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犯罪被害に遭って思うこと

令和5年3月性被害に遭いました。
加害者は職場の上司です。

被害後にPTSDを発症しました。

以前は、仕事はもちろん、ヨガや登山やスポーツ等、休む暇がないくらいらとてもアクティブに活動していました。

今は仕事も趣味も出来ず、人に会うことも怖く、自宅で篭りきりの生活をしています。

元気だった頃の自分を知っている人に会うのが怖いんです。
誰も責めたりしないのにね。怖いんです。

前職は心理職でしたので、
私と同じ境遇の方や同じ病気、病状で苦しむ方のサポートをしていました。

そんな自分が今は支援される側にいます。
何とも言えない心境です。

そして加害者も同様の職種。
支援をする立場の人間が、支援される側の人間を作り出しました。

私と同じような、怖い目にあい、
PTSD発症してる人を、加害者も沢山みてきたはずなのにね。

加害者はその後、懲戒処分されました。
わたしに謝罪文を交付しました。
社内聴取でも食い違いなく、認めている部分は多いと聞いています。

会社はわたしの味方をしてくれました。
辞めないで続けて欲しいと言ってくれました。
でも頑張れなかった。
周りの目が怖かった。

会社を守りたくて、とても悩んだけど、
加害者を許せなくて、声をあげた。
会社に、同僚に、言いたくない話をした。
聞かれたくないことを話した。

加害者はちゃんと処分された。

同時に刑事事件としても動いていた。
被害後に私は警察とワンストップセンターを受診している。
動揺していて、被害申告は4日後になってしまった。おそらくこれが命取りになった。

ワンストップセンターの受信履歴や、
同僚の証言、懲戒処分の事実、社内聴取の内容、謝罪文、客観的な証拠はあったものの、結果は不起訴処分でした。

あんなに勇気を出したのに、
あんなに嫌な思いをたくさんしたのに、
自分を否定されたようなそんな感覚です。

これから、どうなって前に進めばよいか、
まだまだ暗闇の中にいます。

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