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【ESO|Gold Road対応】各クラス専用セットへの感想

アプデ43に2つ目のクラスセットが実装されたことで、来年は絶対に3つ目のクラスセットが来ると思い、この文章を書いたけど、ぶっちゃけ大半のセットの性能はお世辞にもいいとは言えないので、まず最強のビルドを求める人はこれを読まなくていいと思う。

そのため、この文章はなるべく対応したロールのメタ装備と比べないようにしてる。
理由はとっても簡単で、例えばDD向けの装備だと、結局レレクエン+ニルンが最強で、クラスセットを使えばどうしてもDPSが落ちるし、ヒーラーセットに至って、RO/JOとSPC/PP以外のセットはほぼ死んでるから、比べる意味がない。

なので、まずクラスセットは「5つ目の効果を発動すると、キャラクターに特殊なオーラを纏うからRP用」か、「メタに疲れたからたまに面白いビルドでやりたい」という感じで使うべきだと思う。

なお、自分はSteam版なので、装備の名前は英語表記にします。
ロールのDPSと秒間ダメージのDPSは紛らわしいから、本文章ではロールのDPSをDD(Damage Dealer)にします。





クラスセットの集め方

アポクリファにある「果てしなき保管庫(Infinite Archive)」という最大2人用のダンジョンを攻略し、各難易度のラスボスと道中で侵入してくる中ボスを倒せば、自クラスに対応したクラス装備がドロップする。

一応救済として、保管庫の攻略する時にもらえる通貨でも交換できるけど、ボスから出る装備は必ず登録してないパーツに対し、交換の宝箱(2000通貨)から出る装備は完全にランダムだ。
ボスのように登録してないパーツが出る宝箱もあるけど、あれは10000の通貨が必要で、すべてのミニゲームをクリアしてる状態でアーク4まで行くと同然なので、とある程度揃うと交換の効率が非常に悪くなる。

そのため、効率は当然キャラクターの強さに左右されるけど、個人的に効率的な集め方は3つがある。

・アーク1のラスボスを倒したら即リセット。(初心者向け)
・アーク2のラスボスを倒したら即リセット。(アーク2の中ボスを倒せるのが前提)
・野良募集で行けるところまで行く。(最低限にもアーク4をクリアできる場合)

非課金ダミーで35k前後のDPSを出せるビルドなら、アーク1は10分で終わるから、メンタル的に一番楽。しかし、リセットは10分かかるので、2キャラでやった方がいいと思う。

アーク2のラスボス自体はそこまで強くないけど、慣れないうちにスライムのDoTにやられるから、ボスのギミックを理解する必要がある。
一番の問題は道中で侵入してくるボスを倒せるかどうかで、もし倒せない場合はアーク1のみのルートより効率が悪い。
30分弱で一周、装備は3つだからアーク1だけの方が効率的に見えるけど、こっちの通貨が倍になるし、運がよければ侵入ボスはサークル1か2でやってくるから、それを倒したら即リセットするのもあり。

野良募集の場合は当然本気でやらないといけない、場合によって保管庫を攻略するためのビルドを作らないといけない。
すべての侵入ボスを倒したままアーク4までクリアしたら装備は7つがある上に、15000前後の通貨を貰えるから、なかなかうまい。
しかし、やっぱり二人の強さに左右されるし、アーク4をクリアするまで確実に2時間半以上かかるから結構しんどい



ドラゴンナイト

Basalt-Blooded Warrior

対応するスキルライン:大いなる大地

効果:大いなる大地のアビリティを使用すると、10秒間にメイン武器を使う時に勇壮(強)を得て、サブ武器を使う時に回復とバリアの効果が14%を上昇


ネクロム時代ではネクロマンサーのと共に、「比較的に使えるクラスセット」と言われるセットの一つ。
コンセプトはメイン武器のスロットにダメージアビリティ、サブのスロットにバフ・回復アビリティを入れることだから、PvPビルド向けと言われた。
もちろんタンクでもソロ用のPvEビルドでも、アビリティの構成次第で使える。

