日常生活のTIPS(20)〜歴史の概観の仕方

学生の勉強はどちらかと言えば「お仕着せ」、用意されたレールに従って勉強を進めるのが普通です。どうやって勉強したらいいのかわからないんですから、教えられるまま学習を進めるしかありませんものね。

社会人の勉強は興味に従って手を替え品を替え、切り口や視点を変えながら濫読できることにメリットがあります。特に社会人の歴史の勉強は、人物や事象を年代順に追って、なんて面白くもないことを強いられることがないので、興味が湧いたことをどんどんいろんな切り口で眺めてみることをお勧めします。

特に学生時代に歴史が嫌いだった人、興味が持てなかった人にお勧めなのが、世界史を外観している書物です。これなら一冊当たり1、2日あれば読めるので、有史以来の歴史をざっと頭に入れるのに役立ちます。

ここでは次の書物をお勧めしておきます。

「覇権」と言う切り口で世界史を眺め直したものです。経済、イデオロギー、植民地獲得、宗教観、文化・文明、生存圏の6つの軸で概観しています。歴史を知ると言うより、歴史を捉え直す、と言うところですかね。

ここまでにしておきます。


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