日常生活のTIPS(3)〜東洋医学と西洋医学

筆者は医療に関する知識が乏しいので以下に述べるのはあくまで「印象」、どちらかと言えば「偏見」です。

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普通の人は病気に罹ったら代々伝わる秘伝の治療法に頼ったりお祓いを頼みに行ったりしませんよね。現代人が頼る治療、西洋医学は「科学」です。「科学」とは再現性、客観性を重視して長年積み上げてきた属人性を排除した論理で説明できることを基礎にしているわけですね。

片や中国発祥と言っていい東洋医学は、実証主義、つまり薬草(漢方)を飲んで良くなればそれは効果があったのだ、理屈は知らん、と言う立場のようです(相当偏見が入っている)。Aさんに効いたからBさんも効くだろう、効くはずだ、と言うことです。どうしてAさんに効果があったか深く解明するのはさておいて。

筆者に言わせると、後者、東洋医学は「工学的」な感じです。理屈はどうあれうまく行ったならそれでよし、と言う立場ですね。前者、西洋医学は理屈が説明できるところ、説明できないところを明確にしている、今説明できないところは今後説明できるように努力はする、ような印象を受けます。

こんな例えは医療関係者からは暴論と言われるでしょうが、鳥が空を飛んでいるのを見て、飛ぶ原理を追究しようとするか、取り敢えず鳥の真似をして飛んで見るか、のアプローチの違いに見えます。(両方からアプローチして飛行機が生まれた)

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以上、偏見でしたが、悪意はありませんので念のため。

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