実質勇壮(強)が常駐してて、ULTの回転率が非常によく、それに伴い、リソースも常に回復されるため、生存性と持久力が高くなる。

問題はヒーラーだと、メインに入れるべきのアビリティをサブのスロットに入れないといけなく、メインとサブの関係性が逆転されるから、慣れるまで結構大変だと思う。


Pyrebrand

対応するスキルライン:熾烈なる炎

効果:軽攻撃を受けた敵に6秒のDoTを与える。完全にチャージした重攻撃は敵に与えたDoTの3つを消費して、ターゲットの6メートルにいるすべての敵にダメージを与える、もし敵の体力は33%以下だとしたら、この攻撃によるダメージは200%を上昇する。
これらダメージはターゲットに与えたDoTが一個につき20%のダメージを上昇し、最大60%まで。


とにかく強い、くっそ強い。
軽攻撃のDoTの表記DPSは普通に1000 DPSを超えてて、これはメタDPSセット並の火力で、しかも敵に3つのDoTがあると、そのダメージが60%を上昇するから、普通にニルンの柱と同じレベルの火力だと思う
(※武器ダメージが4500の場合、60%のボーナスなしで青装備でも表記は6秒に7400ダメージ

近接ビルドがPvPでずっと軽攻撃を当てるのは至難の業だから論外だけど、遠距離ビルドだと基本100%命中するので、レレクエンや炎の流儀と併用すると結構いい感じになる。

逆に重攻撃の効果は3つのDoTを消費する上に大したダメージを出せるわけじゃないから、使い道としてはソロコンテンツで体力のない雑魚を一気に倒し、いわゆる範囲処刑くらいしかない。

特筆すべきなのは、これらの効果にクールタイムがなく、軽攻撃のDoTは対象数に上限がないところ。
ニルンの柱でさえ発動する時に当たらない可能性があり、ミスしたら10秒のクールタイムを待たないといけないのに、こっちは100%命中だから、とても凶悪である。

はっきりという、次のアプデで9割ナーフされると思う。

今野良で保管庫の仲間を募集する人が大体DKの理由はまさにこのセットのためで、とりあえずメインキャラがドラゴンナイトならこれを集めて損しないと思う。

問題点としてこのセットは軽攻撃キャンセルというテクニックが前提になってるため、軽攻撃キャンセルを使わないとその性能を発揮できないから、初心者にとっては優しくないセットである。

熾烈なる炎に対応するクラスセットのくせに、熾烈なる炎のアビリティに一切関係のないところを言及してはいけない…



ナイトブレイド

Soulcleaver

対応するスキルライン:吸引

効果:戦闘中に吸引のアビリティは18%のダメージと回復量を上昇し18%のコストを減少する、代わりに吸引のアビリティを使うたびに1のULTポイントが減少する


主にヒーラーと遠距離マジカビルド用のセット。
効果自体はとても強く、魂丸呑みの表記ダメージが10000だと、追加ダメージは1800のダメージだから、これは『新たなる月の侍者』+『賢明な錬金術師』の数値で、PvP勢ならどんだけ強いのかすぐわかると思う。

問題はやっぱりULTポイントがずっと減ることで、なかなかULTを使えないところ。まぁ、これくらいの火力があれば拘束攻撃を使わなくても敵を倒せるが。

しかし、強化されるのはあくまで吸引のアビリティだから、スタミナビルドはもちろん、吸血鬼の爪やベールストライクをスパムアビリティにしたビルドだとそのボーナスを受けないので、DDビルドだと実質魂丸呑みビルド専用とも言える。

ちなみに、このセットの効果を常に発動させる必要がないため、フロントバーセットにすれば十分だと思う。

以上は全部PvPの話で、いくら18%のボーナスが強いとはいえ、吸引のアビリティだけを強化すると、PvEにおけるDPSは必ず落ちる。なので、このセットはPvEのDDに向いてない

