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ISE-Workation|11月21日の日記|晴れ、風が強い

3:00    起床。書きかけの原稿を再開。締め切りを延ばしてもらっていたので、これ以上は遅れられない。

8:30   原稿の目処がついたので朝食。再び部屋に戻って、最終調整。

10:30   身支度をして出発。今日は、伊勢市クリエイターズ・ワーケーションの集大成になるポップアップレストランの1日目。会場で、原稿の最後の仕上げを行なって送信。さて全力集中。

11:30   近鉄宇治山田駅前の伊勢料理専門店「大喜」の坂田喜則さんにお会いし、足りない食材を購入させていただく。器をお借りしたり、食材を手配していただいたりと、本当に何から何までやっていただき、坂田さんがいらっしゃらなければ今回の取り組みはやれなかった。本当に感謝です。

12:00   会場を清掃。床を履き、モップをかけて、壁や玄関を拭き、使用する器とグラスを洗って拭く。

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15:00   キッチンのサポート、三重県多岐町にある相可高校調理部の北村莉子部長と糸川幸汰さんがくる。作りおきはせず出来るだけアラミニッツ(出来たて)を提供したい大野さんは、朝から一人で仕込みをしていたので、強力な助っ人。紹介してくれた友人の料理人、竹矢匠吾さんに感謝。

16:00   東京からお客様としていらしたTOYO東京の成澤亨太さんが会場に来ていただき、テーブルセッティングなどを見ていただく。本当にありがたい。ひと段落ついたところで、メニュー表を制作。今回、たくさんの旅をし出逢った食材やプロダクトがあるのでそれをできるだけ紹介できるようなメニュー表を考えていたのだが、時間内に納得のできるものが制作ができず。運営全体のリソースが足りず、見通しの甘さが出てしまった。

17:15   全体のミーティング。当日の流れの確認、メニューの説明を共有する。レストラン中はサービスを担当することになっている。これまでサービスとも言えないような配膳係みたいなことしかしたことがなく、ファインダイニングのスタイルで営業するのは初めて。まったく勝手が分からず、不安がよぎる。

17:50   営業10分前にメニュー表ができて、近くのコンビニで印刷。

18:00   営業スタート。9皿とドリンク5杯。大野さんのサービスの要望に応えられず苦戦する。大野さんもイライラが募り、気持ちの良いコミュニケーションが取れない。僕自身がやりたいこと、レストランの素晴らしい表現をレストラン内だけで終わらせるのではなく、きちんと外に発信していけるような導線作りをしたかったのに、できないまま終わってしまい、残念な気持ちが募っていく。

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料理の内容が良かっただけに、それにのれなかったのが悔しい。

21:30   お客様がお帰りになる。片付けをして反省会。食事をしてくれた成澤さん、まさこさんにも残っていただき、ご意見をいただく。

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料理としては、提供温度の改善が課題。2日目は、そのあたりのオペレーションの変更については、明日成澤さんがサービスで入ってくれることになっているので、共有していく。

自分としては、素人にプロの仕事を求められて評価されるのは本意ではないし、自分がやれることはそこではないと思っているので、消化不良があった部分を伝え改善を考える。サービスの仕事事態は成澤さんにお願いできるので、慣れない(というか素人)仕事に四苦八苦する場面は少なくなるので、自分がレストランをやる上で担っていきたいことを試してみたいと思った。

22:30   帰宿。部屋に帰ったあとコンビニへ行って、伊勢に来て初めてお酒を買う。「こだわり酒場 レモンサワー」の500ml。当初に決めた旅の心得に、お酒を飲みすぎないとしていたのは、お酒に逃げないようにするためだったが、今日はどうしても飲みたかった。

24:30   就寝。

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