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牛のお尻で性格の悪さを自覚する

2週間ぐらい前に転職活動が終わっていた。なんとなく良い感じのところにご縁を頂いたのでありがたいと思っている。

仕事内容も前よりは良さそうだが、会社としても良いと思う。日本のしにせ企業だ。メンタルをやられてから改めて思ったが、私は割と、体裁や外面、どんな組織に属しているかを気にしているんだと思う。高校大学と「イイ」学校にいて、そこでのできは良くなかったけど、それで満足だった。外から見れば「あの優秀なXX高校の生徒」だからだ。こういう書き方をすると性格の悪い奴だが、私はそれで結構メンタルが保てていたんじゃないかと思う。
前職は、100-200人規模の別に有名ではない企業だった。入社当初は、私は外面で自分の価値を決めつけない人間だと思い込んでいたので、別に有名でないことは問題でなかった。(そして、また性格の悪いことを言うと、有名でない組織のほうが、自分より文化的レベルの低い人が多いと思ったが、自分は分別のある人間だと思い込んでいたので、気にしないことにしていた。)

まあそれから紆余曲折あって、会社を休職・退職してしまうんだけど、改めて、私は小さい組織で1番手で活躍する(or1番手であることを目指して活躍する)よりも、大きな組織の最下位地点でいる方が向いていると思う。鶏口ではなく牛後なのだ。

新しい職場では、一生懸命にやるが、がんばらないことにする。体調は思ったより簡単に壊れるし、壊れたら戻すのが大変だからだ。
それから、自分にも他人にもイイ人ぶらないことにする。私は結局プライドが高く、それで自分や人を判断するところがあり、その癖を持ち続けるつもりはないが、見て見ぬふりはしない。少なくとも自覚は持って、その癖が抜けるようにしたい。

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