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ISE-Workation|11月14日の日記|晴れ

5:30 起床。まだ暗い。歯を磨きランニングウェアに着替える。

6:00 朝の参拝ランに出発。伊勢神宮の外宮まで600m、そこから内宮まで4㎞ほど。神宮境内はランニング禁止ということで、歩いて参拝。料理人の大野尚斗さんといっしょにゆっくりと2時間ほどかけてまわった。

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↑境内の木からエネルギーをもらっているそう。

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昨晩、お酒を飲まず、軽い食事だったので体が軽い。1㎞6分くらいのペースを維持できた。

8:15 帰宿。朝食をがっつり食べてからシャワーを浴び、外出の準備。

9:00 出発。近鉄の伊勢市駅へ。9:41の伊勢中川行きに乗って、斎宮駅を目指す。

10:00 今回の旅の前に、いこまゆきこさんのnoteで、行きたいと思っていた伊勢市のお隣、明和町にある六月農園さんを訪れるために、ご主人の西川利道さんと待ち合わせで、斎宮駅で下車する。

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六月農園さんは、無農薬でオーガニックな野菜を栽培する農家さんで、さらに一棟貸し農泊「ハナレ ロクツキ」を運営もしています。さっそくハウスや路地の畑をみさせてもらう。

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ハナレ ロクツキ」の前にあったキンカンが甘くておいしかった。

ハウスは、水はけを良くするため海岸の砂を移してきたといい、白首のダイコン(伊勢沢庵に使われる)や肉厚のオタフクシュンギク、伊勢で在来化したコマツナのほか、カラシナや、スティックシュンギクなどが栽培されていた。

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大野さんは、カラスエンドウ、カタバミ、フェンネル、パクチーといったハーブ類に興味を示す。確かに、どのハーブも力強くて、すっきりとみずみずしい印象。どれも皿の上に個性をもたらしそうだ。

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地元でアカイワと呼ばれる、一見紫タマネギのように見えるイモは、親イモも食べられる珍しいもの。少し分けていただいたので、後日試作も兼ねて食べてみるとに。

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ミニニンジンとキントキニンジンは、畑からとってすぐに食べる(無農薬だからね)。ミニニンジンがおそろしいほど甘くておいしい。デザートレベル。ニンジン嫌いでも食べられるほどのおいしさ。

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↑口元からニンジンのしっぽが出てる大野さん。

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ハナレ ロクツキ」キッチンも付いていて自炊もできる。目の前は田園風景、内装もハイセンス。次回の伊勢は六月農園さんに泊まりたい。

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12:00 六月農園さんからご紹介いただき伊勢周辺の食材を使った割烹フレンチ「レストランryu」さんへ。

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海と里の幸を一つにした「十寸」(八寸よりも大きな器)からこの時期の伊勢エリアの食材の多様性を学ぶ。シェフ自ら釣った鯛や松坂牛の1か月熟成などもいただく。

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14:30 明和町からお隣の松坂市まで足を伸ばして、地元民御用達のお肉屋さん「霜ふり本舗」に、21日(土)と22日(日)のディナーコースのメイン料理に使う松坂牛を見に行く。こちらも六月農園の西川さんのご紹介(ありがたすぎる)。

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店内に入ると、なんと店の奥に吊るされた松坂牛が見えるという驚きのカルチャーをもつ精肉店。東京や伊勢市内で見るのとは全く異なる驚きの値段で販売している。

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ポップアップレストランでは、良い肉をお出しすることができそう。

15:00 今日最後の目的地は伊勢市内でトマトを栽培(土耕)している谷口順吾さん の谷口トマトさんへ。

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7月から8月まではメロンを栽培し、9月から6月まではトマトを栽培しているそう。品種は「ハウス桃太郎」という品種1つ。10月から出荷が始まったばかりで、まだ味がのってこないと谷口さんはいっていた通り、まだまだポテンシャルを感じる酸と甘味のバランスがいいトマト。土耕栽培なので、香りがいい。12月が爆旨になるそうなので、またその時期に来たいな。

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トマトのマスクがかわいい谷口さん。

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小俣駅まで送っていただき、最後に記念撮影。

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17:00 伊勢市駅に到着。昨日、会場見学で行ったロカンダ・ボーノさんに名刺入れを忘れていたようで、探しに行く。テーブルの上に置いたままだった。見つかってよかった。

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時間が空いたので30分ほど大好きなTwitterをしてから明日のためのレンタカーを借りにむかう。

18:20 宿泊先の「おく文」さんに到着。18:30に宇治山田駅近くの割烹「大喜」さんの予約が入っていたのだが、お忙しいところを「おく文」の若主人が車で送ってくださった。うれしいかったし、ありがたかった。

18:30 「大喜」さんに到着。宮内庁と神宮司の「御用達の割烹料理店で、かなりの大箱。土曜の夜ということもあって賑わっていた。すこしだけ待った後、カウンターへ。

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地場の刺身を食べながら、熊野地鶏のカツ定食(1300円)とビールを頼む。

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食後にご主人の坂田善則さんにご挨拶することができた。坂田さんは、滞在前に、僕たちが希望する取材先のアドバイスをいただいたりするなど、さまざまお世話になった方。地元の食材についてもお詳しいので、今後も頻繁に連絡を取ってお力をお借りしたい。

21:00 おく文に帰宿。「大喜」さんから30分弱かけて歩いて帰ってきたのだが、途中でお腹が痛くなってトイレに行きたいのを我慢しながらの修業。無事、修業を終えられてほっとしている。

すぐにお風呂に入って、一日の疲れを落とす。明日も朝早い(5時30分起き)。早く寝よう。

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伊勢市が主催する「クリエイターズ・ワーケーション」に選ばれ、11月13日から23日まで伊勢市に滞在していますす。

侍キュイジニエ」というユニットを料理人の大野尚斗さんと組み、滞在中に伊勢の生産地をまわって食文化を学んだ後、11/21(土)と11/22(日)の夜にポップアップレストランを開きます。

滞在中は、毎日伊勢でのワーケーション日記を更新していきます。

料理人付き編集者の活動などにご賛同いただけたら、サポートいただけるとうれしいです!