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自分の幸せ以外なにを見る

先日『メキシコ人が考える美について直接きいてみよう』と
1DAYワークショップを実施しました。

元同僚のSolちゃんにZoomで参加してもらって、彼女にインタビューする
様子を聞いてもらったり、気になるところを質問してもらったり
感じたことを話してもらったりしました。

「メキシコの女性はなんであんな自信があるように見えるん?」

「女性らしい格好とかすることに抵抗はないの?」

「スナップ写真的なのを撮るのはいいけど、セルフィー撮るのってハードル高いことが多いけど、なんか撮る時に気持ちの違いとかある?」

こんな質問をぶつけてみたのですが、やっぱりね、
文化が違うとこんなに考え方というか視点が違うものかって
すごく面白かったんです。

(もちろん家庭によって差はあると思いますが彼女の場合)
お母さんからは小さい頃から、「これ着てみたらかわいい」、
「化粧はこうしたら素敵」ということを教わるんだそうです。

そうすると、そうか、こうしたら可愛くなるんやなってことが
段々わかるし、何より自分がそれをしたっておかしくないって
小さな自信になっていく。

なんか単純なことだけど日本だと
「そんな格好はちょっとおかしいんじゃない?」
「それはやめといた方がいい」という感じの制限というか、
やったらダメっていう方を中心に教わる気がします。

髪の毛は染めたらダメ、
スカートは短くしたらダメ、
アクセサリー・化粧厳禁。

そんな校則もある中で育つと枠の中でどれがマシかなって、
無意識に考えるようになっていく。

Solちゃんは自分を制限しすぎないで、それに考えすぎないで、
と言っていました。

制限するのも考えすぎるのも大抵はまわりの人を気にしてのことだから。

「自分が幸せならそれでいいよ。
もちろんまわりの人のことが気にならないわけじゃないけど、自分が気持ちよく感じて、幸せならそれでいい。」

そう言ってくれた。

そしてそれは絶対にまわりの人の幸せに繋がっていく。

改めて思いました。

今後も、育った文化や社会の影響が
日本とメキシコのファッションやメイク、美への意識に
どんな違いをもたらすのか、
そんなことを楽しく比較しながら
取り入れられるいいことを見ていけたらいいなと思っています。

いただいたサポートは今後作りたいと思っているメキシコでのレンタルショップを作る費用にさせていただきます。