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【小学校受験の記録#06】ハナマルの威力とモチベーション

計数、重さ・長さ、図形、規則性・・・ペーパー問題ができたときは「できた!」と親子で笑顔。ただ、間違えてしまったとき、息子はガックリと落ち込んでモチベーションがゼロ。苦手を克服するために間違えやすい問題に取り組み続けると、当然のことながら誤答が多くなり、できない自分が嫌になる息子は「もうやめる…」と。そりゃそうだよね…。大人でもイヤになります。

学力の向上には継続が必要で、継続にはモチベーションが必要です。今回はモチベーションをキープするために取り組んだ2つの事柄をnoteしてみたいと思います。これから小学校受験を控えていおられるご家族の、ひとつのサンプル情報として受け止めて頂ければ幸甚です。

いったん待って青いマル

息子と一緒にペーパー問題に取り組む時間。それは教育ということの難しさを実感する時間。つまったら解答にたどり着けるような「問いかけ」をひたすらに考えて繰り返す。あとはジーッと待つ。それでもなかなかできない問題が出てきたとき、最初は「✔」マークをつけていました。ただ、これがあまりよくなかったようです。息子にとっては「できなかった」という悲しいマークだったのかもしれません。

あるとき、間違えた問題に「✔」マークを書かずにいったん待ち、ヒントを出して正解できた段階で青色でマルをつけるようにしてみました。今思えば、どうやらこの方法がモチベーションに負の影響を与えずに済んだのかもしれません。この方法だと、息子にとっては色は違えどマルはマル、ということらしく、息子のモチベーションを下げることなく、苦手部分を把握することが可能でした。「〇」の威力はすごいものですね…。

ハナマルの威力

マルよりも破壊的な威力を持っていたのがハナマルです。とくに幼児教室の先生からいただくハナマルは息子にとって特別なものだったようです。毎回の授業終わりに迎えに行くと、「今日はハナマル〇〇個!」と嬉しそうにハナマルの数の報告から。良いかどうかはわかりませんが、私たちはハナマルの数と、家でテレビorゲームをしてもよい時間を連動させることにしていました。ハナマルはB4サイズ1ページ分の問題を全問正解しないともらえない、ということから、ハナマルひとつでゲームorテレビ可能時間を20分としました。これにより、息子にとってハナマルは「全問正解できた!という実感」+「先生に褒めてもらえた!という嬉しさ」+「テレビを見られるorゲームができるようになる!という実利」のトリプル効果をもたらしてくれる、目指すべき成果となったわけです。

ハナマルが2個であれば次はハナマル3個以上を、3個であれば次は4個以上を、そんな具合に向上心や正確さといった面が少しずつ成長していったのかもしれません。以前であればケアレスミスをしていたような問題も、全問正解のハナマルを逃すまいと、よく確認をして解答するようになりました。


家庭学習の時間が新しいコトができるようになる、わかるようになる、という楽しい時間でありますように。いまもなお、そんなことを思いつつ息子と小学校入学に向けて学んでおります。

ひとつのサンプルとして、ご参考まで(思い出したことがあれば書き足して更新していきます)。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。またお会いできれば嬉しいです。それでは。

さばくるりん

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