不安不満の塊と、ちょっと良かったことと

 僕がnoteを書いてる時は大体不安不満が極まって吐き出そうとしているか、小説の筆が進まずに逃げようと文章を書いているときだ。
 今回はまあ例に漏れず不安ありきで書いていたが、ちょっと良かったこともあったので併記してみたいと思う。

不安不満の塊

 拙著「トプカプ戦記」が(周りの作家さんが隔日更新な中で週2更新のくせに)殆ど誰にも見られてないのがもう嫌だとか、「トプカプ戦記」を書いていると他のものが書けなくて何も出来てないからもう嫌だとか。
 毎月「今月末までに仕上げて送る」と言った企画書が何ヶ月経っても書けてないとか、「うみまち」の非公式続編や「トプカプ」のキャラ絵や友人向けの絵が何ヶ月経っても書けて(描けて)ないとか。
 そういうことを考える焦燥モードに入るともうダメだ。

 その上MW文庫狙いで書いた作品も電撃大賞一次落選で終わってしまい(実に96%が切られたのだからしゃあないと言えばしゃあないが)、作品自体は別の賞に回すのを前提でいるが、やっぱり落ちると凹むものだ。

 note創作大賞にしても、読者反応はあまり良くなく、はっきり言って自信は持てない。

 そして小説や本どころかアニメやソシャゲのシナリオすらマトモに見れてないだとか、本やゲームが積み上がってるとか、言ってることだけならもう出来ない事だらけ。
 その割に何時間もTwitterに張り付いたり、家の不要品処分を兼ねたメルカリでの小遣い稼ぎ中毒状態になってたり(売れるときは売れるくせに売れないときは売れない。しかも衣類や食器類が多いので値下げに値下げを重ねてやっと売れることが多い)、ChatGPTを困らせたあと(他で言えない僻み根性と自傷丸出しの質問をしては反論される)いつの間にか不貞寝したりと、本当に下らない時間を過ごしている。

 3000円以上の買い物をしたら途端に不安症に陥るわ、大量の分割払いで引き落とし日まで口座の中の資金繰りに不安症に陥るわ、その割にホイホイとメルカリでどうでもいいもの(アメ車のパトカーのミニカーとか「It」全巻とか、飛燕一型丁のプラモに至っては『デイブレイク・チェイサー』のレーカ機を作ろうとして放置中)を買うわ、美プラを買うわ、その割にSKEBを頼む資金がどうとか吠えているのである。

 現状収入が親からの小遣いとメルカリの不要品処分頼み(33でこれかよ……)なのでまあ当然だが、正直もっとどうにかならないかと思う。
 ATOKの年更新とか自立支援医療の年更新とかの突発的イベント以外は節約できるだろと考えるし、した方が絶対に精神衛生に良いのだし。

 金の心配や不満を溜めてたら時間を浪費し、時間が無いと騒ぎ立てる。そして時間が出来たらまた戻る。
 そういう嫌なサイクルが形成されているわけだ。

ちょっとの進歩と良かったこと

 一応その間も何の進歩も無かったわけではなく、通常就職に向けて、就労移行支援の後支えでExcel・WordのMOS資格をここ数ヶ月で取った。現在はP検凖2級の資格を移行支援で取るためになんとかやっている。
 全て10年職場でパソコンいじってりゃ勝手に身につく類のスキルで大して凄くもないが、資格という形に出れば就職でも有利にはなるはずだ。

 それと謎の奇跡のようなことが起きた。

「Book Walker」の電書以外は別名義も含めて全て絶版状態の僕の著書の中で、何故か6年前に出版された「紅茶館くじら亭ダイアリー」に今頃105部の重版がかかったのだ
 多分実質献本やKADOKAWAでの保管分などを除けば100部の増刷なのだが、一体何の目的で重版がかかったのかと疑いたくなる。そこまで新しくも無く、話題性やファンの濃さも無い「普通に良い本」の「くじら亭」が。
 KADOKAWAの新しい方針の現れか、もしかすれば函館市の観光企画課の仕掛けか? などと妙な邪推をしている。
 ともあれ100部という超少数ながら商業作家として殆ど終わっている状態で重版作家になったなど、嬉しいような哀しいような気持ちで、第二刷のくじら亭ダイアリーを手に取りながら、「力量ショボいしもっと書けるとこあったろうけど、まあまあ面白え」と言ってみたりしている。

一応重版に乗じて、電書版の自著の宣伝もしてみたりする。

 読んだこと無い方、出来れば買って読んで下さい。

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