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【小学校受験の記録#03】学校説明会に行く

前回の記事で年中の11月初旬に幼児教室に通い始めた経緯をお話しました。ただ、この時点で志望校の学校説明会にはオンラインでしか参加できていませんでした。言うまでもないですが、実際に志望校に足を運んでみて、ハード面(施設、設備等)とソフト面(先生方や職員の方々の対応)を体験してくることは、重要な一次情報になりますよね。また、私たちの場合、息子が実際に学校に行ってみて、どう感じるか確かめる必要がありました(あまり行ってみたいという気が無さそうなら小学校受験はパスだなぁ、などと考えつつ…)。

入試・募集関連のイベントに参加して

初めて対面での学校説明会に参加したのは年長になる直前の3月のこと。服装はどうしたものかと頭を悩ませ、事前に志望校のウェブサイトをサーフィンすると、過去の学校説明会の画像が出ておりました。「なるほど、保護者はスーツ、子供は白シャツ+紺短パンか」と一安心。スリッパも袋つきの紺地のものを調達し、いざ。会場は講堂と呼ばれる大きなホール。「うちの実家(とある地方都市)の町の公会堂より断然すばらしいわ…」と妻がポツリ。

説明会は校長先生のお話しから始まりました。内容としては以前に参加したオンラインでの説明会とほぼ同様でしたが、校長先生以外に登壇する先生が異なり、それもおそらく校長先生の無茶ぶりでその場で指名される様子でした。ただ、どの先生もあたふたする様子もなく、それぞれの先生の視点で生徒や学校の特徴をわかりやすく説明されていました。「しっかりチームティーチングができる教員組織なんだろうなぁ」と、教育力の一端を垣間見たような気がしました。どの先生が担任になっても、当たりもハズレもないのでしょう。

ちなみに私たち家族は、学校説明会や学習公開、体験授業といった志望校が開催するイベントに合計6回参加しました(特に体験授業は早くに席が埋まってしまうため、予約が可能となる日の午前0時まで起きている、なんてこともありました…)。いずれのイベントも学校の様々な側面を見学するために参加しましたが、結果的にイベント中に先生方とお話した内容や、低学年の子が息子と会話をしている様子は、そのまま面接試験の対策に直結するものになりました(面接に対する準備についてはまた別の記事で詳しくお話しようと思います)。

息子の反応

さて、学校説明会で実際に学校に行ってみて息子の反応は。
息子:「ここの小学校に来たら、この芝生の園庭でサッカーできる?」
私:「ここは保育園じゃなくて、小学校だから校庭って言うんだけど、うん、サッカーいっぱいできると思うよ。」
息子:ニンマリしながら「かけっこも?」
私:「そうだね、きっといっぱいできるよ。」
息子:「やったー!」
私:「いやいや、ここの小学校は勉強も運動も頑張らないと来れないけど、がんばれる?」
息子:「うん!」
私と息子はほぼ毎週末、近所の公園などでサッカーをして遊んでいました。そうした背景もあり、テレビで見るサッカーの試合のように、芝生のグラウンドでサッカーができるというのは、息子にとって相当ワクワクすることだったのでしょう。

というわけで、息子も私たち夫婦も同じ目標を目指して、小学校受験に進むことになりました。

さて、学校説明会といった志望校が開催するイベント情報を中心にお話しましたが、次回はそれぞれのイベントで具体的にどのような体験をし、それが願書の作成や面接試験の際にどのように、いわゆるオリジナルなエピソードとして役立てられたか、お話しできればと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。またお会いできれば嬉しいです。それでは。

さばくるりん

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