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その気持ちに愛はありますか

今勤めている職場で、私は全体で使用する備品の管理を任されています。

これは本来の業務ではなく
『皆さんのお仕事が円滑になるように担当します』
といったニュアンスでしています。

この管理を任された時から、このような思いでいました。



『みんなが使いやすいように整理しておこう』



どれだけの方がこの思い…

つまり『見えない部分が見えていた』でしょうか…。


在庫が少なくなってくれば、発注もしています。

切らしたら困る人が出てしまうという配慮からです。

見える人

「いつも綺麗にしてくれてありがとうね」

「前より使いやすくなって、助かってるよ」


そう言っていただくことも増えました。

思いが伝わっていることに、私は「あぁ無駄じゃないんだな」と

心が温かくなるとともに、感謝の気持ちが込み上げてきました。


整理しているそのタイミングで通り過ぎる時でも

「ありがとうね」と言っていただけるのは何だか嬉しくなりませんか?

見えない人

その一方で、頭を悩ませてしまってもいます。


備品管理している棚の扉を開けると…

そこには、少し前に整理したはずのものが違う場所にあったり

他の備品にグチャと投げ込まれていたりと、乱雑に扱われていました。


その度に、私は何も言わず…ただ元の場所に戻すだけなのです。

心の中は、悲しくなって胸が苦しくなります。

でも、誰にも言わないでただ黙々と整理するのです。


元の状態に戻していることを、当の本人は知らないでしょう。

もしかしたら、「整理するのが当たり前」と思っているかも…。

少なからず、次に使う人の事は何も考えていないと思います。


悲しいですね…。

残念ですが『見えない人』なのだろうなと思います。

当たり前が普通になると起こる事

この世の中は、助け合っているから生活出来ていると思います。

一人ひとりが、何かしらのお役目を果たして生きています。


その方達がどう思いながら行っているのかを読み取れるようになると

「ありがとう」という気持ちが自然と溢れると思うのです。


その行いを『当たり前』と思っていると

それが『普通』になっていきます。


その行いを『普通』だと思っていると

「ありがとう」という気持ちがどんどん薄れていきます。


では、何か不具合が起こった時にどうなるか想像できますか?


その行いをしている人の事を非難したり、悪口言ったりし始めるのです。

「あの人がちゃんとしてないから」…と。


悲しいですよね…。

私はそのような人にはならないと決めています。

愛の溢れる世の中に…

『(見えない)誰かのため』に地道に行っている人がいます。

その人に助けられている『自分』がいます。


支え合い・助け合いの精神をお互いに持って生きていけば

みんなが『見える人』になると確信しています。


それが広がると、愛の溢れる世の中になると思います。

誰も悲しむことがない
誰しもが優しい日常を
過ごせる日が来ることを祈り
謙虚に生きていきます。

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りくゆと【独りひっそりビジネス7年目】
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