日常生活のTIPS(16)〜歴史の流れと捉え方(2)

またくだくだと御託を並べます。

歴史ファンの多くは、登場人物、遺跡、戦争等の事件等々を詳しく知ることに喜びを感じる方々かもしれません。しかし筆者はその人々とは一線を画したいと思います。歴史を勉強して何がしたいのか?よく言われる「歴史は繰り返す」のは本当なのか?過去起きたことはまたこれからも起きるのか?が知りたいのです。偶然の積み重ねと言う意見も見方もあることは承知していますが、社会生活の基盤として宗教が力を持ち、その後宗教家から権力を奪った王様がやがて一般大衆が起こした革命で倒れ民主主義になって、、、と言う国が多いのは偶然でしょうか?

一つの鍵は、歴史の流れを起こした「背景」ではないかと思います。

背景の一つは気候の激変。ゲルマン民族の大移動が代表的なものでしょう。

あと大きなのが経済の動きでしょう。大航海時代の決済手段は銀だったようですが、日本が産出してきた銀が枯渇した結果、オランダが凋落、イギリスへ覇権が移った背景の1つなのだそうです。その後イギリスが植民地戦争でフランスに勝利し大西洋の三角貿易で国際資本主義を確立して地位を上げていきます。

そして豊かになった民がもっと自由に活動させろと運動し始める=市民革命への流れです。

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疑問を持ちながら歴史を追うこと。歴史を遡ること。人物像など断片にしか過ぎません。ビジネスマンとしての歴史の勉強とは、過去の歴史の流れの大筋を掴むこと、今後の世界の方向性を予測すること、だと思います。

ここまで


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