自分に向いていないことに気付き始めたときにやるべきことは何なんだろう

自分で将来の筋道を考えて、その通りに人生を動かすことが出来ている人なんているのだろうか。

皆無ということはないかもしれない。
でも、ほとんどの人が実現できずにいるのではないかと思います。

就職活動や転職活動をする上で、面接は必ずあります。
そこで聞かれることは様々ですが、面接官が見ている共通ポイントは、「一貫性があるかどうか」。

転職を繰り返していても、アルバイトをコロコロ変えていても、何か一つの目標に向かう姿勢を変えていなければ、それはマイナスにならない。
それが、私がこれまで転職活動を何度か経験した上で感じたことです。

私は今、自分のことにについて改めて考え直しています。
10代の頃の私は、良く言えば優等生、悪く言えばとにかくつまらない人間でした。
枠から外れるようなことをすることはありませんでしたし、大人が求める理想の子供像を演じることに精一杯でした。

周りがどう思っているのかが第一で、自分のしたいことなんて後回し。
そんな生き方をしてきたからこそ、気付けば自分がやりたいことが分からなくなっていき、社会に出るときには完全な迷子状態でした。

自分がしたいことがわからないままで社会に出た私は、行き当たりばったりでアルバイトをしたり、就職・転職をしたりしてきました。
だからこそ、毎回、在籍期間が短いまま、職場を転々としてきたのだと思います。

一通りの仕事を理解して、自分で出来るようになってくると、何かのタイミングで一つ上の責任を負うポジションでの仕事に就くことになります。
しかし、それを嬉しいと思えない私がずっといました。

何でなんだろう。私は一体どうしたいんだろう。
何年も自問自答してきて、それでも何とか働き続けてきました。

しかし、今の職場で働き始めて、またそれなりの経験をしてやれることを増やしていくことができる状況になろうとしている今、また、私は同じことに思いを巡らせています。

この会社で評価されて嬉しいと思えるのだろうか。
何か失敗をしてしまっても、それを落ち込む気持ちに繋げることが出来るのだろうか。
仕事をやる中で、きっと持つべき感情や責任感を、今は全く感じられなくなっています。
いろいろなことがあり、自分の中でも葛藤があったりしました。
もしかしたら、軽く精神を病んでいるのかもしれないとも思えてきています。

それと同時に思うのは、『私は会社という組織に属して働くことに向いていないのではないか』ということです。

自分がしたいことが明確になければ、何となく会社で流れに身を任せて、目の前のことに没頭することが出来たのかもしれません。
しかし、自分の中で「文章に関わることがしたい」という気持ちは日に日に強くなり固まりつつある中では、そういったことに関われない環境にい続ける理由が分からなくなっています。

仕事として文章に関われなくても、副業や趣味という形で関わることが出来ればまたモチベーションは違うのかもしれませんが、それもまた難しいのが現実です。

もうしばらく、今の自分と向き合い続ける日々が続きそうです。
将来を考えると答えが見えないことは多いですが、何かしらの答えを自分の中できちんと見つけていきたいです。

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