経営層のことばを見聞きするということ

こんにちは。おふろです。

これまで、複数の法人にて、そこで働く方々から

「（組織が）どこに向かってるのか分からない」

といった言葉を
健康相談や雑談で聞く機会は、割とありました。

もちろん今のご時世、
ある程度の規模の法人であれば、方向性をネット検索で確認できますし
上場している企業であれば、もっと詳細な情報を入手できます。
また、経営層から従業員向けに、様々な形で発信されているかと思います。

でも。
そこで働く方々から少なからず聞かれたということは
伝わっていない・馴染んでいないのかな…と　思っていました。

ここiCAREでは、従業員向けに
・CEO letter
・CxO Open Hour
という取り組みが定期的に行われています。

CEO letter とは

まさしく、CEOからのお手紙です。
A4サイズ一枚のPDFを開くと、毎回テーマにもとづく
メッセージを読むことができます。

そこには、会社がどこを向いているのか、
何を課題としてどうしていこうとしているのか　といった内容が
記載されていて、

その内容を読みながら
じゃ、自分のチームは？自分の業務は？と
考えていくおおもとになっています。

CxO Open Hour とは

化学式ではありません(笑)
経営層が複数名ひな壇に並び、予め社員から質問があったことについて
マイク片手に語る会です。

割とラフな雰囲気で、おそらくカンペなどは用意されていず
その時の言葉が語られているように見受けられます。
それを社内では集合して、社外ではライブ映像で、視聴します。

この二つの取り組みを経験し
冒頭でお伝えした

どこに向かっているか分からない

と口にしていた方々の
求めているものの一つではないかと感じました。

字面だけでは伝わってこないリアル感、温度感、熱意、
そして、社員からの質問に応えるという双方向性が、そこにあるからです。

経営層が
　どのような内容を、どのように発信していくか

そして
　これをどのように見聞きできるか

は、地味かもしれないけど着実に
その人の意欲や姿勢につながっていくように思います。

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