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Event|ポップアップレストランをする意味

ディレクションをした「無機質なモノとの奇妙な一致」というポップアップレストランが、8月20日と27日に開催されました。

あらためて感じたことは書くのですが、「料理をしない僕」がポップアップレストランをする意味ってなんなのかなと思ったことがありました。

もし料理人であれば、「友人の料理人とスリリングな時間を楽しみたい」とか「普段だせない自分の得意料理を食べてもらいたい」、「海外から新しい感性を取り入れたい」などの理由がありそうです。

レストラン側から見れば「ふだん使えていない時間(定休日や閑散時間)をうまくお金にしていきたい」「新しいお客様に来てほしい」「ニュース性がほしい」かもしれません。

料理人のモチベーション維持だったり、実店舗の戦略だったりいろいろな意味があるとは思うのですが、料理人でも、実店舗も持っていない、食の編集者にとっては、どちらの方法もやり切ることができない環境にいるので、そういったものとは違った意味を自分自身で見出さなければいけません。

そんななか、「無機質なモノとの奇妙な一致」で考えたのは、料理の向こう側にいる人とのコミュニケーションをいかに高められるか。いわば料理における作家性をどこまで1度のレストランで伝えられるか、ということでした。

もう少し詳しいことは、レポートでまとめます。いったん、これだけは書いておきたくて。

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