Businessの11日目のブログとして更新しています。


社内コミュニケーションを任された経緯

こんにちは、前田カトレーナ琴美です。早いものでヌーラボに入って9ヶ月が経ちました。ちょうど1年前に面接してたな〜、なんて懐かしく思います。
 
入社したのが2023年10月1日。ヌーラボが翌年3月で、20周年になる節目の年でした。さらにヌーラボは、2022年6月に上場しています。会社のフェーズもありますが、組織が急拡大し、会社全体が変化の時期でもありました。20周年を機に、さらに社内の雰囲気を盛り上げていきたい、ということで社内コミュニケーションを担当することになりました。

入社初日に代表取締役社長の橋本さんとコミュニケーション部部長の坂本さんと記念の一枚📷

ヌーラボのコミュニケーション部とは

私が在籍するコミュニケーション部は、入社する前の2023年8月に誕生しています。「双方向のコミュニケーション」を大切にしたいという想いで、 広報部ではなく"コミュニケーション部"という名前が付けられました。現在は3名で活動しており、それぞれがユニークなバックグラウンドを持っています。

通称:お祭り隊

写真左の坂本部長は元大手自動車メーカーのグローバル広報、写真右のアンヂェラさんはヌーラボの元人事、そして真ん中の私が元テレビADという経歴の持ち主です。個性が武器になる会社で、潜在的な能力も含めたポテンシャルが発揮できる環境だと自負しています。

またコミュニケーション部では、3つの柱を立てて活動しています。

  1. 社内エンゲージメント

  2. 社外広報・PR

  3. ソートリーダーシップ(特定ジャンル内で影響力のあるリーダー/企業になること)

どれもヌーラボを盛り上げていくのに必要な要素です。まずは社内エンゲージメントを高め、社員(以下、ヌーラバー)が"このチームで一緒に仕事できてよかった"と思ってもらえるような仕組み作りに挑戦しました。

4つの施策にチャレンジ

入社してから主に4つの施策を行ってきました。全ての取り組みに対してアンケートを実施したので、そちらの結果も踏まえてご紹介していきます。

1.デジタルチームブック作成

Cacooで作成した個人のデジタルチームブックページ

施策内容

まずはどんなヌーラバーが働いていて、どんな業務を担当しているのか明確にしたいと考えました。またフルリモートで働く我々にとって雑談する機会が少なく、パーソナルな情報が少ないため、いざ話すとなると話題が見つかりません。そこでプライベートな内容も含めてヌーラバー同士のオンラインプロフィール帳を作成することにしました。個人のページ他、組織図にチーム説明ページと個人ページのリンクを貼り、一目で誰がどこに所属していてどんなことをしているのかが分かりやすくなりました。

Try Result and Next Action

実際に運用を開始して、「1on1の時に話す材料になった」という声や新入社員の方から「どんなヌーラバーが働いているのか分かりやすい」といった声を頂きました。また人事部からこのシートを利用して、新入社員紹介を行いたいとお声がけいただき、部署を超えて利用していただくことになりました。

嬉しい反面、検索のしづらさや更新頻度が低いなど、まだまだ改善の余地があるなと感じています。ヌーラバーが継続的に利用してくれる工夫を考えていこうと思います。

2.ヌーラボのイベントがわかるWeekly Nuus

Typetalkのトピックで@here通知

施策内容

Weekly Nuusは毎週月曜日に弊社が使っているコミュニケーションツールをを利用して、全社員に向けて配信しています。内容はその週に行われるイベントや、公開予定のプレスリリースの情報を掲載しています。またイベント等にはリンクも貼り、参加したいヌーラバーに情報がすぐ届くようにしています。

ヌーラボには、コーヒー代が出るSmall Talkや、会社に伝えたいことがある場合に利用してもらうお便り箱という制度があります。それらのリンクも貼っておくことで、利用を促す役割もしています。

添付した写真以外に、月頭には周年ヌーラバーと新人ヌーラバーを紹介し、これから入ってくる方と長年頑張ってくれている社員のお祝いをしています。

Try Result and Next Action

Weekly Nuusの配信を始めたことで、「ヌーラバーの活動を知るきっかけになったり、その週のイベントごとやお祝い事を把握する事に役立っている」。また、「行方不明になりがちな情報のリンクが記載されているので助かっている」という声をいただきました。さらに「会社のことを知る・もっと興味を持つために必要」と言って頂き、継続することの大切さを実感しました。

アンケート結果より情報量が多いという声があったので、2週間分のイベント情報を1週間分にし、気軽に読める工夫を行いました。他にも重点施策など全社員が意識するようなものを固定するのもありという意見を頂いたので、今後生かしていきたいと考えています。

