朝鮮半島・満洲史を追う(1)〜朝鮮半島史の概略

あれこれ能書きが多くなりました。現状、中華人民共和国、大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国がそれぞれ勝手に自分たちの歴史を語って(騙って)いるので、まずは政治信条を抜きにして事実だけを並べることにします。「韓国併合への道 完全版」を参考にしました。スタートは日本の幕末にします。

【清国(李朝)ー江戸末期】(-1868)

()は属国を示します。日本で明治維新が起きて李朝との関係に変化が生じます。

【清国(李朝)ー日本】(1868-1895)

日本が政権交代したので使節を李朝に派遣しますが国書の受取を拒否されます。その後の交渉もうまくいかず、江華島事件(1875)が起きた後、朝鮮を独立国家として日朝修好条規を結びます(1876)。

「清国朝鮮商民水陸貿易章程」(1882)に李朝が清国の属国であることが明記されます。

その後も日清の間で朝鮮に対する主導権争いが続き、日清戦争(1894)後、下関条約(1895)で晴れて清国からの独立が明記されます。

因みに日本は下関条約で台湾を獲得しています。

【清国ー李朝ー日本】(1895-1896)

日清戦争後、三国干渉があり、それを見た朝鮮内で親露派が台頭、閔妃殺害事件の後、高宗がロシア公使館に逃げ込み、実質ロシア支配下になります。

【清国ーロシア(李朝→大韓帝国)ー日本】(1896-1905)

高宗がロシア公使館を出て国名を「大韓帝国」と改称します。

義和団事件(北清事変)(1900)の後、ロシアが満洲から撤兵せず、日露戦争(1905)になり、勝利した日本は大韓帝国を保護国として韓国総督府を起きます(1905)。

【清国ーロシアー日本(大韓帝国→朝鮮総督府)】(1905-)

その後、日韓併合(1910)して韓国皇帝が韓国王、大韓帝国の称号は朝鮮となります。

参考書籍が「韓国併合への道」なのでここまでにします。

ここまで









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