ヒーラーだとULTの問題はそこまで深刻ではないから普通に使いやすい。


Umbral Edge

対応するスキルライン:影

効果:影のアビリティを使うと、3秒間にUmbral Riposteというバフが適用される、このバフは6秒に一回だけ発生する。
Umbral Riposteが適用されると、次に受けるダメージは必ず『回避』され、攻撃を行った敵は5秒間の脆弱(強)を受ける。


タンクかソロビルド用のセット。
実質6秒につき一回の敵からの攻撃を無効化するので、効果自体は結構強いけど、そもそもNBは攻撃を受けるとステルスに入ればいいから、タンクやソロコンテンツをやる時以外、このセットに出る幕がない

しかもPvPのNBだと、敵を襲撃をして、コンボ一つで相手を倒すというのは基本中の基本だから、まず攻撃されることを備えるより、敵が手を出す前にそれを倒すようにするべきで、このセットを使う意味がない。

タンクだと、敵の攻撃を無効化だけじゃなく、脆弱(強)で敵の被ダメが10%を上昇されるから、チームのダメージにも貢献できる。

一応PvPのヒーラービルドなら、このセットで生存性を高めるのも別に悪くないと思うけど、NBなのにPvPでヒーラーをやる人がいるかどうかは謎です。



ソーサラー

Monolith of Storms

対応するスキルライン:嵐の召喚

効果:嵐の召喚のアビリティでダイレクトダメージか、DoTの5回目のダメージで、ターゲットの隣に最大10秒を維持するモノリスが生成される、この生成は1秒に1個だけ、モノリスの数は最大3個まで
モノリス同士が28メートル以内であれば雷で繋ぎ、雷に接触したとモノリスの近くにいる敵にダメージを与える、このダメージは2秒に一回だけ。


嵐の召喚のアビリティでダメージを与えるとモノリスが勝手に生成され、敵にダメージを与えるし、ダメージ自体もなかなかのものだから、とても使いやすいPvE向けのセット。
当然ながら、このセットは最大出力までちょっと時間かかるし、局地戦を強いられてるから、PvPに全く向いてない。

問題点としてはやっぱりダメージ量は敵とモノリスの位置に左右されるから、あまり動かないタイプのボスには強いけど、あっちこっちに動き回るタイプのボスだと、まともにダメージを与えないのが難点。

別にすごく弱いというわけじゃないのに、なぜかあまり人気がなく、使う人は大体雷使いのRPをしてるというイメージがある。


Beacon of Oblivion

対応するスキルライン:デイドラ召喚

効果:ペットを召喚してる間に、1840の体力と1980アーマー値が追加される。ペットを召喚してない場合、すべてのダメージと回復量が15%を上昇する、PvPエリアにいると、この効果は5%を減少される。


とても簡単な効果で、主にタンク・ソロコンテンツ、及びPvPビルド向けのセットである。
効果から見るとペットを召喚しない方が強いし、15%ならPvEのDDビルドでも使えるじゃないかと思われるけど、残念ながらこのセットの2つ目と4つ目の効果はタンク向けだから、PvEのDDは大人しく他のセットを使うべきだ。

そのため、ある程度の生存性を高めつつ、15%(10%)のダメージボーナスの恩恵を受けるのはソロコンテンツとPvPビルドのみ。

一方、ペットを召喚すると、単純に1840の体力と1980アーマー値が追加されるだけ。
確かにPvPのタンクは装備の特性を頑丈にすることが多く、アーマー値自体は33000まで行かないから、1980のアーマー値は無駄にならないけど、いっそのこと『疫病医』か『黒檀の武具』で体力を特化した方がいいし、そもそもPvEのタンクだと自分の硬さより味方の戦闘力を上げるセットを使うのが主流になってるから、はっきりいうとすげえ微妙

