朝鮮半島の歴史(2)

中高生時代、歴史の勉強が嫌で嫌でたまりませんでしたが、大人になってから、教え方もしくは勉強の仕方が悪いのだ、と言うことがわかってきました。興味が持てないから知りたいと思えない、分からないから興味がわかない、の負の連鎖にハマってしまうわけですね。今は、興味を持ったから知りたい、知りたいから勉強して少しわかるようになる、わかるとさらに興味が湧いてくるからさらに勉強する、のポジティブフィードバックが働いている感じです。

と言うわけで、亡父が生まれ育ったが敗戦で引き上げざるを得なくなった土地、そしてなぜ未だに反日的な行動が続くのか、等々に興味を持って勉強を始めた朝鮮半島について、わかってきたことを共有したいと思います。

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李氏朝鮮以前は趣味とか学者の学問の世界ですから、普通のビジネスマンは知らなくて構わないと思います。さらに言うなら、ビジネスマンの常識として嗜みとして知っておきたいのは、時期的には李氏朝鮮が日本と関わりを持ち始めた幕末・明治維新から現代まで、だと思います。

歴史の理解の仕方として、出来事を年代順に並べる、人に注目して行動を追う、等がありますが、学生じゃないので年表を意味なく覚えることは避けて、登場人物の行動を追うやり方にしたいと思います。ドラマ的な理解の仕方ですね。

今回は人物までブレークダウンせず、李氏朝鮮vs.日本の国レベルで、李氏朝鮮を主語にして、日清戦争まで、を書いてみます。

・豊臣秀吉が2度出兵してくるが、明軍に援軍を依頼し支配は免れる
・清が侵略してきて、臣下に入る
・日本が開国し、挨拶に来るが国書の受取を拒否する
・日本が実力行使(江華島砲撃)し、条約を結ぶ(日朝修好条規)
・内乱(壬午軍乱)が起き、清軍に鎮圧を依頼する
・開化派クーデター(甲申政変)が失敗し、以後日清のどちらかが出兵する際には事前通告することを取り決める
・内乱(東学党の乱)が起き、閔氏政権が清軍に鎮圧を要請、日本も対抗して出兵し日清戦争になり日本が勝利する

なかなか現代に辿りつきません。今日はここまで



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