グリーフシードがいくつあっても足りない

魔法少女まどか☆マギカのシステム、よく考えられてるよな。

CLAMPのレイアースが大好きで、願いの強さが魔法の強さになる世界に憧れた。

私なら、絶対強い魔法使いになると信じてた。

セーラームーンやレイアースから、折れない心と優しい気持ち、挫けない強さや人の弱さ、強さを学んだ。

ずっと、私は人とは違う特別ななにかがあると思っている事が大切だと思っていた。

だって、一般市民の私の人生の主役は何時だって私しかいないから。

でも、初めてまともに付き合おうとした男はとんでもないDV野郎で、あらゆる暴力を真正面から受けた私はボロボロになって、病気になって。

それでも悔しい、負けたくない気持ちで折れずに泣き言吐きながらも辛い治療乗り越えて、何とか10年くらいかけてノンストレスの状態なら健康な人と変わらない状態まで持ってきた。

廃人一歩手前と言われた人間が、ここまでくるのにどれほどの苦労と時間とお金がかかってるか。

あとは幸せになるだけじゃなかったの?

もう、一生分でもお釣りが来るくらいは苦労したじゃないか。

全部私のせいなの?違うよね?

私がいくら私を幸せにするために頑張っても、世界が邪魔をしてるとしか思えない。

起きてる間のフラッシュバックがつらいよ。

呪いなんて生みたくないのに、涙みたいに身体から溢れ出てくる。

優しい気持ちが塗り潰されていく。

さやかちゃんが魔女になった時の、あたしってほんと馬鹿、の一言、痛いほど突き刺さる。


一人ぼっちは寂しいよ。

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