つまり、このセットは召喚のスキルラインに対応したのに、召喚獣を呼んだら弱くなるという謎の設定になってる。

ぶっちゃけアプデ43で追加されたセットの中に、これが一番微妙だと思う。



テンプラー

Wrathsun

対応するスキルライン:暁の憤怒

効果:暁の憤怒のアビリティでダメージを与えるたびに、10秒間にSunlightという効果が適用され、蓄積ごとにマジカ再生が12を上昇し、最大40回まで。
蓄積が最大になると暁の憤怒のアビリティのダメージが25%を上昇すると同時に、敵にWrathful Novaを与える、しかしSunlightの蓄積が更新できず、効果が切れると当時のマジカの50%を失う


一見マジカビルド寄りに見えるけど、実際多くのテンプラーのダメージアビリティはマジカを消費するから、スタミナビルドでもマジカ再生の恩恵を受ける。最大480だから、なかなか強い。

Wrathful Novaは暁の憤怒のULTのこと、つまりSunlightが最大まで蓄えると無料で一発のULTを撃てる
ノヴァの性能は変異前のULTと全く同じだから火力が結構高く、しかも暁の憤怒のアビリティにもダメージボーナスが付くのでかなり強力の効果である。

しかし、効果が切れるとマジカの50%が消えてしまうのは深刻な問題だ。
自分はマジカビルドで無課金ダミーを殴ってみたけど、もしアビリティの構成をスタミナ寄りにしなければ、最大マジカの自然回復は1921があっても、マジカは2回目のWrathful Novaで枯れる、しかもポーションのCDはギリギリ間に合わないから、長期戦だとスキル回しを維持できない可能性が高い。
(※一応、アビリティをスタミナ寄りにすると、マジカの自然回復はなんとかなる。)

それにPvEで最速発動だと、反射の光・太陽の弾幕・光の力・太陽の妨害を使う必要があり、反射の光と太陽の弾幕のDPSはお世辞にも高いとは言えなく、後者は発動する時にすべてクラスアビリティのダメージが5%を上昇するから、まだ使う理由があるけど、反射の光のバフは普通に戦士ギルドのCamouflaged Hunterと被ってて、はっきりいうとこれだけは使いたくない。

一回暁の憤怒のアビリティでダメージを与えればSunlightの蓄積が始まるし、ダークフレア・バックラッシュ・破滅の光は25%の恩恵を受けやすいけど、発動まで時間かかる・50%のマジカとWrathful Novaが当たりにくいから、PvPでその性能を遺憾なく発揮させるのはほぼ無理

とりあえずハイリスク・ハイリターンのセットで、ちゃんとリソースの管理さえできれば、使う価値があるセットです。


Aetheric Lancer

対応するスキルライン:エドラの槍

効果:30秒内に焼けつく光(エドラの槍のパッシブ)で2回のダメージを与えると、大きさ5メートルのエリアが5秒間に生成される、この効果に6秒のクールタイムがある。
このエリアの中でエドラの槍のアビリティでダメージを与えると、槍を飛ばして追加ダメージとSunderedというStatus effectを敵に与え、6秒間に自分の武器・スペルダメージが300を追加される


テンプラーらしく局地戦特化のセット。
要はエドラの槍のアビリティでダメージを与えると、6秒ごとに1回の追加攻撃を与える。その追加攻撃は武器・スペルダメージが3600の時に6600のダメージの程で、つまり素でDPSの1000を超えてるため、PvEでは普通に使える。

一見、このセットのSunderedは光の力の効果と被ってるけど、Sunderedは敵に破砕(弱)を与えるだけではなく、ダメージもあるので全く意味がないというわけではない。

問題点としてはこれを発動させるには焼けつく光で2回のダメージを与えるのが必要で、つまり発動まで最低限にも4秒がかかる、しかもこのエリアは必ずキャラの足元に生成されないから、つまりキャラを移動してエリアに入らないといけない、この余計な操作でスキル回しのミスに繋がり、DPSが落ちる可能性もある。

