やり直し世界史探究①

間が空いてしまった。なかなか本題に入れないが今回も学校で教わる世界史の問題点や、社会人になってからの勉強方法について思うことを記すことにする。

①古代から現代までのざっくりしたイメージを簡潔に素早く身につけたい

高校では入試が迫っており他に優先度の高い教科があるなら世界史に割ける時間が足りない。また大学で理系に進むと世界史にまつわる授業などなく(積極的に取ればいいんだろうけど普通はそうはしない)、社会人になって一般常識が欠けていることを痛感するのである。

知識欲があるのに補完してくれる手段が乏しいと感じつつここまできてしまった。歴史物って流行り廃りのあるものと違って語学同様蓄積が効くので日々少しずつでも楽しみながら勉強すればいいのだと気付いたのが現役が終わろうかという年齢。これを読んでる人はもっと早めに着手した方がよいですよ。

②社会人になってから勉強し直すなら、そして実用を考えるなら、現代とのつながりを優先した方がよい

極論すれば、日本を除けば米中の国家の成り立ちを遡りながら調べていくのが良いと思う。米国の場合は古代ローマ〜中世ヨーロッパ〜大航海時代、帝国主義時代を経て独立戦争から現代へ。中国の場合は個々の王朝の盛衰を殷〜清、中華民国、中華人民共和国、をさっと眺めるということですね。他の王朝や国家は脇役と割り切るということです。中華王朝は好きでやるならともかく、ビジネスマンが片手間にやるのであれば人名などどうでもよく、ただどんな王朝がどんな特徴で盛衰してきたのか、を順を追ってみていけばよいでしょう。

高校の世界史の教科書を最初から読破しようなんて思わなくていい。あれは語学では辞書なのだと割り切れば良いと思います。

いろいろ書きたいことがあるが今回はここまで。

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