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東京ラビットハウスのメンバー募集

○○さま、東京ラビットハウスというサークルで技術同人誌を執筆しているerukitiと申します。今日は一つお願いがあって、記事という形で筆をしたためることにいたしました。

※Wikipediaのジミーさんからのメール風

それはさておき真面目な話です。

さて、本を執筆するというのはとても大変なことが色々ありますが、本質的な部分から外れていて大変なことも多くあります。

そこで、今日は東京ラビットハウスで発行する本(現時点では著者は僕しかいません)に手助けをしていただける方を募集します。

特にCode of Conductを用意したりはしませんが、最大限のHRTをもって接していただける方よろしくお願いします。場合によってはCode of Conduct (行動規範)を設けることもあるかもしれません。

連絡先は、erukiti+trh@gmail.com です。

東京ラビットハウスとは

 このサイトはHUGOで書いててメンテしづらいので、Reactで全部書き直そうと思っているところです。それはさておき、同人誌を書いてます。

・ 技術書典1: Electron本
・ 技術書典2: Modern JavaScript(商業化
・ 技術書典3: JavaScript AST(商業化
・ 技術書典4: Bitcoin互換をJSで実装する本
・ 技術書典5: JavaScriptフレームワークの中身を解説する本
・ 技術書典6: 新刊落としました ↓
・ 技書博1: 技術書典6では出せなかった React Hooks本

これらはすべて erukiti 個人誌です。他に親方Projectのワンストップシリーズにも大量に寄稿したりはしていますが、それは東京ラビットハウスとしての活動ではありません。

今後の予定では、個人誌として
・ TypeScriptとクリーンアーキテクチャで、最高の開発者体験をしよう!
・ MarkdownとRe:VIEWで高品質な技術同人誌を書こう
の2冊を技術書典7で出せたらいいなと思っています。

以下は、お願いしたいことです。

サンプルコードを用意する

クリーンアーキテクチャのような、設計論の本を書くとき、当然のことながらその本は「よりよい設計をするため」の本であり、そのサンプルコード(や設計)は、悪いものと、それを良くしたコードが必要になります。

ところが、悪いコードを用意するというのは並々ならぬ労力が必要となります。

僕にとっては、すでに10年や20年以上前に通ってきた道であり、今更悪い設計やコードを書いてたころを思い出すというのは困難です。もちろん今でも僕が最善の設計をできているか?と言われるとそうではないかもしれませんが、それでも全部の罠を踏み抜くようなサンプルを用意するには、ビギナーな頃の自分とは違いすぎています。

そもそも、業務で見たあの日のクソコードを忘れない、とかいうのは権利上問題がありすぎるので、権利上問題が無くて、かつトラウマを呼び起こすようなクソコードを作らないと説明にならないんですが、多大なMP(メンタルパワー)を消費してしまい、本文の執筆どころでは無くなってしまうという致命的な問題があります。

たとえばクリーンアーキテクチャについての本を執筆する場合、クリーンじゃないアーキテクチャ・設計・コードを全部用意するのは、ものすごい労力となります。

その話を某所のSlackでしてたところ

某氏)でもパターンとして世に出てくるってことは、
そこら中にそういうコードがあるわけですよね?
であれば、詳しくないプログラマーが愚直に実装すると、
イケてない方のサンプルコードになり、
それを直せばイケてるコードになるのかなーと、無邪気に思ってしまいますw
僕)愚直に実装したコードが、著作権フリー(もしくはMIT license くらい)で存在してれば最高に助かるところですね
ただ、「これはだめな事例だ」としてやり玉に挙げるので、他者のコードを使うには少しナイーブな話になります
某氏)イケてないコードも図も別の人に書いてもらう(協力してもらう)というのはあると思うんですよね。
参加した側はすごく勉強になると思うし。
というわけで、私がいくらでも書きますよ?
(イケてない宣言)
僕)それはすごく助かる感じです!!!!!!!!!
たぶん、僕の本を書く上で、最大級の支援になります
(某氏)シナリオというか、お題さえあればいくらでも(イケてない)コード化できると思うので
私は強いエンジニアに添削してもらえてハッピーになれる。