画像のように、槍のエリアは必ずキャラの足元ではないところに生成される。

ダミー殴りでもこのざまだから、実戦でどんだけ不安定なのか、簡単に想像できると思うが、一応ダメージ自体はかなり高いから、うまく発動できればそれなりのDPSを出せるはず。

発動するまで手間がかかる・範囲が狭い・ずっとエリアの中にいる必要があるという三拍子で、基本PvPに向いてない。

とりあえず、アプデ43までのテンプラーのクラスセットは全部「当たったら強いけど、癖が強く、それなりの代償がある」です。



ウォーデン

Gardener of Seasons

対応するスキルライン:緑との調和

効果:装備中に「Herald of Spring」というバフが適用され、緑との調和のアビリティで過回復すると3秒の勇壮(弱)を得る。
防御態勢(マウスの右クリックを長押し)で回復アビリティを使うと、「Herald of Spring」が消費され、代わりに6秒間に「Harbinger of Fall」というバフが適用される。このバフが適用される間に、回復アビリティで過回復すると、継続時間5秒で大きさ8メートルのエリアが生成され、中にいる敵に臆病(強)・味方に生命力(弱)を与える。このエリアに5秒のクールタイムがある。
「Harbinger of Fall」が消えると、「Herald of Spring」が戻る。


わけがわからないクラスセットその1、某すでに更新が止まった和訳のセット装備サイトの説明文は間違ってて、こっちの方が正しいです。

多分Harbinger of Fallの発動条件を見た人はみんな ∑( ゜Д゜)の顔になると思う。
緑との調和はヒーラーのスキルラインのくせに、「防御を押しながら回復アビリティを使う」という戦い方は基本タンクしかしないから、結論からいうとタンク向けの装備である。

ウォーデンにHoTが多いから、過回復自体は難しくないけど、条件のせいで使い道が限られてて、タンク以外だとPvPビルドくらい。
もっとも、PvPで敵と戦いながら過回復を維持するのは結構無理な話だが。

ゴールドロードで書記アビリティが追加され、ウォーデンのクラスマスタリーはアビリティを起動すると8メートルのエリアが生成され、中にいる敵が誘惑状態になるという効果があるため、このセットと併用すればCCの鬼になると思うけど、言うほど実用性があるかどうかと聞かれたら、やっぱり微妙だよなぁ…。


Aerie's Cry

対応するスキルライン:獣王

効果:軽攻撃を受けたターゲットは12秒間にEagle's Markというデバフを与えられ、3秒ごとに鷹からの攻撃を受ける
Eagle's Markを与える際、キャラクターは12秒間にAerie's Callというバフが適用され、Eagle's Markが付いた敵に対し、獣王のアビリティのダメージが10%を上昇する。
Eagle's Markのクールは3秒で、すでにEagle's Markが付いた相手に別のマークを与えることができず、既存のマークの継続時間を更新することもできない上、同時にマークできる対象数は一つだけ


対単体用セット、マークの仕様は基本NBの『標的補足』と同じ。
Eagle's Markによる鷹の攻撃は『深淵の暗黒』というセットと大体同じだけど、あっちは12メートル内にいる一番近い敵を対象にすることに対し、こっちは指定された対象にしか攻撃しないから、こっちの方が使いやすい。
鷹のダメージは『深淵の暗黒』よりやや低いけど、獣王のアビリティのダメージが10%を上昇するから、総合ダメージは悪くない

Pyrebrandほどじゃないけど、それでも癖がなくかつ実用的で、アビリティの構成次第でメタレベルの火力を出せる一品です。
しかもこのセットはPvEだけじゃなく、PvPでも普通に使える。(地中襲撃のダメージが10%アップは普通にやばい)

