朝鮮半島の歴史(1)

しばらく朝鮮半島の歴史を追ってみることにします。多くの書籍や研究者の動画を漁って得た印象は、

1. 古代から現代までの通史らしきものが存在しない

中学や高校で一応は日本史をなぞり、テレビドラマや映画等で古代から現代までコンテンツが豊富な日本との大きな違いで面食らうところです。日本は万世一系と言われる天皇中心の国がずっと続いているわけですが、その感覚で他国を見ると大きな違いを感じます。

中国もそうですが、同じ地域で複数の王朝が入れ替わり立ち替わりしており、日本含む列強が近代化に関わってきたので、現政権の正統性を誇示するためなのか、教育含むプロパガンダが強くて何が本当の歴史なのかがよく見えないのが特徴です。

2. 中国の支配下にあったり、未だに国家が分断されているためなのか、主体的に語れる客観的な史観がほぼない

政治的にナイーブな点なのであまり大っぴらに語る人は少ないですが、そもそも単独の国家と言える状態になったのは日本統治が終わってからです(今でも中国や米国の支配下にあることは間違い無いですが、それを言ったら日米安保条約のある日本も同じです)

よって、朝鮮・韓国(ここではひとまとめに朝鮮半島と書きます)の歴史を単独で語るのは難しく、日韓関係で語るのはさらに難しくなる、と言う状況だと思います。

今日はここまで

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