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【小学校受験の記録#04】学校説明会での体験を整理する(願書作成/面接試験を念頭に)

学校説明会を含む入試・募集関連のイベント開催に関する総論的な内容を前回お話しました(前回の記事はこちらから)。今回は願書の作成や面接試験を念頭において、イベント参加経験をどう整理整頓したかをまとめてみたいと思います。

オリジナルのエピソードづくり

イベントには常に以下のような図式(それくらい当たり前です、と言われそうですが…汗)をアタマに浮かべながら参加していました。私の場合はそう意識していないと、なんとなく提供された情報をひたすらに収集することに引っ張られてしまいそうだったので…。

出典:筆者(さばくるりん)作成

そんな意識でさまざまなイベントに参加していたので、息子がどんな反応をしているか、というところに着目すると、そこからオリジナルなエピソードって出てくるものですね。

学習公開の際の一幕

たとえば、私たちが学習公開に参加した際、1年生のクラスで促音をテーマにした授業が行われていました。いわゆる小さい「っ」の使い方です。ここで国語の先生の教育力の高さがうかがえました。
国語の先生:「そうですね。『は』と『ぱ』の間に『っ』という、つまる音が入ると言葉の意味がわかりますよね。」
その後、黒板に書いてある「バ」と「タ」を指し、
国語の先生:「ではこれはもうわかりますね、そうバターだね!」
教室の児童たち:「ちがーーう!先生、バッタだよ、バッタ。」
と、いっせいに声があがり、我が息子も見学の身ながら外野から「バッタ!バッタ!」と飛び入り参加している様子。

国語の先生は意図的に間違えてみることを通じて、子供たちをより一層授業に引っ張り込むことを実践されていて、教育技術の高さを感じる一場面でした。

わからなかったことがわかるようになる。できなかったことができるようになる。それが学びということなら、少しのきっかけや好奇心で学びは楽しくなるはず。我が家ではそんな風な教育観をもっています。イベントに参加するたび、上記のようなエピソードを文章にして書きためました。それら文章をロジックの通ったかたちに整理整頓すれば志望動機などのネタになると思ったからです。こうした作業は結果的に願書提出の際の文章作成を容易にしたり、面接試験時の質問に対しても具体例を挙げながら説明力ある回答を用意できたり、といった効果がありました。

さて、2回続けて学校説明会等のイベント関連のお話をしました。こうした活動は願書や面接の対応に欠かせませんが、同時進行的にペーパー試験、絵画、行動観察に対する準備を、コツコツと息子としていかねばなりません。このあたりのお話はまた別の機会に記事にしたいと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。またお会いできれば嬉しいです。それでは。


さばくるりん

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