【感想】さくらの雲＊スカアレットの恋（ネタバレ無し）

本記事ではキャベツソフトの４作品目、「さくらの雲＊スカアレットの恋」のネタバレ無し感想を紹介します。

どんなゲームなの？

一言でいうと「大正」×「ミステリー」です。この設定は新しいですよね。エロゲと言えば王道は「学校」×「青春」だったりしますが、本作品では学校が登場しません。主人公は探偵事務所に所属し、常にミステリーを追い続けます。ここは新しいなと思いました。正直エロゲは学校系の作品が非常に多いので、飽きるんですよね。そういう方に非常にオススメです。

大正というロマンの塊

上記の背景に代表されるように、諸々の雰囲気がオシャレです。ロマンを感じさせます。特に木造で彩られた帝都の雰囲気は、見ているこちらが惹き込まれます。

ヒロイン全員、俺の嫁

攻略対象ヒロイン４人、全員色が違って、全員可愛くて、全員を俺の嫁にしたいです。エロゲあるあるだと思うんですが、ヒロインがあまり魅力的じゃなくて「仕方なく・・・」ポチポチとシナリオを進める事ありますよね。このゲームは４人全てのヒロインが魅力的で萌えるので、もうポチポチが止まりません。

所長：年上の頼れるお姉さん
遠子：世間知らずのお嬢様
メリッサ：ツンデレメイド
蓮：健気な優等生

こんな感じで、ヒロインすべてのキャラ系統が綺麗に別れています。CGもかなり綺麗＋萌えるので、キャラゲとしてもかなり楽しめます。

重厚なシナリオ

「キャラゲとしてかなり楽しめる」とか言った直後なのですが、シナリオもかなり面白いです。エロゲ批評空間でも平均値86というかなりの超高得点を獲得している、文句なしの名作と言って過言は無いでしょう。

ファンタジー要素の取り入れ、伏線の入れ方・回収含めてバランスの良いシナリオでした。