問題点としては説明文に「マークは重複できない」と明言してるので、もしこのセットを使うウォーデンのDDが二人もいる場合は、最初にマークを付けた人のみ、鷹の追撃とダメージボーナスを発動できるため、片方の火力が死ぬ



ネクロマンサー

Nobility in Decay

対応するスキルライン:骨の暴君

効果:戦闘中に骨の暴君のアビリティを使用すると、「Beautiful Corpse」という死体が生成され、16秒間に「Death's Favor」というバフを得る。
「Death's Favor」はキャラクターが失った体力を応じて、最大12%の回復量を上昇し、受けたダメージをカットする
このバフに20秒のクールがあるけど、発動する時にアビリティのスロットに骨の暴君のアビリティを入れてる場合、1個につき2秒のクールタイムが減少する。
アビリティで「Beautiful Corpse」を消費する時に、キャラクター自身も一つの死体としてカウントされる。


ネクロム時代ではドラゴンナイトのと共に、「比較的に使えるクラスセット」と言われるセットの一つ。
回復量アップとダメージカットという効果であるため、PvP・PvEに問わず、使える場面が多い。
クールは20秒でやや長いに見えるけど、実際この効果を発動させるために、まず骨の暴君のアビリティを使わないと行けないから、そこですでに2秒のクールが減って、実質18秒である
そもそもこのセットを使う時点で、ビルド自体は防御寄りだから、そのスロットに骨の鎧しかないわけがないので、実質永続的バフです。

効果は最大12%で、しかも防護(強)と(弱)に被らないから、アーマー値が33000の場合は被ダメのカットが「50%+27%」になる、とても硬い。

癖がなく、基本勝手に発動してくれるから、申し分のないセットとも言える。ネクロマンサーも元々タンク寄りなので、使う価値がある。

死体の生成もバフもクールタイムの減少も起動する時の状態に参照するため、バックバーセットとしてはとても優秀。


Corpseburster

対応するスキルライン:墓の王

効果:死体を消費する時に、その死体が爆発して5メートル内にいる敵に追加のダメージを与える。スロットに墓の王のアビリティを入れると、一個つきに10%のダメージボーナスがある。
この死体爆発に0.5秒のクールがあり、爆発を受けた敵は5秒間に破砕(弱)の影響を受ける。


ゴミ・オフ・ザ・ゴミ
、わけがわからないクラスセットその2。
ネクロマンサーといえば死体を爆発させるという発想は当たり前といえば当たり前けど、問題は今の仕様はどう見ても設定ミスである。

まずPvEの場合、死体の消費は大体10秒に一回で、PvPに至って全く死体を消費しないビルドもある。
それに対し、この死体爆発の火力は武器ダメージが4000弱だと、およそ5700しかない、つまりPvEの場合は10秒に5700の追加ダメージと同義である。

0.5秒のクールがあるため、PvPのボンバービルドとして、闇の収束→疫病の巨像→死体爆発の連鎖反応というコンボもできない。(※起爆される死体は一回に一つしかないから)

Redditによると、まともに使える方法は骨爆弾→髑髏を飛ばす→死霊術の効果で起爆させて、バーストダメージを与えるくらいしかない。
しかし、死霊術の効果自体にダメージがないし、死体爆発のダメージも少ないから、もう一回髑髏を飛ばした方が強い。
っていうかこのコンボなら普通に汚された悪夢を使えばいいって話。

一応、書記アビリティのクラスマスタリーを使えば、10秒間に3秒ごと一回自動的に死体を消費することができる、これは骨爆弾の2.5秒の起爆にとってちょうどいい時間で、この場合だとこのセットによるDPSは1000を超えるから、別に弱くないに見えるけど…
実際このやり方は、まずPvEしか使えない上、実戦だと常に3秒に一回起爆できるわけでもなく、スキル回しが乱れたらDPSがすぐ落ちる。
しかも、ずっと勝手に死体を消費するから、今度は逆に衝撃吸収を起動できない可能性がある