3.各拠点でのオフィスギャザリング開催

2024年6月に開催したオフィスギャザリングin福岡
チームビルディングの一環。紙タワーを高く積み上げたチームが勝利

施策内容

四半期に一回開催しているオフィスギャザリングでは、福岡本社・東京支社・京都支社に所属するオフィスメンバーに参加いただいています。ランチやディナーを一緒に食べながら、普段リアルで会わないメンバーと交流する貴重な機会になっています。

またゲームを交えたチームビルディングも合わせて行い、オンラインでは見えないヌーラバーの一面が垣間見れます。この企画はコミュニケーション部だけではなく、社員も巻き込んで実施し、より多くの参加してもらえるような雰囲気作りを行っています。

Try Result and Next Action

参加したヌーラバーからは、「他部署の方とのコミュニケーションがスムーズになった」や「他部署と定例MTGが実現できるきっかけになった」また、「今後も継続して頂きたい取り組みですの一つ」という意見を頂き、早期開催を望む声も届いております。

一方で、現状では他拠点へ行く機会が少ないため、所属していないオフィスの方との交流を期待する方もいらっしゃいます。さらにはワークショップな取り組みを行ってみたいという意見もいただいているので、都度アップデートを行い、参加者が増える仕掛け・仕組みを考えていく必要がありそうです。

4.国内のヌーラバーが集まるGeneral Meeting開催

集合写真

施策内容

社内コミュニケーションを担当するきっかけにもなった全社総会(General Meeting)を、2024年3月13日〜15日の3日間開催しました。5年振りとなる開催で、今回は国内3拠点(福岡・東京・京都)に所属するメンバーが参加しました。『Nullimit!~Do more,[  ]together!~』をスローガンに掲げ、社員一人一人が、[  ]の中に入る言葉を考えて参加しました。この企画は実行委員会メンバーを有志で募り、25名が名乗りを上げてくださり、11月から約5ヶ月間一緒に考えて行いました。詳しい様子はぜひ、以下のブログをご覧ください🙏

Try Result and Next Action

General Meetingはコロナ禍以降開催できておらず、ヌーラバーがリアルに集まる機会はほとんどありませんでした。開催してみて、「他の課の方と話すことでやっていることや頑張ろうと思っていることが 分かり、もっと自分も頑張ろうと思えました」や、「この3日間を通じてヌーラボのことをより好きに思いました!」、「会社=楽しいというマインドになりました。めっちゃモチベーションが上がりました!」など、嬉しいコメントをたくさん頂きました。

アンケートでは、ご自身のヌーラボや周囲に関する理解度の変化では98.3%の方が理解が深まった、まぁまぁ理解が深まったと回答しました。またご自身のヌーラボや周囲に関する意欲(モチベーション)に変化はありましたか?という問いに対しては96.77%の人が理解が深まった、まぁまぁ理解が深まったと回答。結果を見て改めて開催した意義を感じました。

今回は20周年ということで、規模も大きくなりました。年に一回は全ヌーラバーが集まる機会を作りたいので、今後はローコストで出来ることを企画し、できれば海外拠点を超えて交流できる機会も作っていきたいと考えています。

社内コミュニケーション施策をやってみて

オフィスギャザリングで司会している様子

入社前のイメージは広報=メディア対応だと思っていました。なので入社時は「社内コミュニケーションって広報なのかな?」と少し疑問に思っていた部分がありました。

実際に社外広報を始めてみて、いかに社員や社内の動きを知っておくことが重要かを理解できました。特に弊社のようなBtoBの企業だとリソースが限られ、会社の取組みや代表取締役社長のこと、イベントを企画するなど、ネタが限られてしまい、社内のことをよく知っておかないとメディアの方へ売り込みも出来ないと実感しています。

また社内コミュニケーション施策に取り組むと、徐々にですが社員の社内への貢献度が高まり、会社への帰属意識が生まれているのが分かります。その一人ひとりの従業員の行動が社外の人にも伝播し、ヌーラボブランドの印象付けています。自然と社内インフルエンサーが誕生・育成されているような感覚です。

広報は社外広報のようなメディア対応だけではありません。どんな種類の広報も一人ではできず、必ず社員の力が必要になります。 この人のためなら力になりたいと思ってもらえる存在へ、社内コミュニケーションを通じてまず自分がなることが重要だと感じました。

最後に

個性豊かな社員が集まるヌーラボ。仲間とコラボレーションして仕事を楽しくし、一緒に働きたいという方はぜひ採用ページを確認してみてください!
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