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【自然栽培】雑草を味方にして作物の生長に利用する方法

「自然栽培」では雑草は敵にするのではなく、味方にして有効に活用することで作物を健康に育てるために利用します。

この記事ではそんな雑草との上手な付き合い方について解説します。

この記事を読むことによって、雑草との戦いから解放されるだけでなく、雑草を活用して作物の生長に利用する方法が身につきます。

著者について

2011年に自然栽培の農園「ナチュラルハート」を開業して10年の専業農家です。

肥料も農薬も使わない自然栽培では、雑草を作物の成長のために活用することこそが成功の鍵と言っても過言ではありません。

また別記事で「【自然栽培】畑に雑草を生やすことで得られる6つのメリット」という記事を書いていますので、この記事と一緒に読むとより理解が深まるりオススメです^^

通路の雑草管理方法

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通路とは畝と畝の間の人が作業や収穫のために通り道となる場所です。

通路は人が何度も歩く場所なので、体重によって土が踏み固められてもっとも固まりやすい場所です。

ここの土が固まると土中の空気の流れが悪くなったり、雨が降ったときに水たまりになったりしますので、しっかりと雑草を生やして土が固まらないように守ることが大切です。

春先のまだ雑草がない時期は、刈草やワラを敷いて、土を保護するのも良い方法です。

ただし、作物に影が出来てしまうほどボーボーに雑草を生やすのはNGです。適度な丈になるよう草管理を行ってください。

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