つまり、並程度のDPSを出すためにオワタ式の縛りプレイをしないといけないから、普通に別のセットでいい。
なので、多分ドMでもこのセットを使わないと思う。



アルカニスト

Reawakened Hierophant

対応するスキルライン:治癒のルーンフォーム

効果:ULTではない治癒のルーンフォームのアビリティを使うと、当時のクラッツの数に応じて6秒間に味方に以下の効果を与える:
・1クラッツ、バリアを与える。
・2クラッツ、勇壮(弱)を与える。
・3クラッツ、防護(強)を与える。


一言で言うと、このセットを装備してる間に、治癒のルーンフォームのアビリティを使うと、バリアとバフが勝手に付いてくれるセット。
効果はアビリティが起動される時のクラッツ数に参照するため、2クラッツがあっても、バリアも勇壮(弱)も貰えるわけではなく、勇壮(弱)だけです。

バリアもバフも継続時間は6秒しかないため、ずっとクラッツを生成・消費しないと効果が切れるけど、ぶっちゃけ全くクラッツを生成・消費しないアルカニストはいないから、クラッツ自体は大した問題じゃないと思う。(※クラッツを無視するならそもそもアルカニスト以外のクラスをやればいい。)

しかし、「治癒のルーンフォームのアビリティでのクラッツ生成」が条件だから、発動できるのはルーンの癒しと宿命のチャクラムのみ。そのため、ヒーラー以外はとても使いにくい。
しかも、運命の鎧の変異は決してクラッツを生成する方にしていけない、でなければ1クラッツ目のバリアは基本発動しない。

もちろんタンクにも使えるけど、ルーンジョルトでクラッツを生成すると効果が発動しないから、別の挑発アビリティを使う必要がある。

PvPではルーンの癒しの変異で回復することが多いど、やっぱりクラッツの織り手の鎧を使えないことが一番致命的だと思う。

このように、効果自体は悪くないものの、発動条件が厳しいから、わざと使う理由はあまりない。

英語の原文では対象は「Allies」と書かれてるため、実は味方だけじゃなく、自分にも有効

正直にいうと、ヒーラーセットとしても、その効果はあったらありがたいけど、いうほど優秀かと聞かれたらとても答えにくいので、使いたいなら使えば?という感想しかないセットである。


Spattering Disjunction

対応するスキルライン:書の使者

効果:書の使者のアビリティでダメージを与えるとターゲットに2つのStatus effectを与える。この効果に7秒のクールタイムがあるけど、書の使者のアビリティでダメージを与えるたびに、クールが0.5秒を減少する、この効果は1秒につき一回発動する。


ぶっちゃけとても微妙なセットで、この文章を書く時に、自分はまさにこのセットを試練用のPvEビルドにしてる。

アプデ41でStatus effectが強化されて、公式から「Status effectは強いゾ」「みんなもStatus effectを使え!」と言われるような調整がきたので、ある程度のダメージを出せることが保証されてるのは事実だけど、このセットのStatus effectは完全にランダムだから、まず当たり外れが激しい。

カニビームを使えばクールは実質3秒弱しかないから、発動の間隔は結構短いけど、結局PvEでDPSを出せるStatus effectは炎と毒というDoTで、PvPだと疫病とSunderedじゃないとあまり意味がないから、どっちも中途半端になる。

一応、自分のスキル回しだと、自然に発動するStatus effectを含めて、すべてのStatus effectのダメージ量はおよそ総合ダメージの10%くらいで、その総合DPSは『致死の一撃』セットとほぼ同じです。

なので、DPSに拘る人にとっては使えないかもしれないけど、ある程度のDPSさえ出せばいいという場合は使えなくもない。

やっぱりReawakened Hierophantと同じく、なんとも言えないセットであるため、使いたいなら使えば?という感想に収束する。

アルカニストのクラスセットはこういうのしかないのか・・・?



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