朝鮮半島・満洲史を追う(2)〜満洲史の概略(1)

朝鮮半島と満洲を一体として歴史を追いたいのですが、年表に両方の出来事を入れるとごちゃごちゃして流れが見えなくなるので、どう整理するのがベターなのか試行錯誤しているところです。

前回は朝鮮半島史を、明治政府が開国を迫ってから併合するまで、を時系列に記述しました。

今回は「満洲史の真実」宮脇淳子著 を参考にして満洲史を同じように書いてみることにします。

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まず書き初めは、満洲(当時の清国)が日本と関わって動き出すのは日清戦争が発端との前著の主張に従います。そこから満洲国の消滅まで書くことを目指します。

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1894 日清戦争(満洲は清国の一部)
1895 下関条約で遼東半島を獲得→三国干渉にて清に返還 ロシアは東清鉄道敷設権を獲得する
1898 ロシアが旅順・大連を租借、ハルビンからこの地に至る南部支線の敷設権を得る 義和団の乱が起きる
1900 義和団の乱を八カ国連合軍が鎮圧、ロシアはそれに乗じて満洲を占領
1902 ロシアに対抗して日英同盟
1904 日露戦争
1905 ポーツマス条約
1906 遼東半島に日本が関東都督府設置、満鉄設立
(1910 日韓併合)
1911 辛亥革命(フランス革命等の市民革命ではない。実態は清朝の一部軍隊の武装蜂起つまりクーデター)
1912 中華民国臨時政府樹立、清朝終わる(建前として満洲は中華民国の一部と言うことだろう)
1926 蒋介石率いる国民党軍が北伐開始
1931 柳条湖にて満洲事変
1933 国際連盟、満洲を不承認、日本脱退
1934 溥儀が皇帝となり満洲帝国成立
1937 盧溝橋事件、支那事変
1939 ノモンハン事件
1945 日本敗戦
1948 満洲が共産党軍のもとに入る(ここまで「満洲」はあったと見るべきか)
1949 中華人民共和国成立

ここまで(書き殴りなので追々修正を加えます)

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