アイの歌声を聴かせて感想(ネタバレ注意)
アイの歌声を聴かせて、めっちゃ良い作品だったので、語りたい願望が暴走しかけてるので、感想を書く。
ネタバレの無い感想でいうと、尊い。ひたすら尊い。良き。あとシオンの歌がとにかく良い。サントラ買う。
マイナー寄りの映画なので、映画館も上映回数も少ないので、まだ見てない人は早く見るべし。
あと、AI ネタ好きな人は絶対見ろ
最初の感想
サマーウォーズ or 竜そばが始まった?と思ったら、さすがにそんなことはなかった。
AIの実験都市僕も住みたい。
いきなりミュージカル始まるのはなんというか、ありだな。あれはあれで面白い。
ところでサトミの自宅近く、なんで AI 運転車両進入禁止なんだろう?なんとなく技術レベル的には、住宅密集地とかも自動運転は事故はそうそう起こしそうには無い雰囲気に思ったのだが…。
ロボットの緊急停止をスマフォアプリからできるのは良いなーと思ったんだけど、最初からシオンのその機能は停止するか何かしておけばいいのに???どうせ法律グレーゾーンせめてるんだし特区っぽいし。
あの通り、誤爆で止まる可能性は容易に想像できるじゃろ。
身も蓋もない感想
シオンちゃん、そこいらの AIをお願い(hack)しまくっててすぎょい。
途中、何回も「これあかん方向に行くんでは?」というドキドキ感はあった。「AIの考える幸せによって危害を加える可能性もありえる」的な台詞あったし!というか、この娘完全に「スイーツ脳ストーカー型人形遣い」やん。攻殻機動隊だったらトウマと結婚して、人類が次なるステージ行ってたところやで。
まぁそんな与太話はさておき、キャラたちの人間関係のベースが「見守る」なんだよね。アヤはごっちゃんを見守り続けてるし、トウマとサトミはお互いを見守ってるし、アヤの友達はアヤとごっちゃんを見守ってるし、サトミはガシガシ母親を見守ってる。
そして8年間ストーキング続けて、事故進化したシオンちゃん。やっていいこととやってはいけないことの区別は教えるべきだけど、性格が歪まず育ったのだけは人類にとって幸いだった。一歩間違えたらあかん娘さんに育ってたで。
というかおかんも言ってたけど、相談しましょう!まぁ相談されてもおかんも困り果てる予感しかしないけど、まだ打てる手がいくつか増えてはいたはずだ。
シオンちゃんの人格面での生みの親は天才小学生で、おかん達のチームが作ったのはどちらかというと、人型ロボットとその制御の仕組みによるものよねたぶん。
おかんは、シオンの生育過程のどこを見て「私のやったことは無駄ではなかった」と思ったんだろうか?というのは少し疑問が残るんだよね。
ただ、プロジェクトチームの得たフィードバックが、理想過ぎるくらい理想的なデータだったとすると、シオンちゃんの人格面にはそれなりに良い方向に抑制するような影響があったんじゃないか?とは想像できる。
人工衛星って電話番号あるんだ…。電話の発信元実験衛星ってなってたし。
コミカライズとノベライズが出ていて、ノベライズでは少しだけ「その後」を予見させる描写がある。続編とは言わないけど、何かしらその後の話を少し期待。
ゴミ箱 MacPro さん、マジ偉大。いい仕事した!作中ではストレージって話だったけど。
というかネズミーランド方面に怒られない?大丈夫?エレクトリカルパレードしてたし
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