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【ESO】DLCのFiresongへの感想。(ネタバレあり)

恒例のチャプターメインストーリーの後編に当たるDLC、今回は10月までハイアイルを持ってる人であれば、公式からのプレゼントとして貰えるはずだから、デッドランドに続き、三回目のマップ付きの実質無料DLCです。

今回のストーリーはハイアイルの北西にある島、ガレン島を舞台にし、ドルイドを纏わる話です。
前半のハイアイル編ではすでに登場してたドルイドが、ガレン島編では主役で、ストーリーの流れもエルスウェアとグレイムーアの方式で、前編と後編は全く繋がりのない話に構成され、両方も終わったら真の黒幕と対決する最終章に突入するという展開です。


今回の物語はドルイドが主役の話で、ハイアイルとは違い、ガレン島は実質ドルイドとその文化に支配されてると言っても過言ではない。で、ドルイドも一枚の岩というわけではなく、主に3つの部族に分けてる。
で、今回の事件はDLCの題名でもあるファイアソング族の反乱から始まりです。

まぁ、話を要約すると、大昔にドルイドにも王様がいたけど、最後の王様が亡くなる前に一つの文章を残した。
ストーンローレ族とエルダータイド族はそれを王の遺訓として見なしているけど、ファイアソング族はそれを実現すべき予言だと思い込んだから、力ずくで他の二部族からドルイド王の証である種を奪い、ついでに滅ぼそうとした。

しかし、ドルイドの王になるために、証である種があっても、儀式を行うために精霊の力に頼る必要があり、その精霊(Frii)もファイアソング族のやり方に反感を覚え、ストーンローレ族は当地のブレトン領主にも深い関係がある上、敵であったシーエルフの船長も味方になってくれたため、結果的にファイアソング族の目論見は失敗に終わった。

これが本DLCのストーリーで、前述した「後編」です。


ファイアソング族のリーダーが倒され、残りのファイアソング族は基本降伏したが、それでも死ぬまで戦うことを選択した人もいたり、ハイアイルでは大活躍してた超越騎士団に雇われる人もいる。

実際この戦いで、当地のブレトン領主も戦死し、大きいな被害を受けた。当然この好機を逃さず、ハイアイルで大敗した超越騎士団はついに動き始めた。

ハイアイルで三旗のリーダーを救ったLady Arabelleは毒を盛られ、倒れてしまい、プレイヤーは解毒剤と毒を盛った人を探す旅に出ることから、最終章が始まる。

そして、全てはGonfalon Bayの領主であるLord Bacaroの仕業だったことを判明し、彼こそが超越騎士団のリーダー、超越の王であった。

実はLord Bacaroの母はドルイド王の子孫で、Bacaroは自分にドルイドの王位を継承する権利があると信じ、今回の事件を起こした。
彼の目的はドルイドの王として君臨し、タムリエル全土の精霊を率いて、三旗のリーダーを倒し、タムリエルを統一することで、恐怖政治によって永久の平和が訪れることである。

設定上、ドルイドの王はすべての精霊を操ることができ、たとえ三旗が同盟して対抗しようとしても勝つことができないと、作中に明言されてる。

まぁ、当然いつも通り、プレイヤーはギリギリ間に合って、Bacaroを倒したけど、ファイアソング火山を統べる精霊も倒されたため、大噴火寸前になった。
その時、精霊であるFriiが新しいファイアソング火山の精霊になってくれたため、危機はハイアイルとガレン島から消え去った。

最終的に、今回の件で三旗のリーダーは和議に前向きになって、Lord Bacaroが願ってたタムリエルの平和は違う形で実現された。


と、今回のストーリーはこんな感じでした。
なんかよくある話みたいな感じがするけど、それでも個人的にはグレイムーアとブラックウッドよりはよかったと思う。
少なくともブラックウッド・デッドランドのSombrenのような謎な豹変はなかったし、展開も筋が通ってる。


ただ、今までのストーリーとは違い、今回は最初から黒幕を隠そうとしてなかったし、しかも予想通りに彼が黒幕だったから、そこはどうしようもなかった。

実はハイアイルの時に、すでに超越騎士団の目的はBacaroの願いを叶うために動いてると遠回しに言ってた、それに登場人物を消去法で考えると、黒幕はBacaroしかいなかった。

ファイアソング族は戦後、そのままドルイド評議員会に参加することができるが、ぶっちゃけドルイドの王の詩を予言だと思い込むことを是正しない限り、いずれまたやらかすじゃないかと思う。

確かに王の力に拘り、王の力を自然に返そうとした最後のドルイドの王を殺した人もファイアソング族だった。

ちなみに、確かにファイアソング族はガレン島の件の元凶ではあったけど、実際彼らも単にBacaroに利用されただけで、たとえファイアソング族が主人公たちを打ち破っても、結局ファイアソング族のリーダーがドルイドの王となり、再びドルイドを一つにすることは決してないから、彼らもBacaroの被害者である。

そもそも作中では、ファイアソング族のリーダーはあくまで先王の予言を実現させようとしただけで、多分三旗がドルイドに関する問題に手を出さない限り、タムリエルにとっては無害だと思う。

しかし、GlenumbraとBangkoraiにドルイドの生息地があるし、ハイアイルとガレン島にもブレトンの街があるから、DCとの開戦は不可避である。


感想はこれくらいかな?
上にも言ったけど、今回のハイアイル・ガレン島のシナリオは前よりよかったから不満はないが、やっぱりエルスウェアを超えられなかった。

それにストーリーに不満がないだけで、ガレン島のウェイシュラインは初期の西スカイリム並のクソさで、デイリーをやる時は本当にしんどいから、そこは本当になんとかしてくれ…

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