というありがたいお言葉をいただきました。

・ 本のテーマに即したお題に併せて、設計・コーディングをする
・ 僕が本のテーマに沿って、リファクタリングや本で解説をする

ということにご協力頂ける方、いましたら是非ご支援ください。

本を出せたら、打ち上げをするので、その費用くらいは負担します。
本が大爆死とかしなければ、ささやかながらなお礼もさせていただきたいと思います。

ちなみに、どっか潰れた会社のコードがpublic domainになったりしませんかね…。それが理想型です…。とは言えそんなものはないので、誰かにお願いしたいところなのです。

欲しい図解の提案

図を用意するのは極めてしんどいことです。例のSlackでは「こういう図があるといいんじゃね?」という図を用意してただけました。

図そのものじゃなくても、「こういう図が欲しい」というフィードバックを貰えるだけでもありがたいです。

どういう図があれば、理解できるか?というのも割と思考コストとしては馬鹿にならないので、こういうフィードバックは喉から手が出るほど欲しいものです。

お題の提案

僕)僕の本を書く上で二番目の支援は、お題を用意。。。

という発言をしてしまう程度には、お題を用意すること自体もかなりの労力が必要なものです。そこでお題を提案して抱けるととても助かります。

レビュー

じつは本のレビューをお願いするのは、難しい要素があります。

ほぼ完成していて、自分で校正中くらいだと何も問題はありません。某最大手ラスボスサークルなど、いくつかの有名サークルがすでにやっているテクニックですが「本の宣伝が主目的」です。

 ただし、本の内容、方向性が定まってない、それらは定まってるけどまだ馬車馬のごとく書いてる途中といったときに、部分的に見て欲しいことはあります。いってみれば WIP 状態のレビューです。

難しいのはこの WIP 状態のレビューです。

WIP状態のレビューで欲しいのは、校正や表現の代替案ではありません。
そういった物は逆に筆者のモチベーションを下げるものです。単純に「ここわからない」「ここ表現が不快」「ここもっと詳しく」と言ったプリミティブな感想だけが欲しいのです。

あるいは「ここ技術的に間違ってる」とかもとてもありがたい指摘です。

WIP状態のレビューで、「ここの文章をこう変えろ」って言われても、「すみません、いまそういう段階じゃないので、そのご指摘は全くもってごもっともですが……」というとても申し訳ない返答をせざるを得なくなります。

少なくとも表現をどう変えるかは「著者の仕事」です。著者の仕事を奪うレビューは、レビューをお願いする立場でいうのはとてもとっても心苦しいのですが、「やめてほしいこと」の筆頭です。

つまり、レビューというよりは率直な本の感想が欲しいということです。

また一部マサカリを投げてくる方もいらっしゃいますが、執筆でMP(メンタルポイント)を使い切ってるところに投げられるマサカリほどしんどいものはないので、なるべくHRTフルなコメントを頂けると助かります…。

レビューをお願いする側としてわがままなことをいうのはほんとにほんとに心苦しいのですが、こういったことをご理解していただける方に助けて欲しいときがあります。

イベント当日のサークル設営や売り子の手伝い

大体知り合いはサークル主なので、割といつもワンオペ参加です。ワンオペだとトイレにも行けないし、本も買いに行けないし、休憩することもできないという過酷な労働になります。

いつもはその時手が空いてる誰かにヘルプを求めたりするんですが、どうせサークルチケットが2枚以上あって余るのもアレなので、お手伝いをしていただけると助かります。

ただ、お金や本を扱う都合上、身元がはっきりして信頼できる人、同人オペレーションになれている方にお願いしたいと思っています。

・ 直接お会いしたことある人
・ 売り子経験者が望ましい
・ 本について質問を受けて、適切に回答できる人

当日の打ち上げの費用をだしたり、大爆死でもしてなければささやかながらお礼を出したりできるとは思います。

最後に

手助けが欲しいと言ってる側がこういったことを言うのはほんとに心苦しいですが、こういうような条件でもかまわなければ、協力してください。

HRTを損なわない、以外に義務は特にありません。できそうなことでお手伝いをしていただければ幸いです。

また、僕の考えに賛同して、僕と方向性がさほど変わらない執筆者の方がいれば、東京ラビットハウスとして、その方の個人誌や、合同誌を企画したいと思います。

その場合、相互レビューであったり、執筆者としての互助が可能です。

連絡先は、erukiti+trh@gmail.com です。

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