朝鮮半島・満洲史を追う(8)〜朝鮮半島と満洲の関係

亡父が日本統治下の朝鮮半島で生まれ、母が幼少の頃敗戦まで満洲に暮らしていたのが朝鮮半島と満洲の歴史学習を始めたきっかけと申しました。しかしこの地域には古代から密接な関係があるのです。下の動画をご覧ください。

朝鮮の統一王朝には

7−10世紀の新羅
10−14世紀の高麗
14−20世紀の李氏朝鮮

がありますが、それぞれの支配者の出自は

新羅=統一者:文武王は韓人(中国は唐時代)ですが、
高麗=建国者:王建は満洲人(中国は宋・元時代)
李氏朝鮮=建国者:李成桂は満洲人(中国は明・清時代)

だったのです。今の中国が朝鮮半島を中国の一部と考えている(らしい)理由が分かります。

古代から朝鮮半島と満洲地方は人々が往来、交流しており、中世・近代は満洲人が朝鮮半島を支配していたと言うことを念頭に置いて歴史を眺めてみるべきだと言うことです。

ここまで

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