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ルワンダの大学紹介【Day27】

任地27日目.ビュンバ2日目.
昨日からルワンダ北部県北部のByumbaに地方語学訓練に来ている.

今日からビュンバにある大学,University of Technology and Arts of Byumba(UTAB)(ビュンバ工科大学)で4日間の地方語学訓練が始まった.

これまでのキニアルワンダ語の語学訓練は,UTABの先生方がキガリまで通いで教えに来てくれていた.この訓練では先生方の大学で授業を受ける.

折角,ルワンダの大学で学んでいるので,大学の様子について、写真と共に簡単に紹介したいと思う
※大学HPから和訳にしているため,正式名称が違う可能性があり.

この大学には2000人以上の学生が在学しているそうだが,今日は休みのようでほとんど学生がいなかった.

また授業形態は,平日,金曜夜〜週末,祝日の3つが選択できるようである.そのため,曜日によって学生がマチマチになっていたのである.

UTABは2015年10月から実学(職業教育)の高等教育校のInstitut Polytechnique de Byumba (IPB)から大学へと変わったようだ.

現在は以下の3つの学部がある.

〇Faculty of Social Sciences, Management and Development Studies
社会科学部,経営開発学部
〇Faculty of Agriculture and Environmental Management
農業環境経済学部
〇Faculty of Education
教育学部

左の建物が校舎で,右が先生たちの研究室である.日本の大学とは違って,先生たちの研究室は学部ごとに共同になっており,一部屋を使用していた.

キガリ市内の大学と比較すると,畑やバスケコートがあり,敷地面積は地方の大学の方が大きそうである.

大学構内には,写真のように椅子が設置されており,学生たちが噂話に花咲かせている.

校舎周辺には試験農場があり,キャベツ,カリフラワー,スイカ,イチゴ,ニンジン,タマネギ,トウモロコシ,アボカド,パッションフルーツなどたくさんの農作物が栽培されていた.

上の写真に写っている作物はイチゴである.下の写真は,パッションフルーツの花である.

イメージ的にアボガドやマンゴーのように木に実がなっているものだと思っていたが、きゅうりのようにツル系植物(下の写真)で,トケイソウ科の植物であった.和名では,クダモノトケイソウというようだ.

苺は下の写真は,ペットボトルやプラスチックケースを使った栽培が行われていた.苺を栽培するときはこの方法で栽培すれば,狭い庭でも栽培できそうだ.

他にも、室内にニワトリが飼育されていたり、ヤギやウサギもいた.

お昼は学食で食べた.学食といっても事前に料理を注文しないと材料がないため,食べたいものと値段を交渉して作ってもらった.

ご飯,パスタ,じゃがいも,サツマイモ,豆など食べきれないほどの炭水化物を中心とした品々がバケツやトレーに入れられている.他にも牛肉のソースとタマネギとトマトのサラダ,パイナップルとバナナと盛りだくさん!
飲み物までついて2000Rwf(200円くらい)なのでとても安い.

料理場所である.奥ではサツマイモを揚げながら,写真を撮ってくれと料理長が決めポーズしている.

手前ではひたすら芋の皮を剥いている.こちらの人はピーラーなどは使わずほとんどナイフで皮を剥いている.

8時から授業が始まり,お昼休憩を挟んで16時まで再び授業である.
キガリでの語学訓練よりも1時間長いため,先生方も後半は疲れ気味である.
2人ずつの先生が交代しながらやっているのはそういう理由があるのだろう.

語学訓練もあと少し.
少しでもキニアルワンダ語が話せるようになれたらと思う.

#青年海外協力隊 #JOCV #ルワンダ #ビュンバ

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