最近のくだらない文章

デジタルタトゥーって、それ自体は生物にとって必ずしも悪いものとは言えないと思う。デジタルタトゥーは情報だから、その評価は本来なら人によって様々であるはず(つまり好意的に受け取る人もいる可能性がある)。

自分はたまに、デジタルタトゥーを刻んだ人生を進んでみたいという非常に危うい好奇心が湧くことがある。



恋人(一般的には彼女と呼ばれている)が欲しいと思ったことがない。何かを共有することを長く続けて、一緒に生きる時間を積み重ねていくパートナーのような存在は、何度でも欲しいと思ったことがある。欲しいというのはやや失礼な表現で、相手も同じ一人の人(のはず)なので、そういう試みを両者が合意の上で死ぬまで続けることを誰かとしてみたいという感じ。

彼女が欲しいと言っている人に、なんでそう思うのと聞いたことがまだないことに気がついた。いつか聞いてみたい。



大学生の終わり頃は、感情とは遺伝子の声のことだと思っていた。

そのあとしばらくは、なんだよ遺伝子の声って、という気分だったけど、今またその2つの違いがわからなくなってきている。

なぜ自分は破滅の方向に進んでしまうのかわからないのでそれをどうにか納得のいく形で説明したいのだけど、感情も、遺伝子の声も関係ないような気がしている。

もしかしたら破滅の方向に進んでいるという認知が間違っていることもありうる。そうだとしたら、自分に対して「テメーは破滅だ」と言ってきた人全員の背中にこっそり鼻くそをつけていきたい。聞こえないくらいの小さな声で「バーカ」と言いながら。

鼻くそなら洗えば落ちると思う。知らないまま生きていくとカピカピになって貼り付いてしまうけれど。

自分は、鼻くそをつけるためだけにわざわざその人の背中まで追いつくことが面倒になって、全然やらないだろうな。鼻くそも、都合よくできたてをいつでも生成できるわけではないし。



匿名で文章を投稿している人を見ると、時々自分もやってみたくなる。

でもそんなのもったいなくてなかなかできない。自分が考えたことや思ったことは全部、自分の上に載せていきたい。見栄えとかそういうのは関係なく。

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