人の優しさに気付けなくなるほど余裕がない時は自分が嫌になる
私は昔から、末っ子ということもあり甘やかされてきたところがあります。
それはもちろん、私自身も私の周りの人も、意識的にということではなく無意識にです。
私はきっと、たくさんの優しさに救われながら今まで生きてきましたが、その優しさに気付くとこが出来ないこともよくあります。
私には何も出来ない。
私は出来損ないだ。
仕事で上手くいかないと、私はそういうことばかり考えます。
そして、そんなことを考える自分のことを、またさらに嫌になって落ち込んだりもするのです。
ですが、そんな状況よりも、もっと自分のことを嫌いになってしまう状況が私にはあります。
それが、周りの優しさに気付くとこが出来ないとき。
余裕がなさそうで、きつそうで、苦しんでそうな私を見て、周りが声を掛けてくれたり、救いの手を差のべてくれることがあります。
気に掛けてもらえていることに気付くことができて、きちんと感謝とお詫びを伝えることが出来ればまだいいのですが、余裕がなさすぎて、そんな優しさを無視したり、受け流したりしてしまうこともあって。
そんなとき、私は一番自分が嫌いになります。
人が人に優しくすることは、それはそれで大変なことです。
周りも忙しかったり、余裕がなかったりする中でも、与えてくれた優しさ。
その尊さをもっと感じ取らないといけないと、最近はさらに思う日々です。
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