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【ESO】新章Gold Roadのレビューとストーリーへの感想。

毎年恒例のやつですが、今までとは違い、リリースされた頃はある意味人権チャプターだと思います。(将来にナーフされる可能性もあるので、理由は後述)




レビュー

まずはグラフィック面から。
今年に実装されたエリアはシロディールの西、ゴールドコーストの東にあるウェストウィールドです。そのため、いままで分断されたDC領とAD領は繋がり、ついに徒歩でも島ではないエリアに行けるようになりました。

ウェストウィールドは秋をテーマにしたエリアで、朝と夕方はちゃんと宣伝用のコンセプト絵のように、どこでも金色・橙色に包まれた大地であり、文字通りの「ゴールドロード」です。
それでもわからない人はとりあえずエルデンリングの王都エリアを想像すればいい、ウェストウィールドはあそこより黄金してます。

グラフィック自体はそんなに進化したわけではないものの、個人的にいままで一番好きなエリアです。


ただ、今年のメインキャラであるイセリアはガチで写真詐欺レベルで、「君なんか写真と違わない?」と言われても仕方がない程、モデルがひどくて、そこは一番残念なところとも言えます。


ストーリーについてですが、今年のメインストーリーは去年Necromの続きで、今回はモラとイセリアの争いに休止符を打つという内容です。
ネタバレになるから詳しく言えないけど、今までのストーリーでは主人公は必ず正義側という立場であったけど、今回はそうでもない展開のため、意見が分けそうな物語でした。

今まで一番好評だった南北エルスウェアのメインストーリーを越えたかどうかは人それぞれだけど、自分は絶対にグレイムーア・ブラックウッド・ハイアイルのメインストーリーより面白いと断言できます。

メインストーリー以外に、後述の書記システムにもクエストラインがあるため、今年のストーリーラインは10時間以上のボリュームがあります。
それだけで、ストーリーを読むのが好きな人にとっては非常にお得なチャプターです。


今年の目玉は書記システムです、このシステムには2つの機能があります。
1つ目はスキルスキンです、要は一部のアビリティの外見…っていうか色を変えることができます。
性能に影響がないため、別になくても問題がないけど、ロールプレイの幅が広がるから、ロールプレイ勢にとっては期待できる機能です。

もう一つ目の機能はアビリティを作成です。
簡単にいうと、各武器・ソウル・戦士ギルド・魔術ギルド・アサルトのスキルラインに一つのアビリティ(ソウルだけ二つ)が追加されてて、そのアビリティの性能と仕様はなんとプレイヤーがカスタマイズできます

例えば、片手武器+盾だと「盾投げ」ですが、まずこれで片手武器+盾にも遠距離アビリティがあるということになった上、その盾投げをダメージソースにすることができれば、タウントアビリティにすることもできます。

あとは大昔に弓のマグナム弾にあった後退効果も、カスタマイズできる新しいアビリティとして再登場しました。

そのため、今まで各クラスのアビリティの仕様でどうしても手が届かなかったところはこの書記システムを使えば解決できます。

そして一番大事なのは、この書記システムでゲーム内唯一の射程28メートルのスタン・引っ張りアビリティバフ持ちの低コストの回復アビリティを作成できるため、とりあえずガチのPvP勢にとって非常に大事なシステムであるため、今のところは人権と言っても多分過言ではないと思います。


試練についてですが、今年の試練はいうと難しくないけど、とりあえず殺意が高い、ノーマル試練の一番目のボスに強制ワンパンのギミックがあるといえばわかると思います。
試練のセット装備の性能もなかなか強く、DPSを改善したい人ならまず購入して損はありません。


まとめて言うと、10周年にふさわしいチャプターだと思します。
流石に「今すぐ買え!」というレベルではないけど、今までのチャプターに比べ、いずれ買う必要があると思います。
イセリアの顔以外にどうしても批判しなければならない点は、今回のクエストトラッカーは結構ゴミです、たまに分かりづらく、クエストの矢印についたら逆に迷子になる時もあります。(ありました)

あとはこのチャプターに関係がないけど、今年の3月から何故かPingが悪く、アメリカ在住の人でもたまに999+になるし、サーバーのせいでログインできないことも増えました。


これからはネタバレゾーンですので、メインストーリーをクリアしてない人はページを閉じてください。










メインストーリーへの感想

長文になるし、この部分はすでにクリアした人向けだから、ストーリーの内容は書かないようにします。


なにげに初めてウッドエルフがメインストーリーに関わるチャプターだから結構新鮮だった、ウッドエルフの王の裏切りは多分みんなもなんとなく気づいたじゃない?w
いままでウッドエルフはハイエルフの付き者みたいなイメージがあるけど、実際今回のストーリーで、ウッドエルフの王に本当にウェストウィールドのアイレイド帝国の後継者と明言したから、ちょっとびっくりした。


実はデッドランド初出のFargraveはMirrormoorの領域内だった、まぁ結局デッドランドにもFargraveはオブリビオンのどこかとしか言ってなかったから、後付けとはいえ、それはそれでいいではないだろうか。


イセリアの能力は厄介だけど、元々本人はそういう悪いデイドラではないし、どの世界線のイセリアでもモラに追い詰められたから暴走するから、ぶっちゃけ元凶はモラだと思う。

ストーリーにも言及されたけど、人間とは違い、デイドラは不変という性質があるから、モラはこの性質に基づいて「イセリアは世界を滅ぼす存在」と断言しただろうけど、そもそもイセリアの性質は「不確定」だし、実際ストーリーでは確実に「変わった」から、そこはモラの読み間違いだと思う。

つまり、ストーリーの展開から見ると、そもそもモラがイセリアに手を出さなければ、イセリアが急に暴走することはないと思う、モラが見た「イセリアが必ず暴走して世界を滅ぼす」というイセリアの最期も、結局モラが介入したからこそ発生するイベントとも言える。
デイドラは不変だから、モラは自分こそ引き金であることに気づいてなかっただろうな。

イセリア側にとって何もやってないのに急にモラにタヒねと言われるような状況だったから、まぁ当然納得できないよな。
しかし皮肉にも、イセリアの従者であるTorvesardも最後まで自分の使命に縛られた。
とりあえず、自分はどっちかっていうとイセリア寄り


NecromではキモかったGadaynのことだけど、まさか今回はLeramilの方がまんざらでもないという感じでちょっと笑ってた。
とあるクエストではイセリアの領域を突入してるにもかかわらず、この二人はずっといちゃついたから、もうお前らは帰れやと思ったわw
特にGadaynが消えた後のLeramilの態度は必見。


とりあえず感想はこれくらいかな、まぁLCの装備がほしいから、ゲームに戻りますね…(立て逃げ)

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